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【河内長野市】今夜28日まで、もみじ谷がライトアップ!インスタ映え、花の文化園サンクスイルミで夜紅葉

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

大阪府立花の文化園では来年の2月24日まではなぶんサンクスイルミ 「旅うさぎと光の国」(外部リンク)を開催しています。

そしてこのナイトイベント開催中の中、昨日27日と本日28日の2日間限定で、園内にあるもみじ谷のライトアップが行われると聞きました。初日の27日の夜実際に訪問してきましたのでご紹介します。

大阪府立花の文化園(はなぶん)について改めておさらいすると、元々は大阪府が林業関係の試験場と保有していた場所でした。その広さは10ヘクタール。それを活用して作られた植物園です。

大阪市鶴見区で1990年に開催された国際花と緑の博覧会の理念と一部の展示物を引き継ぐ形で、同年9月にオープン。今では、石川を挟んで隣接する道の駅奥河内くろまろの郷(外部リンク)とセットで楽しめる施設になっています。

そして今年は、10月16日より「はなぶんサンクスイルミ」が夜間の17:30~21:30まで開催。

これは南大阪では最大規模。LED灯数30万球をつかった光の国を旅する体験型イルミネーション。その同時間、紅葉がピークのこの土日、「もみじ谷ライトアップ」が今夜まで開催です。

サンクスイルミは17:30からです。取材の27日土曜日は少し早く現地に到着しました。こちら奥河内くろまろの郷内にあるビジターセンターは18:00まで開いていたので、温かいコーヒーを飲みながら、開場時間まで待つことにしました。

さて、時間になり、石川を渡って花の文化園に向かったのですが、入り口前で長い行列ができていました。週末ということもありファミリーが集まったようで、結局20分近く待ってようやく入場できました。

サンクスイルミは、通常の花の文化園入場料とは違います。また年間パスポートなどの利用も不可なので注意してください。入場料は、大人(中学生以上)1,500円で、子ども(4歳~小学生)が800円。そして3歳以下は無料です。

それから犬猫開放デーの利用規約に従えば、ワンちゃんらペットの入場も可能です。

入場直ぐの場所に、観覧するうえでの注意事項の掲示と、感染対策として消毒液が置いてありました。ここで必ず手の消毒をして、それからイルミネーションを楽しみましょう。

そして花の文化園の場内に入ると、いきなり花壇がイルミネーションの光で輝いていました。

今回の取材は、もみじ谷ライトアップがメインです。入園ゲートで案内図がありました。最も右端にあるようです。まずはもみじ谷に向かってみました。

LEDの輝いた照明を見ながら歩いていくと、ライトアップされた紅葉のあるもみじ谷が見えてきました。夜桜ならぬ夜紅葉の鑑賞のスタートです。

土曜日の夜は雲があまりなく、夜空を見上げると大きな星が浮かんでいました。紅葉とのコラボもいいですね。

また天然の紅葉を、地面に置いてあるライトから照らし出される光により、幻想的な紅色の世界が広がっていました。

ライトからの角度、そして紅葉の木々によって違う色づき具合との状況によって、場所場所によって全く異なる姿を見せてくれるから、見飽きませんでした。

地面を見ると、落ちた紅葉の葉が絨毯のように広がっています。それが、昼間と異なりライトアップされていると、まさしく夢を見るかのような幽玄の世界。ここは花の文化園ではなく、まるで山寺の境内に紛れ込んだかのような錯覚さえ感じました。

しかし、よくみると、ライトアップされた紅葉の背景に見える青い光が見えます。それはサンクスイルミのLED。天然の紅葉と映えわたる照明、そしてLEDと3拍子揃ったトリプルコラボレーションです。

さて、夜紅葉をゆっくりと愛でたところで、サンクスイルミの見どころを紹介しましょう。

舞台でステージが行われていました。ステージの日程や時間、内容についてはイベント情報(外部リンク)をご覧ください。

こちらはバラ園です。天然のバラとLEDのバラのコラボレーション。

真ん中あたりにハートが見えますが、そこで記念撮影ができます。そしてその奥のピラミッド。温室でもサンクスイルミの催しがあります。

温室の中です。クラゲをモチーフにしたイルミネーションが広がっていました。温室内の植物がクラゲのライトに照らし出されて浮き上がっています。

こちらは撮影スポット。先ほどのバラ園やこの温室など、いくつもこういう撮影スポットがあり記念撮影ができます。

撮影スポットにはスマホやカメラを置く台まであるので、手振れの心配もありません。安心して記念撮影を楽しみましょう。

また温室内では、自然の花、ダイヤモンドリリーの展示も行われています。

イベント広場は、まんぷく広場と名づけられ、キッチンカーが並んでいました。

これはお店の一例です。様々なキッチンカーがありますが、ずっと固定ではなく日数限定のお店もあります。

私が利用した無農薬の河内長野産の米を使ったおにぎりと豚汁のセットを販売しているお店はこの日だけの出店とのことで、詳しくご紹介できないのが残念です。

さて、入園ゲートから左側にもイルミネーションがあります。蓮池には、イルミネーションの浮かぶ蓮の花が。

こちらも撮影スポットです。まるでクジャクのカップルのようですね。

そして忘れてはいけないのがウサギです。サブタイトルが「旅うさぎと光の国」なので、会場のいろいろなところにウサギがいます。さてどこにいるのか? ぜひチェックしてみてください。

こうしてサンクスイルミを満喫しました。もみじ谷のライトアップは本日28日日曜日の夜限りなので、気になる方は注意してください。サンクスイルミ自体は来年の2月14日までの開催です。

大阪府立花の文化園(外部リンク)
住所:大阪府河内長野市高向2292-1
電話番号:0721-63-8739(10:00~17:00) 

サンクスイルミ開催日程
期間:10月16日(土)~2月14日(月) ※荒天中止
時間:17:30~21:30(最終入園20:30)
【12月まで月を含む毎日開催 ※12/31(金)は休業します。
【 1月】金土日祝 ※1/1(土)、1/2(日)、1/3(月)は休業します。
【 2月】金土日祝 ※2/14(月)で終了します。2/14(月)は開催します。

アクセス:南海・近鉄河内長野駅からバス 上高向停留所下車、徒歩15分
     ※くろまろの郷バス停は夜間にバスが停車しませんご注意ください。

奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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