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【富田林市】富田林駅北口前にある地球儀の秘密。平和記念モニュメント「昴」の中にある意外なものとは

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

富田林駅は北口と南口とでは雰囲気が大きく変わるような気がします。今日は駅前北口の話。北口と呼ぶよりも近鉄バスが止まる側、つまり寺内町や金剛バスのバス停ではないほうの出口という方がわかりやすいですね。

北口のバス停のロータリーを見るといろんなモニュメントがありますが、その中で地球儀のようなモニュメントが特に目をひきつけます。

この地球儀は、昴(すばる)という名前で、1995(平成7)年に設置されたそうです。製作者は彫刻家で大阪芸術大学 美術学科教授の壺井 勘也(つぼいかんや)氏(外部リンク)によるもの。

ところで富田林で「すばる」といえば......。

やはり、すばるホールですね。こちらは1991(平成3)年に完成していますから、昴のほうが、すばるホールから名前を引用したのかなと思われます。

さてこの昴の正体は、平和記念モニュメントです。富田林市は1984(昭和59)年に市議会決議として非核平和都市宣言をしており、世界恒久平和の実現を祈念して、非核平和都市宣言記念モニュメントを設置したとのこと。

そして次のような文言が刻まれています。

金剛山のふところに懐かれ、清き石川の流れの下、寺内町の甍にはおしどりの如く仲睦まじい平和の象徴である鳩が飛び交い、里山にはわらべ達が麦わら帽子を手に石川のほとりで流れに親しむ姿が見られる。
このような、緑豊かな街「富田林市」から世界恒久平和を祈念し、21世紀に向けてここにモニュメントを設置する。

平和のモニュメントということなので、地球儀の部分に平和の象徴である鳩が舞っています。その理由はうなずけますね。このようなモニュメントが駅前にあることは、今も世界で紛争が起きている状況の中で非常に素晴らしいこと。

ところでモニュメントをよく見ると、地球儀の下に何か小さなぶつぶつのようなものが見えます。さてこれは何でしょう?

このぶつぶつをよく見ると街のミニチュアのようになっていました。

ひときわめだつ塔があります。これはどうやら大平和祈念塔(PLの塔)ですね。明確には書いていませんが、おそらく富田林の街をイメージしているものと考えられます。

最後にちょっと背を伸ばして平和のモニュメントに象られている街のミニチュアを眺めてみました。大平和祈念塔のほかにも、いろんな建物があります。

通勤や通学、買い物などの行きかえりで富田林駅北口を使うのでしたら、今の時代だからこそ、30秒から1分ほどの時間を割いて、この平和のモニュメントをじっくり眺めてみてもよさそうです。

非核平和都市宣言記念モニュメント「昴」
住所:大阪府富田林市昭和町1丁目10
アクセス:近鉄富田林駅北口すぐ

奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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