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片づけ下手さん気をつけて!物が溢れると増えてしまう心のストレス3選

おかさん干物主婦/気楽な生活研究家

物をたくさん持っておくと、必要なときにすぐ使えるから安心なはず。しかし、なぜか暮らしにくいと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。筆者も汚部屋の頃は使いきれない量の物を抱えながら暮らしにくい日々を過ごしていました。

今回は、筆者が片づけられるようになった今だからこそ気づいた、物が溢れると増えてしまう心のストレスを3つご紹介します。

1.使わなきゃ!

食べ物なら傷む前に食べなきゃ。服なら季節が変わるまでや流行中に着なきゃなど、物はたくさん持つほど使いきらないともったいない!と思ってしまうものです。しかし、1日に何度も無理をして食事をすれば内臓に負担がかかりますし、何回も服を着替えるのは洗濯回数が増えてしまいます。

物をたくさん持つことで自分や家族にプレッシャーをかけてしまうのは健康的ではありません。また、使いきれなかった物を捨てるときには「もったいなかった」「買って損をした」と後悔の気持ちから自己否定をするリスクもあります。

2.管理しなきゃ!

10個の物と比べて100個の物を管理することは大変な作業です。100着の服、100冊の本など数が多ければ多いほど、片づけや収納方法、掃除に時間を取られてしまいます。物を減らせば「物の管理」にかける時間も少なくなるので、やるべき家事や仕事、やりたい趣味などに時間をかけられるようになります。

物をたくさん持つと「散らかっているから片づけなきゃ」「埃が溜まったから掃除しなきゃ」と貴重な時間を割いてしまうことが多くなり「今日もやりたいことができなかった」と落ち込む可能性が高まるでしょう。

3.捨てなきゃ!

物をたくさん持つと、捨てる作業も厄介です。捨てるといっても分別する手間や、家とゴミ集積所を何回も往復する時間。大量のゴミ出しを近所の人に見られて恥ずかしくなるかもしれません。自治体によっては不燃ゴミや粗大ゴミは月に1回、予約制などルールがあります。期日を忘れてしまうと大量のゴミが部屋に置かれたままになるので窮屈になります。また、季節が暖かくなると悪臭や害虫などが発生しやすくなるため、不衛生な環境にも不快感を覚えるでしょう。

余分なストレスはいらない物と一緒に手放そう!

災害時に備え、物を持つことで安心する場合はあります。しかし、暮らしに不便さを感じているのであれば、物を持ちすぎることで心にストレスをかけているのかもしれません。物を一気に減らすことは難しいですが、3つ5つと減らし続けると、いつしか心のストレスも減っていくはずですよ。

※記事内容は個人の感想や見解を含みます。

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干物主婦/気楽な生活研究家

ゴミと埃と害虫で苦労した元汚部屋暮らしの整理収納アドバイザー。ぐうたらな「干物主婦」でもあります。「気楽な生活」のための片づけ、整理収納、ライフスタイル、アイテム紹介などを発信。1LDK賃貸に夫と3歳の息子、3人で暮らしています。

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