Yahoo!ニュース

【河内長野市】河内長野市役所前の「とんかつ山田屋」はコスパ最高の揚げたてとんかつ。限定メニューも有り

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市役所の横に今年6月10日、新しいお店がオープン。気になって見ると、とんかつのテイクアウト専門店「とんかつの山田屋」さんでした。令和元年、富田林市内にオープンし、地元で大人気の2号店なんだそうです。

とんかつ山田屋河内長野店さんは、河内長野市役所バス停の目の前からまっすぐ出ている道のすぐのところにあります。もちろん駐車場完備です。

テイクアウト専門店なので、飲食スペースはありません。店の中に入ってオーダーし、付属の椅子に座って出来上がるのを待ちます。

揚げたてサクサク、注文を受けてから揚げるシステムなので、オーダーから少し時間がかかりました。しかし、あらかじめ予約の電話を入れておくと、待ち時間が節約できてスムーズに受け取れるそうです。

実際に私たちが待っている間、あらかじめ電話予約してから取りに来たお客様たちが、スムーズに受け取って帰っていきました。

さて待ってる間に、とんかつの山田屋さんについて、簡単に紹介しましょう。とんかつの山田屋さんは、2020年8月に富田林市西板持町にて富田林本店が開業しました。しかし、このお店が誕生する30年も前から、美味しいとんかつへの情熱があったのです。

実は山田屋さんは、30年前にショウエイフーズという会社を創業。この会社は、とんかつやハンバーグなどの肉製品の製造卸をしていて、みんなが知っているような大きなスーパーやファミリーレストランなどに卸しているそうです。

画像は富田林本店
画像は富田林本店

二代目の現社長は、業務用としてとんかつやハンバーグを作りながら、ひそかに夢を抱いていました。「直接、お客さまの顔が見えるような小売りの店を出したい」というものです。

そうして満を持して、富田林の会社の敷地内に本店をオープンしました。続いて河内長野に2号店を出したというわけです。

さて、オーダーした揚げたてのとんかつが完成し、家に持って帰ってきました。富ヘレと富ロース。切り方が短冊形と四角という風に違うので、迷いません。ちなみにとんかつの表示に「豚」ではなく「富」という字を使っていることにも、こだわりを感じました。

ちなみに、ヘレ肉は脂肪がほとんどない赤身肉で、非常に柔らかいのが特徴。それに対してロース肉は、甘い脂身と柔らかい赤身がある肉ということ。お好みで肉質を選べるのはうれしいですね。

富ヘレカツ弁当
富ヘレカツ弁当

さあ、食べましょう。山田屋さんの人気の秘訣はいくつかあります。最大のものはその料金。富ヘレかつ弁当、富ロースかつ弁当は、いずれも税込み600円!驚きの安さです。その理由は明らかで、業務卸会社直営という強みがあるから。

もちろん、味には絶対的にこだわっています。肉のうまみを最大限に引き立てる技術と知恵に、業務卸として30年間培ってきたノウハウが活かされています。

富ロースカツ弁当
富ロースカツ弁当

とんかつにかけるソースは、フルーティで甘めの味。とんかつに合うソースを決める際、取引先のソース屋さんに相談し、何回も試作を重ねながらオリジナルの秘伝ソースを開発したそうです。

また、キャベツにかけるドレッシングも、飽きが来ないように毎月変えているそうで、10月は玉ねぎドレッシングでした。

特製ソース
特製ソース

ソースについては、店頭で購入は可能。しかしドレッシングは毎日店内で作っているため、単品での販売はありません。

チキンカツ
チキンカツ

お弁当以外の単品では、とんかつのヘレ、ロース(各370円)があります。また、画像のチキンカツ(1枚300円)のほか、メンチカツ(1枚150円)やコロッケ(1個80円)がメニューに並んでいました。

コロッケ
コロッケ

実際にとんかつを食べてみた感想ですが、歯でかみきれる柔らかい肉質と味のバランスの良さ、とてもコスパのいい商品だと思いました。

ごはんもとても美味しいと思ったのですが、米の味にこだわってオリジナルブレンドすることで有名な、地元の「玄米屋の玄さん」から仕入れているんだそうです。

最後に河内長野店のチラシを紹介しましょう。実は「富かつ丼」については河内長野店限定メニュー 。ヘレとロースから選べるとのことなので、次はこちらを。

とんかつの山田屋さんは、現時点でネットでの予約には対応しておらず、電話のみの対応です。しかし3日前までなら団体注文も可能。また弁当の大盛りは無料でサービスしてくれます。

とんかつの山田屋 河内長野店(外部リンク)
住所:大阪府河内長野市西之山町10-21
電話番号:0721-69-5529
定休日:水曜日、日曜日(祝日は営業)
アクセス:南海・近鉄河内長野駅からバス 河内長野市役所前バス停から徒歩1分

奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

奥河内から情報発信の最近の記事