タイトル画像

トレンド/カルチャー

  • いいね エラーが発生しました。
    時間をおいて再度お試し下さい。

【河内長野市】千代田発祥のカプリが、なんばマルイに出店!若き経営者の斬新で柔軟なアイデアに迫ってみた

奥河内から情報発信

奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

QRコード

スマホ版Yahoo! JAPANのフォローで最新情報をチェックしてみよう

ご当地グルメというものは、昔ながらの郷土料理にせよ新しい食べ物にせよ、住んでいる人間からすれば非常に気になるもの。

千代田駅から徒歩5分のところに、2018年に誕生したシュークリーム専門店chou à la crème Capri (シューアラクレーム  カプリ)さんは、そんなご当地グルメの世界を大きく広げようとしています。

千代田店からスタートしたのち、藤井寺に2号店を出店。さらには、2月中旬に3号店として、大阪市内の難波にあるマルイへの出店が決まったというのです。

河内長野・千代田発祥のシュークリーム店が、大阪ミナミの繁華街での常設店舗で堂々と販売されるというのは、聞くだけでもすごいなぁと思いました。

本来なら新規オープンするマルイのお店を紹介したいところですが、ここは河内長野市内の情報を発信する場。ということで一号店の千代田店に行ってシュークリームを買ってきました。

場所は、南海千代田駅の東口から、千代田あいあい通りを大阪南医療センターに向かう途中、右手にあります。

ヨーロッパの街角にありそうな、ブルーの窓枠やドアが個性的ですね。

商品は、メインのシュークリームのほか、カヌレ、プチシュー、それからシューアイスと多彩です。さっそく入ってみましょう。

ショーケースに並んでいるシュークリーム。夕方に訪問したので、すでにショーケースの中は数少なくなっていました。しかし、実は奥に在庫は揃っているとか。つまり注文を聞いてから、奥の冷蔵庫から取ってくることもできるそうです。

シュークリームのメニューです。8種類のうち、季節限定商品が2つの構成です。

お持ち帰り用のパッケージもデザインセンスが良く、かわいらしさがにじみ出ています。

こちらはカヌレです。カヌレには食べ方があり、その説明が書かれたメモがもらえます。

こちらにはシューアイスが入っています。特に夏の時期の売れ行きはすごいのでしょうね。

こちらはプチシュー。一口サイズなので食べだすと止まらなくなりそうです。

お菓子以外にも、トートバックなどの物販の販売もありました。

ということで、今回はこちらを購入しました。左奥がロイヤルミルクティ、その隣が抹茶、左手前が黒蜜きな粉で、その隣がチョコレートです。

カプリさんのシュークリームの大きな特徴として、頭にチョコレートの丸い板が乗っている点。板チョコとシュークリームの2度楽しめるというのでうれしいところです。いずれもフレーバーがしっかりしており、あっという間にすべて食べ終わりました。

せっかくなのでオーナーさんにお話を伺いたいと思ったのですが、残念ながら現在千代田店にはおられないとのこと。そこで藤井寺の2号店にお邪魔して、オーナーパティシエの角島瑞希(かどしま みずき)さんから直接お話を伺うことにしました。

藤井寺店は、藤井寺駅北側から徒歩すぐのところにあるお店で、カフェも兼ねた大型店。お話を伺えば、もともと角島オーナーは羽曳野出身とか。

しかし門島オーナーの祖母に当たる人が、千代田の物件でマドンナという洋服店や化粧品店をしていたそうです。

改めて千代田店を見ると、若干洋服・化粧品店時代の名残りがあるようにも見えます。2Fの学習教室は、その時代から存在していたとか。

角島オーナーは19歳で起業を決断したという、いわゆる青年実業家。エコール辻 大阪専門学校に在学中に「自分の店を持つ夢を思いついて決断した」そうです。

パティシエといえば、お菓子の職人さんですから、素人からしたら修業を積まないと難しい気がします。

しかし角島オーナーは首を横に振り「女性の場合は、修行をしていると、結婚や出産の問題に直面して時間をロスしてしまったり、途中でやめざる負えなくなってしまう」といいます。

確かに女性の場合は、結婚はともかく、出産となればどうしても職場を休む必要があります。その後に待っているのは子育て。

角島オーナーは「だったら、若い今やるしかない」と修行の道を進まずに、専門学校を卒業した年に20歳で千代田にて起業しました。2018年5月のことです。

1店目ができて1年半、2019年12月に早くも藤井寺に2号店をオープン。それから2年余りコロナ禍という商売人にとって厳しい時期を乗り越えながら、ついに2022年2月に3店目としてのなんばマルイ店の出店に踏み切ろうとしています。

これはもはや快進撃以外の言葉が思いつきません。

ではなぜこのようにわずかな時間で出店を加速できたのでしょうか?前に書いた通り、角島オーナーは菓子職人としての修行をしていません。

専門学校時代に、卒業したらすぐ自分の店を持つと決めてから、得意だったシュークリームに的を絞って研究をしていったそうです。

「経験がない分、いろんな種類のケーキを作るのではなく、シュークリームを徹底的に極めるために、様々なこと、若さを武器にいろんな発想をしました」と語っていました。

一般的に修行をすると、最初に師匠の色に染まり、そこから新しい方向性に行きますが、角島オーナーは何もないところから、アイデアと発想の転換で新しいものに挑戦しました。

それが結果的に師匠の色がついておらず、全く新しいシュークリーム店として花開いたのではないかと思いました。

開業前、具体的にどんな店舗にするかは、韓国視察旅行でヒントを得たと言います。韓国の若者が集う人気のスィーツ店を見て回ってアイデアを思いつき、それを河内長野に持ち込み、見事に再現したわけです。

独特の透明感のあるブルーのテーマカラーは、角島オーナーがもともとブルーが好きだったことからですが、開業前に実にさまざまな色合いのブルーを検討しながら、最終的に選んだものだそう。

あの可愛らしいテイクアウト用バックも、自分自身で型紙を作りながら模型を作りして完成したものだそうです。

私も2度楽しめると思った、シュークリームの上に乗っている板チョコ。これも従来のシュークリームパティシエにはなかった発想でした。

「実務経験がなく若いことを武器にして、誰も思いつかないような発想の商品を作りました」(角島オーナー)

自分が食べたいシュークリーム、自分が行きたい店をつきつめたというのが、人気シュークリーム店誕生のかげにあったのです。

1号店の千代田店は、角島オーナーがひとりで運営しようと始めたために、非常に手狭でした。しかし、カプリブルーとでも名付けたくなるようなこの色合いを前面に出したお店と、そこで提供されるシュークリームは若者に大きく受けることに。

遠方からも来店客があるなど、あまりにも好評だったので、千代田店だけでは製造能力の限界を越えてしまいます。そしてオーナーの生まれ育った羽曳野の近くにある藤井寺に、セントラルキッチンの機能を持つ2号店を出店しました。

藤井寺に大型の2号店を出して、カフェスペースを作ってからはさらに好評となり、多くの人がシュークリームを買いに来ました。そして2020年からは百貨店の催しにも出店する機会が増えたとか。その実績がなんばマルイへの常設店出店につながったのでした。

いつしかひとりでするつもりが従業員を雇う立場になった角島オーナー。「一緒に頑張ってくれる人には、この店で働くことがその人にとって役に立つようになってほしい。それこそが様々な発想を生むチームとなれる」と夢を語ってくれました。

「意外に男性客が多くてびっくりです」と角島オーナー。確かにインタビューをしているときに若い男性客の姿が多くあって、私も驚きました。

シューアラクレーム カプリさんでは、2月からバレンタイン仕様の商品になるとかで、ショコラを使ったフレーバーを2種類用意されるそうです。

また新商品として、チョコレートのセットも販売中。これはバレンタインデーからホワイトデーまでやるかもとのことでした。

新しいなんばマルイ店、オーナーが常駐している藤井寺店、さらに発祥の地である河内長野千代田店。いずれの店にも基本的に同じ商品が並びます。私の立場的には河内長野の千代田店をすすめますが、そこは行きやすいお店に行きましょう。

chou à la crème Capri (シューアラクレーム カプリ)千代田店(外部リンク)
住所:大阪府河内長野市千代田南町4-12
電話番号:0721-56-0081
営業時間:11:00~18:00
定休日:木曜日(その他不定休日あり)
アクセス:南海千代田駅から徒歩5分

シェア

いいね

  • エラーが発生しました。
    時間をおいて再度お試し下さい。

コンテンツへの感想