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無料バスで東京めぐり|水素バスで東京駅から銀座を経て東京タワーを観光

大木奈ハル子/ていない東京で小さく豊かに暮らす40代

東京駅と竹芝地区や東京タワー(一部の便)を無料で巡回運行する「JR竹芝 水素シャトルバス」に乗って、「プチバスツアー」を楽しんできました。

東京タワーはもちろん、銀座を通って、東京湾も見えたりして、下車しなくてもぐるっとまわって、バスの車窓を眺めるだけでけっこう楽しめます。

当記事ではサクッと乗車レポートをお届けします。
お金をかけずにお出かけを楽しみたい方におすすめの記事です。
公式ホームページや時刻表へのリンクを当記事の最後に記載していますので、興味のある方はチェックしてみてください。

都心の小さな1Rで夫婦暮らし中の、ミドルシニア主婦です。日々のテーマは「ささやかな贅沢」と「遊び心のある節約」。

JR竹芝 水素シャトルバス停車駅

停車駅は4つだけ。ルートは以下になります。

東京駅丸の内南口

ウォーターズ竹芝

日の出ふ頭

東京タワー(便による)

東京駅丸の内南口

東京駅を出て帰ってくるまでに小一時間ほどです。

(東京タワーは便によって立ち寄る場合と、通過する場合があります)

水素バスに東京駅丸の内南口前から乗車しよう

「JR竹芝 水素シャトルバス」は、東京ステーションホテル前のバス停から乗車できます。

水色のボディで、ツルッとした丸みのある車体は近未来的でかっこいいです。
こんなハイテクバスに無料で乗れるなんて、嬉しすぎます。

車内はこんな感じ。
運転手さんに許可を得て、撮影させていただきました。

「JR竹芝 水素シャトルバス」後部座席から前方を撮影
「JR竹芝 水素シャトルバス」後部座席から前方を撮影

「JR竹芝 水素シャトルバス」の座席は21席。
ブルーのシートと、黄色のパイプの配色がポップでかわいい車内です。

「JR竹芝 水素シャトルバス」運転席側から後方を撮影
「JR竹芝 水素シャトルバス」運転席側から後方を撮影

SDGsをうたっているだけあり、車椅子やベビーカーにも対応しています。

東京駅でベビーカーの乗車があったのですが、運転手さんがスロープをささっと準備していて、補助もスムーズで対応も親切で、良い感じでした。

「はとバス」ならレインボーブリッジから銀座をめぐるツアーで2,000円ほどするので、これが無料で利用できるってすごいなぁ。

エンジン音は静かですが、けっこうパワフルでした。
普通のバスと変わらないぐらいしっかり走ってた印象です。

銀座をドライブして車窓から東京湾を楽しみつつ、東京タワーへ

「JR竹芝 水素シャトルバス」は銀座を突っ切るルートです(土日は歩行者天国になるため別ルートになります)。

GINZA SIXを抜けて、アップルストアも通過。

「ウォーターズ竹芝」へ向かいます。

ウォーターズ竹芝は劇団四季の劇場のほか、無料で利用できる芝生広場などもある
ウォーターズ竹芝は劇団四季の劇場のほか、無料で利用できる芝生広場などもある

「ウォーターズ竹芝」には、劇団四季、5 つ星ホテルのメズム東京があります。
東京湾を望む、開放的な芝生広場は無料で利用できます。

海の向こうに浜離宮庭園が見えて、そのはるか向こうに東京スカイツリーも見えてました。

芝生のまわりに、誰でも使えるテーブルと椅子がたっぷり並んでいて、近所のコンビニでお弁当買って食べるだけで、最高に気持ちの良いピクニックになりそう。

次は「日の出ふ頭」へ向かいます。

「日の出ふ頭」にはいくつかの船着場があります。
水上バスとかが出ているようです。
豪華客船シンフォニーの船着場には、一時期世間を騒がせたネズミが。

なんと、バンクシーのネズミ(多分本物)です。

シンフォニーの待合にポツンと飾ってあります。
見学はもちろん無料。
誰でもふらっと入って、じっくり観られます。

最後は「東京タワー」へ。

裏側のバス駐車場みたいなところにバス停がありました。

水色の水素バスと、赤い東京タワーのコントラストがポップです。
東京タワーも、下の方は無料で利用できます。
フードコートとかもあって、そこそこお手頃な値段でお茶したり軽食を食べたりもできます。

乗ってるだけでも楽しい「JR竹芝 水素シャトルバス」、どの駅で降りても無料で楽しめます。節約レジャーをお探しの方におすすめしたいプランです。

【関連リンク】
JR東日本|JR竹芝 水素シャトルバス(外部サイト)
時刻表(PDF)

ウォーターズ竹芝にあるホテル「メズム東京」のレポート(筆者ブログ)
ウォーターズ竹芝にあるカフェ「BANK30」のランチレポート(筆者ブログ)
竹芝ふ頭にあるカフェ「日サイドシーサイド」のランチレポート(筆者ブログ)

東京で小さく豊かに暮らす40代

朝メニュー愛好家。都心の小さな1Rで夫婦暮らし中。「ささやかな贅沢」と「遊び心のある節約」をテーマにグルメ・カルチャー・ライフスタイルなど雑多に発信しています。東洋経済オンラインにて「チェーン店最強のモーニングを探して」連載中。ブログ「せまいえ(1ルームで2人暮らし)」運営。著書に「台所図鑑」

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