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【富田林市】ハイキングを兼ねて産直めぐり!千早赤阪に向かう府道沿い、野菜農家直売所で格安の秋の恵みを

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

滝谷不動の目の前を走る大阪府道202号線を東に向かって歩いていくと、旧南河内郡東條村だったところに到達します。そこは勾配のある田園地帯が広がっていますが、同時に野菜や養鶏場の直売所が点在。天気の良い日のハイキングを兼ねて出かけるのには最適です。

その中で、新鮮な季節の野菜などを販売しているきらく農園さんで、旬の野菜や果物を買ってきました。

大阪府道202号線・森屋狭山線(もりやさやません)は、大阪狭山市の狭山池の南から東方向、途中国道170号線(大阪外環状線)と合流地点を経て、滝谷不動の前を通り、最終的に千早赤阪村の森屋まで通じています。

そして瀧谷不動尊の前からさらに横に行くと、旧南河内郡東條村のエリアに到達。ここまで来ると南北に流れる佐備川を中心に、のどかな農園が広がっております。

そしてこのあたりには、新鮮な卵や鶏肉を販売する養鶏場やはちみつ、そして新鮮な野菜と果物を販売している直売所が並んでいました。地図で示したブルーの道沿いに歩いています。

1957年1月15日に、富田林市に編入されるまでは別の自治体だった旧東條村地域。佐備地区から南の甘南備まで行けば、富田林市農業公園サバーファームも近くです。

この周辺の移動は本来車で行くのがオーソドックスですが、私はあえて歩いて東に向かってみました。その方が新しい発見があると思ったからです。

ところが平日の午後に訪問したのが災いしたのか? 野菜の直売所の多くは閉まっていました。お昼ごろまでに売り切れてしまったのかもしれません。しかし1ヶ所、きらく農園さんは開いていました。

きらく農園さんのある場所を簡単に紹介します。地図の右側に赤い線を引いていますが、ここが千早赤阪村との境界線。つまり富田林でもそれだけ東側にあるということ。

このときは滝谷不動駅から、面白いものがないかとゆっくり時間をかけて歩きましたが、きらく農園さんだけ行くのなら、中佐備バス停もしくは、千早赤阪村の森屋西口バス停からのアクセスが便利です。

きらく農園さんが見えるところまで来ました。ハイキングで直売所に向かうときの注意点は、府道に歩道がないところがあります。明るい時間に行くとしても、車の往来に気をつけ、事故にあわないよう十分に注意しましょう。

きらく農園さんの前に来ました。新鮮野菜を販売している看板。まるで大衆居酒屋のように商品の短冊がぶら下がっている姿を見ると、ついつい期待してしまいます。

そしてこちらが実際に販売しているものです。採れたての野菜が実に安く販売されています。

訪問時は10月上旬でしたので、栗やかぼす、すだち、そして大きな柿が販売されていました。柿ですが、画像では籠単位だけですが、お得な袋単位もありました。

さらに興味深いのは手作りの加工品。芋100パーセントの手作りのこんにゃく。料金もお得で、これは買わなくてはなりません。

果物のほかにもカボチャや冬瓜など、旬の野菜が目白押し。重たいですがリュックに収納して買って帰りました。

きらく農園さんはみかんにも力を入れられているようで、すぐとなりにみかんの直売所もありました。

このまま森屋バス停まで引き続き歩きました。いつの間にか千早赤阪村に入りましたが、すぐのところにも直売所を発見。残念ながらこちらも閉まっていました。もっと早い時間に来れば開いていて楽しめたかもと思いつつ、楽しいひとときを過ごしました。

最後に買ってきたものを紹介しましょう。これで1200円。どれも魅力的なものばかりで、料理にするのが今から楽しみです。

きらく農園
住所:大阪府富田林市佐備1977-4
営業時間:9:30~17:00 
アクセス:富田林駅よりバス 中佐備もしくは森屋西口バス停から徒歩17分

奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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