ライフスタイル雑記ブログ「ていない（ていねいじゃない暮らしのブログ）」の大木奈ハル子です。

なんとワタクシ、まんまと大手ECサイトで模造品の浄水カートリッジを買ってしまっていた…。

LIXIL（リクシル）などの浄水カートリッジの模倣品が大手ECサイトなどで販売されているとして、消費者庁が注意喚起を行いました（2023年2月1日）。

テレビでも大きく報道され、そこで初めて、偽物をつかまされていることに気が付いたのです。

正規品を購入したので、本物と偽物の比較写真を掲載します。

LIXIL浄水カートリッジ模造品は偽物なのににINAXのロゴ入り

LIXIL浄水カートリッジ「JF-21」の偽物が左、本物が右です。
本物はLIXILのネットショップで買いました。

どちらもINAX（イナックス）のロゴが入っています。
実は注文時は定価と比べて安かったので、模造品を疑っていたのですが、届いた浄水カートリッジにはINAXのブランド名が入ってたので、本物が届いたと思っていました。

なんでLIXILなのにINAX？と不思議に思うかもしれませんが、INAXは2011年にINAXに統合されています。
そのため、右側のLIXILの正規品にもINAXのロゴが入っています。

浄水カートリッジ、箱から出すと模造品は正規品にソックリ！？

箱から出した状態がこちら。パッとみた感じそっくりです。
袋は偽物の方がひとまわり大きいのですが、見比べてもよくわからない程度。

裏面のプリントもそっくり同じ。
偽物にもLIXILのお客様相談センターの電話番号がプリントされていて、これを偽物だとしろうとが見分けるのは極めて困難だと言わざるを得ません。

浄水カートリッジの細部は本物と偽物で全然違った

袋から出してみました。

左が偽物で、右が本物です。

フィルターをぐるりと覆う不織布の部分が、偽物はのりづけなし、本物はぴったりとのりづけされていました。

一見するとそっくりですが、並べてみるとサイズも微妙に違います。

上の部分。
プラスチックが偽物よりも本物の方が透明度がわずかに高い。
あと、本物の方がゴムに艶があります。

一番違ったのが底部分。形状が全く違います。
本物についている中央の突起が、偽物にはありません。

模造品に注意しようと言われても…

私は浄水カートリッジの偽物を購入していたのですが、今回の消費者庁の注意喚起がなかったら、絶対気がつかなかった自信があります。

Amazonや楽天市場など大手ECサイトで正規品として販売されているのだから、本物なのだろうと思っていたらそうでもなくて驚かされました。

交換の際に、正規品を外して模造品をセットしたはずなのですが、しろうと目には見分けられませんでした。

模造品に注意しようと言われても、購入者側で見分けるのはかなり難しいです。
ECサイト側で模造品を販売させないチェック機能を強化してほしかったというのが本音です。