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【河内長野市】旬のイチゴ三昧、市役所前a.i.u.e.oで。食べ歩き姉妹のセンスと美味しさを実感!

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

市役所の西側の道、長野高校から外環状線方面に向かう道沿いには、個性的で気になるお店が並んでいます。

季節柄、そろそろイチゴが無性に食べたいと思っていたところに、ちょうどイチゴスィーツを出しているお店がありました。

それがこちら、a.i.u.e.o.さんです。美容院にも見えるおしゃれな外観ですね。

店内も、コンクリート打ちっぱなしの壁に、木のカウンター、黒色がアクセントに使われて、おしゃれな雰囲気に満ちています。ソフトクリームとパンケーキの専門店ということで、季節商品としていちごのスィーツが提供されていました。

こちらが a.i.u.e.oさんのソフトクリーム。後で聞いた話では、2週間に1度、味を変えているのだそうです。

最初に正面の受付カウンターでメニューを注文してからお金を払います。

さて注文したスィーツが来ました。こちらはいちごパフェ(¥550)。a.i.u.e.o.さんはパンケーキも得意分野です。

パフェには料金が同じバナナパフェと和パフェがあります。特に和パフェは、サツマイモ、あんこ、黄な粉、黒蜜を使った「和」の食材を駆使しているとか。それも気になりました。

実際にいちごパフェを食べると、いちごの酸味にパンケーキの程よい柔らかさと、クリームのほどよい甘みがあり、口の中で見事に調和がとれていました。

こちらはゴロゴロいちご(700円)。カップの上にソフトクリーム、下を見るといちごが「これでもか」と言わんばかりに詰まっています。いちごが食べたくて仕方がないときには、またとない逸品。

後で聞いた話ですが、いちごについては、富田林にある南農園(外部リンク)さんのものを使用。南農園さんとは「ママ友」というネットワークを駆使し、現地に出向いて、良質のいちごを手に入れているそうです。

いちごのホットミルク(400円)です。ストロベリーの赤い色合いがビジュアル的にも素敵です。ちなみにいちごメニューは、南農園さん次第ですが、5月くらいまではあるだろうとのこと。

さてここでお話をお伺いすることが出来ました。ふたりの女性がお店を運営しているのですが、実の姉妹とのこと。妹で河内長野に住む新谷さんが経営者で、姉の中野さんは富田林から通っているそうです。

a.i.u.e.o.さんは、昨年10月28日にオープンしたばかりの新しい店。新谷さんの旦那様が、ずいぶん前から「寺ヶ池公園の近くで、ソフトクリーム店をやってみたら?」と勧めてくださっていたのだそうですが、お子さんが手が離れたことで実現したとのこと。

姉の中野さんと一緒にやろうとなって、お店のオープンにつながったそうです。

そして気になる店の名前の由来ですが、以前テレビで、母音(あいうえお)に意味があるということを見たとかで「それを全て使いたい」と思い「だったらa.i.u.e.oにしよう」となったのだそうです。

これらのかわいいスィーツやドリンクを生み出した秘訣をお伺いすると「スィーツ食べ歩き」

店を始めるずっと前から、ふたりでとにかく話題のお店、美味しいと評判のスィーツ店を食べ歩き、理想のスィーツ店はどんなものか、いつもふたりで話し合っていたのだそうです。

ただ、食べ歩きを続けているうち、ボリュームの多いもの、甘すぎるものは、食後に胸焼けのような状態になることも。また、食べすぎた後にそのカロリーを思いだし、罪悪感を感じる時もあったそうです。

そのような経験から、サイズも「軽め」に、甘さも「控えめに」しているのが大きな特徴です。確かに食べてみたところ、気持ちの上でもちょうど良い量でした。

さらに食材のこだわりについてお伺いすると、意外なことに「特にない」とのこと。それには意味があり、文面上で示された「こだわり」よりも、自分たちが実際に食べ歩いた経験に基づいたもので勝負したいそうです。

提供する側が、自分たちが食べ歩いてみての経験から、「美味しい」「おすすめ」のものだけをお客様に提供する。だからこそ自信をもって美味しいもの、加えてセンスの光るものを提供されているのだなあと思いました。

ということで、至福のひとときを過ごしました。店の目の前から市役所の建物が見えるほど近い場所なので、これなら市役所の用事のついでなどで気軽に通えますね。

ちょうどモックルコミュニティバスが目の前の道路を通過していきました。

a.i.u.e.o
住所:大阪府河内長野市西之山町11-13-101
大阪府河内長野市西之山町11-13-101 河内長野市役所前
営業時間:12:00-19:00(Lo.18:00)
定休日:月・火曜日
アクセス:河内長野市役所前バス停徒歩1分、南海・近鉄河内長野駅から徒歩18分 
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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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