【富田林市】みつばち博物館は、ハチミツのプロフェッショナル!専門スタッフに相談して好きな味を探そう
市の南東部にある旧南河内郡東條村地域に、自らをミュージアムと称した「みつばち博物館」があります。
実はハチミツ販売店ですが、名前の通りミュージアムと称してもおかしくないほどの豊富な種類のハチミツと、スタッフの的確なアドバイスがもらえる場所なんだそうです。それでは、実際にどんなところか行ってみることにしました。
中佐備バス停から、千早赤坂村方面に歩いていく、もしくは府道202号線沿いに車で向かえば、みつばち博物館があります。途中にこのように大きな看板があるので、おそらく迷うことはありません。
目印としては、こちらサバーファーム方面に入らずに、直進してください。この看板を過ぎてすぐに、みつばち博物館があります。
ログハウス風の建物が見えてきました。入口の看板を注目すると、確かにミツバチのイラストが描かれています。
みつばち博物館は、アズマ養蜂場が運営しています。この養蜂場は本物の純度100パーセントの国産ハチミツを製造販売。ごまかしの利かない本物の味は、富田林商工会のブランド認定委員会(外部リンク)でも認めらています。
またアズマ養蜂場では、国産にこだわった純粋なハチミツを採取するために、移動養蜂という方法を採用。これは巣箱を全国各地に移動して、みつばちを飼育するやり方です。
そのため、中に入って陳列されたハチミツの瓶を見てわかりましたが、本当にハチミツの花の種類や産地がいろいろでした。
おっと、道路の反対方向を見ると、ここにもミツバチがいましたよ。
ハチミツの本場、ヨーロッパの童話の世界にありそうな建物やキノコのオブジェ。さっそく中に入ります。
店内は、靴を脱いでスリッパに履き替えて入ります。森の中のログハウスをイメージしていて、クマなどの置物が置かれていました。
さてこのみつばち博物館を調べてみると、1985年にアズマ養蜂場により博物館が開館。その後、1997年になって現在のログハウス風建物としてリニューアルオープンされたそうです。
さて奥のスペースに、たくさんのハチミツが置いてあります。いろんなサイズのハチミツの数々。そして販売しているものと同時に、ハチミツに関連した珍しいものも展示していました。
主に東南アジアに生息するオオミツバチの巣の展示をはじめ、コミツバチセイヨウミツバチ、日本ミツバチなどの標本、あるいはミツバチの観察箱などを展示。ハチミツを採取するときに使用する道具や機械、世界各地の巣箱などもありました。
ただここで注意したい点があります。名称が「博物館」なので、このようにいろいろ珍しい展示物がありますが、しかしここは、あくまでハチミツの販売店。そのため単なる見学だけと思って行くと、もしかしたら戸惑うかもしれません。
靴を脱がなければいけないことといい、少し敷居が高く感じる空気があるのは確か。しかしここを紹介したかったのは、ハチミツの種類の多さがあまりにもすごいからです。
ここまでこだわっているハチミツの店は、富田林はもちろんのこと、大阪や関西全体を見渡しても珍しいのではと思うほど。
ここでは、勇気をもってスタッフの人に声をかけて質問した方がスムーズ。博物館に常駐する案内員の方のように、丁寧にその疑問に答えてくれます。
そして驚いたのはこれです。ハチミツを採取している様子を描いた岩壁画の下には、いろんな場所で、いろんな種類の花から採取したハチミツが並んでいます。
ハチミツひとつをとっても、採取する花によって色も違えば味わいが違うとのこと。ここはどんな違いがあるのか、いろいろと教えてもらいましょう。
またハチミツ以外にも、蜜蝋やミツバチの巣そのもの(巣蜜)を販売しています。決して気軽なお値段ではありませんが、こういうものを売っているところはなかなかありません。
生ローヤルゼリー・プロポリスエキス、化粧品など、ミツバチの恵みともいえる加工品もひととおりそろっています。特にプロポリスは自然界にある抗生物質として注目が集まりつつありますね。迷いながらも、気になるものをいろいろ購入して帰りました。
購入したものです。異なる花から採取されたハチミツをはじめ、巣蜜や蜜蝋などをGETしました。このふたつは、そのままガシガシ食べるだけでなく、温かいコーヒーや紅茶に入れると溶けるので、かなり飲みやすくなるそうです。
おかげさまで本当に良いハチミツが手に入り、これまで以上に健康的な生活が送れそうです。
みつばち博物館
住所:大阪府富田林市大字佐備1845-2
電話番号:0721-34-7654
営業時間:10:00~18:00
定休日:木曜日
アクセス:富田林駅よりバス 中佐備バス停から徒歩15分