【富田林市】河内長野市との境に何がある?実際に歩いてみて気づいた境界付近の様子を紹介しましょう
富田林市は南河内行政の中心自治体で、周辺にいろんな市があります。その中でも南側に広がる河内長野市との境界線が、突然、無性に気になってしまいました。
まずは富田林市と河内長野市の境界線を地図から調べてみました。両方の市の境は、赤い線で引いたところ。また左上の途切れている所には、大阪狭山市、右下には千早赤阪村があります。
このように両方の市の境は結構長くあるのですが、真ん中あたりからは石川、そこから南側は山中のようです。そして観心寺のすぐ上のあたりも境界線。
そのあたりは、行くのは少し困難です。しかし北側のちょうど青い丸で囲んだところは行きやすそう。そこで実際に見てくることにしました。
上の地図を拡大しました。場所は錦織公園の南西のあたりです。さてこの辺りには何があるのでしょう。
錦織公園の南口の境目には、東西に続いている幹線道路があります。この道路は大阪府道38号線、富田林泉大津線。
地図を見ながら道路を歩いています。この道路は富田林市内。その先に緑が広がっていますが、あの緑のあたりは河内長野市です。そしてさらに緑の奥の山のあたりになると、願昭寺が見えるのでまた富田林市。
さて、道路から南側に入ってみましょう。住所は須賀1丁目です。府道から入ると、最初住宅地がありました。それを越えていくと、突然雑草の生えた場所が現れます。
これを拡大すると、こうなっています。看板を見る限りここは富田林市に当たる場所ですが、地図を見るとすぐ目の前は河内長野市。
そしてその先にこういう場所を発見。後でわかりましたが、ここが富田林と河内長野のちょうど境目に当たります。
そして先ほどの画像の反対方向を見ると全く違う光景になっています。境目の所は歩道になっていました。そして右側には集合住宅が建っています。そして電信柱を拡大してみると......。
木戸三丁目と表記しています。この木戸三丁目は河内長野の住所。つまりここから先は河内長野市内に入ったことを意味します。
というわけで富田林市内から河内長野市内まで歩いてみました。実際に行くまでは、地続きの自治体の境い目は、何もなく突然とあらわれるようなイメージがありました。
しかし、この辺りは境い目に盛り土のようなものがあります。両方の市がまるで非武装中立地帯のように分かれているのが印象的でした。
富田林と河内長野の境界線
住所:大阪府富田林市須賀1丁目
営業時間:24時間自由入場可能
定休日:無休
料金:無料
アクセス:南海滝谷駅から徒歩15分