富田林駅の北口（外環状線や近鉄バスが発着する側）から歩いて5分もかからないところ、若松町西1・2丁目のあたりには、モクレン街道と言ってもよさそうな、モクレンの並木道があります。

ちょうどハクモクレンが美しく白い花で満開でしたので、ご紹介しましょう。

場所ですが、地図のとおりモクレンの街道（並木道）があります。富田林駅北口からは、バス停のあるロータリーではなく、東方向（喜志方面に向かう鉄道沿い）に少し歩くと、そのまま北方向に道が向かうので、道なりに歩くとモクレンの花を見られます。

実際に歩いてみました。このように等間隔にハクモクレンの木が花を咲かせていますね。

私は花の専門家ではないので、ときおり類似の形をした花と間違えることがありますが、このように「ハクモクレン」と書いているので間違いないでしょう。

花がないときにはごく普通の道路としか思えないのに、咲きそろうだけで風景が違うので不思議です。

さてそのハクモクレンですが、調べると3月から4月に咲くそうです。同時期に咲く桜あたりと比べて、とにかく花が大きいので、遠くから見てもわかりますね。

花を拡大してみましょう。小さい花もかわいらしいですが、大きい花は見た目に衝撃のようなものを感じます。

さらに拡大。美しい花を咲かせていますね。まだまだつぼみのものもあって、これからが楽しみ。

ハクモクレンだけではありません。まだあまり咲いていないようですが、赤紫色したシモクレンもこのように咲き始めました。こちらもインパクトがある大きな花で、見ている者に衝撃を与えてくれます。

ハクモクレンとシモクレンどちらもモクレン科モクレン属に属する落葉高木です。

ハクモクレンの花言葉を調べると「荘厳」「崇敬」「高潔な心」「気高さ」などがあります。

またハクモクレンのエピソードとして英国王宮植物園園長だったジョセフ・バンクス卿がハクモクレンを初めて中国から輸入しイギリスで植えたときに、「枝先にユリの花がついている木」と評したとか。

もし富田林駅の近くに、通勤や通学、お買いもの等の予定があるとき、ちょっと寄り道してハクモクレンやシモクレンの花を見に行かれては? 春を告げる大きな花のインパクトは本当にすごかったです。

富田林若松町西のモクレン街道
住所：大阪府富田林市若松町西1・2丁目
アクセス：富田林北口駅から徒歩４分