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【富田林市】スイセンの花の季節! 錦織公園、梅の里に咲きそろう水仙は、いよいよ見ごろを迎えました

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

スイセンの花言葉は「自己愛」「神秘」。1月は水仙が美しい季節。

南河内の水仙と言えば、5万本の花が咲くという千早赤阪村にある「スイセンの丘」が有名です。しかし、わざわざそこまで行く必要はありません。富田林市内にある大阪府立錦織公園にも、一面に水仙の花が見られるスポットがあります。

そんな錦織公園の水仙も、いよいよ見ごろとなりました。その様子をご紹介します。

水仙が咲いている場所は、錦織公園南口の近くにある梅の里です。この場所は、2月以降に咲き始める梅が有名ですが、梅の木の下に水仙が美しく咲いています。

行き方は、南駐車場から公園側に入ってすぐ、横の道。画像左側の道です。

梅の里は錦織公園の南側で、メインの通りではなく東側の通りです。

横の坂道をそのまままっすぐに進めば、近道として梅の里に行けます。

梅の里に到着しました。梅の木はまだつぼみが固い状態でしたが、下を見ると、ほら!

緑の葉っぱに囲まれるように、白い水仙の花が咲き始めていました。

梅の里に咲いている水仙は、日本水仙(にほんすいせん)です。日本水仙の原産地は、日本という名前が付いているにもかかわらず、実は地中海沿岸なのです。一説によれば、室町時代よりも前の時代に、中国を経由して入ったと考えられています。

また、中国から水仙の球根が海流にのって漂着したものが、そのまま根付いたのではという説もあるほど。

水仙の花を拡大しました。鮮やかな白とその中の黄色い部分、緑の葉っぱや茎と、色のバランスも良いですね。

水仙は、梅の里の丘の上の方まで続いていました。

梅の里の丘の上いちばん高いところからの風景です。ここからは遠く河内長野市内も見渡せます。

ちなみに水仙は、梅の里のほか、公園北寄りにある河内の里でも見られます。

錦織公園の水仙の本数は確認しましたが、明確な情報がありません。しかし実際に梅の里の水仙を見る限り、十分に見ごたえある面積、本数がありました。

まだまだ、つぼみの状態のものが多く、水仙の美しい花をしばらくは楽しめそうです。タイミングが合えば、梅の花が咲くころには、両方同時に楽しめるかも。

梅の花の方はまだこれからというところ。ですがよく見ると、しっかりとつぼみができています。待ち遠しいですね。

千早赤阪まで車で行って水仙を見るのも良いですが、調べると専用の駐車場がないそうです。近くにある道の駅ちはやあかあさかの駐車場に停める必要があるとのこと。

それよりも専用の駐車場が完備している地元の富田林の錦織公園で水仙を楽しんだり、もう少し待って梅と一緒に楽しんだりしてみてはいかがでしょうか?

錦織公園(外部リンク)
住所:大阪府富田林市錦織1560
アクセス:南海高野線 滝谷駅から徒歩20分 金剛駅から徒歩30分
     近鉄長野線 滝谷不動駅から20分

奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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