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星野リゾートの1250円モーニングがお得・おいしい・おしゃれ|大阪・新今宮「OMO7大阪」

大木奈ハル子/ていない東京で小さく豊かに暮らす40代

昼でも夜でも、おはようございます。
朝メニュー愛好家「ていない(ていねいじゃない暮らしのブログ)」の大木奈ハル子です。

2022年4月、大阪西成の新今宮駅前に大人気ホテル「星野リゾート」の「OMO7大阪」ができました。
駅からホテル併設の芝生庭園がみえて、これまたなんともおしゃれなんです。

新今宮駅前の星野リゾートOMO7大阪/芝生見える写真撮ってないという凡ミス
新今宮駅前の星野リゾートOMO7大阪/芝生見える写真撮ってないという凡ミス

ざくっと調べたところ宿泊料金は2人で1泊3万円〜という感じで、決して安くはない(少なくとも私にとっては)。
中に入ってみたくてたまらないけど、泊まるほどの予算は私にはない…。

諦めきれず調べてみたところ、カフェブース「OMOカフェ&バル」朝限定メニューの、モーニングセットなら1250円で食べられるということが判明。

ということで、10月吉日、星野リゾートの大阪・新今宮「OMO7大阪」モーニングだけ食べてきたので、食レポさせていただきます。

先にざっくりした感想を伝えると、ピカピカ広々なおしゃれ空間で、野菜たっぷりのおしゃれモーニング食べられ、気分は最高でした。

※当記事では2022年10月現在情報を税込価格で記載しています。

星野リゾート大阪・新今宮「OMO7大阪」のOMOカフェ&バルのモーニング1250円

「OMO7大阪」で朝食メニューが食べられるのは2店舗。
「OMOダイニング」と「OMOカフェ&バル」です。

「OMOダイニング」のモーニングはビュッフェ形式で大人は2500円。
「OMOカフェ&バル」のモーニングはワンプレートセットで1250円、メニューは5種類から選べます。

星野リゾート大阪・新今宮「OMO7大阪」/1250円のモーニングセット5種
星野リゾート大阪・新今宮「OMO7大阪」/1250円のモーニングセット5種
  • クロックおかんセット(サラダ、スープ、ドリンク付き)税込1250円
  • ピザトーストセット(サラダ、スープ、ドリンク付き)税込1250円
  • フレンチトーストセット(サラダ、スープ、ドリンク付き)税込1250円
  • パンプレートセット(サラダ、スープ、ドリンク付き)税込1250円
  • サラダプレートセット(サラダ、スープ、ドリンク付き)税込1250円

OMO7大阪のモーニングはホットコーヒーが飲み放題

セットドリンクは4種類。

  • アイスコーヒー
  • オレンジジュース
  • アイスティー
  • ホットティー

その他にセルフサービスでホットコーヒーが飲み放題になっています。

中央のコーヒーサーバーからセルフで注ぐシステム。
中央のコーヒーサーバーからセルフで注ぐシステム。

つまりは、長居OKなスタンスってことですよね?ありがとう、星野リゾートさん。

OMO7大阪のモーニング|サラダプレートセット

モーニングに1250円って、普通で考えると高いと思うでしょ?
でも、全然そんなことなかった。

私はめちゃくちゃ安いやん!とむせび泣きました(泣いたのは嘘だけど本当にびっくりした)。

1つ目に注文したのは「サラダプレートセット」。

OMO7大阪のモーニング/サラダプレートセット1250円
OMO7大阪のモーニング/サラダプレートセット1250円

じゃん!
見た目がおしゃれだし、ボリュームも満点。

何より、食材の品数がすごい。

サラダをアップにしてみました。
10品目ぐらいは軽く入ってた。
ドレッシングもおいしい。
なんといいますか、おしゃれなカフェの味がします。

野菜は全部フレッシュでピカピカ。
そして野菜そのものがどれもおいしい。
これが星野リゾートのクオリティなのね。

ミネストローネも具沢山でした。
くたくたに煮込まれた野菜の優しい酸っぱさと甘みが、目覚めたての胃にしみわたります。
おいしいよう、おいしいんだよう。

調理工程をシンプルにして厨房を少ない人数でまわせる体制にしたり、ドリンクやスープ用の食器は使い捨ての紙皿にして片付けの手間を省いたり、お客さん自らがお盆を運ぶセルフサービスにしてウェイターをなくすなど、手間をなるべくはぶいているからこそ、このメニューが1250円という価格設定が実現したのかなと考察。

OMO7大阪のモーニング|フレンチトーストセット

2つ目に注文したのが「フレンチトーストセット」。

OMO7大阪のモーニング/フレンチトーストセット1250円
OMO7大阪のモーニング/フレンチトーストセット1250円

しみじゅわのフレンチトーストに、別添えでホイップクリームといちごジャム。

生クリームは菓子パンにはさまっている私が普段食べている生クリームとは一線を画す、生クリームより濃厚で高級なお味です。

いちごジャムも果肉がそのまま入っていて、プレザーブ(果物の原形を残したまま砂糖等で煮たもの)に近いです。
甘すぎずフレッシュな味わいで、生クリームとのコントラストがたまりません。

フレンチトーストには、中身まで卵液の染みてない芯の部分でパン本来の味を楽しむタイプと、中まで卵液がヒタヒタでぐじゅっとなっているタイプがありますが、これは後者です。

半分食べてから写真を撮ろうとしたのですが、柔らかすぎて崩れてしまい断念しました。

OMO7大阪のモーニングセットに使われている他のパンは全て山形の食パン(一般的に口当たりがハードであっさりのものが多い)なのに、フレンチトーストだけ四角いもの(一般的に口当たりしっとりのものが多い)を使っているあたりに、こだわりを感じます。

山形食パンと食べ比べたわけではいため断言はできませんが、しっとりしてクリーミーなタイプの食パンを使っているのかなと思いました。

ついているミニサラダは、サラダセットと同じものでした。
けっこうボリュームもあり、何より品目数が多くて体にうれしい。

OMO7大阪のカフェモーニングはシチュエーションが最高すぎた

このおしゃれなモーニングを、こんなおしゃれな空間で食べるわけです。

別角度からももう1枚。

いや、どんだけ広々してるねん!(大阪的ツッコミ)

最高です。

広々としたカフェスペースは、席同士の間隔も広く、顔の部分に行燈ライトが配置され、隣のテーブルが気にならないよう配慮されています。

壁はガラス張りで外の芝生庭園が一望でき、借景は絶景です。

しかも、ホットコーヒーおかわりし放題。
ゆっくりしたくなる空間で、ゆっくりし放題ってワケです。

それは私にとって、幸せすぎる朝のひとときでした。

OMO7大阪|お食事(公式ホームページ)

東京で小さく豊かに暮らす40代

朝メニュー愛好家。都心の小さな1Rで夫婦暮らし中。「ささやかな贅沢」と「遊び心のある節約」をテーマにグルメ・カルチャー・ライフスタイルなど雑多に発信しています。東洋経済オンラインにて「チェーン店最強のモーニングを探して」連載中。ブログ「せまいえ(1ルームで2人暮らし)」運営。著書に「台所図鑑」

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