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【河内長野市】インドネシアと日本のかけ橋へ。インドネシア料理を通じて文化交流を目指す「バリコーヒー」

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

コロナ禍で海外旅行が行けなくなりました。しかし海外の気分は味わいたいもの。それが河内長野駅東口から徒歩3分の距離にあります。その名はバリコーヒー(BaliCoffee)さん。

コーヒーと名前が付いていますが、カフェ利用も可能な本格的な味が食べられるインドネシア料理店です。

これは河内長野駅東口からみたルート。少し遠くに赤い色が見える場所にあるのが、バリコーヒーさん。イズミヤさんに向かう橋のすぐ手前にあります。

こちらが入り口です。店名が「バリコーヒー」ですが、バリ島の料理ではなく、オーナーシェフのエディ(EDDY)さんの故郷、中部ジャワの料理が中心となっています。

あえてバリという名前にしたのは、バリ島がインドネシア国内のどこよりも日本人に特に有名、かつ観光で人気の島なので、わかりやすさと親しみやすさからこのネーミングにしたそうです。

2016年に来日したオーナーのエディさんは、ジャワ島の中部にあるジョグジャカルタの出身。カンボジアのアンコールワット、ミャンマーのバカン遺跡と共に、世界3大仏教遺跡と言われているボロブドゥール遺跡がある町です。

かねてよりインドネシアのことを日本の人たちにも知ってほしいと考えていたエディさん。文化を勉強してもらうことより、料理を知ってもらうことがそのいちばんの近道と考えたそうです。

レストランを開業するため、通訳を兼ねた店長の森泰雄さんと大阪市内の物件を何軒も見て回ったそうですが、どこもどうもしっくりこなかった。そうして巡り合ったのが、緑豊かでゆったりとした空気の流れる河内長野市。

「ここだ!」ということで、2019年6月にお店をオープンしたそう。これは市民にとって、ちょっとうれしい話ですね。

そっそく店に入ってメニューを開きました。インドネシア料理の中でも、日本人に知名度の高いミーゴレンやナシゴレンといった料理が並んでいます。ちなみにミーは「麺」、ナシは「ごはん」、そしてゴレンは「炒める、揚げる」というインドネシア語です。

店名にコーヒーとついているだけあって、コーヒーのメニューもいろいろそろっています。インドネシアは、実は世界第4位のコーヒー大国。1万4,000もの島で構成されているインドネシアですから、島によってコーヒーの味が異なるのも大きな特徴です。

バリコーヒーさんでは、もちろんバリ島だけでなく、インドネシア各地のコーヒーが味わえますから、何度もリピートしてコーヒーの飲み比べも楽しいかも。選ぶのに困ったら、森店長がアドバイスしてくれます。

このほか、こういうメニューを見ました。右手のルアックコーヒー、灰色をした動物が出ていますが、これはジャコウネコ。このジャコウネコの糞から採取したコーヒーの生豆を洗浄・焙煎し、抽出するのがルアックコーヒーです。

糞から抽出と聞けば一瞬驚くかもしれませんが、実は非常に希少価値の高いもの。しかしバリコーヒーさんでは、市場価格の半分以下と、驚くほどリーズナブルに、この至高の味が楽しめます。

店内のようすです。インドネシアの調度品がところどころに置かれていて、料理の匂いと共に、店内に入った瞬間に異国の空気がします。まさに、どこでもドアで河内長野からインドネシアに移動した感じです。

席は2021年9月現在、コロナ対策用になっているため、少なめに設定されていて、4テーブル10席です。

壁にもインドネシアから持ち込まれたエスニックな布地やタペストリーが。奥の間仕切りもインドネシアそのもの!

さて、注文したピリ辛ナシゴレン・スパイシーチキントッピング(1,100円)が登場しました。

ナシゴレンですが、インドネシア料理店以外のアジアンレストランやちょっとこだわりメニューのあるカフェでも置いていることがあります。しかし、そこはネイティブなインドネシア人エディさんの作る逸品。

それらのナシゴレンとは一線を画す、スパイスやハーブの香りがまったく異なる本格派の味です。ひと口食べたときに、ジャカルタ旅行のときに食べた記憶が頭の中から滲み出るように湧いてきて、とても懐かしかったです。

これはベジタリアンの方向けの料理のオセンカンクン(700円)。

空芯菜の炒め物とテンペ(インドネシアの納豆)の揚げ物、サンバル(インドネシアの辛い赤唐辛子ソース)のワンプレートです。インドネシアの人は、このサンバルが大好き。料理のタレにしたり、ごはんと一緒に食べたりと、日常の食卓に欠かせません。

こちらはナシゴレンについているスープです。バリコーヒーさんの料理は現地そのままの味ですが、辛さは日本人向けにマイルドに調整していますので、辛いものが苦手な人でも安心。

しかも料理を食べている間にも、エディさんが何回も「辛さは大丈夫ですか?辛くないですか?」と気を使ってくださいました。

逆に、もし現地のような本格的な辛さや味がお好みなら、注文時にそう伝えればそのように作ってくださいます。

これは河内長野駅側とは反対方向、石川と天見川の合流点付近から撮影したものです。河内長野の自然に違和感なく存在するバリコーヒーさんで気軽にインドネシアの味を堪能してみましょう。お持ち帰りもしています。

BaliCoffee(バリコーヒー)
住所:大阪府河内長野市長野町6-14
営業時間:10:00~20:00
定休日:月曜日
アクセス:南海・近鉄河内長野駅東口から徒歩3分
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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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