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【富田林市】富田林のシンボルタワー、PLの大平和祈念塔前のしだれ桜と塔を囲むソメイヨシノは美しすぎる

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

ひょっとしたら富田林の市民の方は、当たり前のように知っていることかも。しかし私は、あえて美しいものだからとご紹介しようと思います。

それは、市内にいればほぼどこからでも見えるPLの塔こと大平和祈念塔の前に咲く、大きなしだれ桜。それに加え、PLの塔の周囲に咲き乱れるソメイヨシノです。

きっかけは昨年12月の事でした。こちらのリンク先の記事の取材時、大平和祈念塔(正式名称:超宗派万国戦争犠牲者慰霊大平和祈念塔)の公開が再開されたと聞き、訪問した時の帰りのこと。

受付にいらしたPL教団の関係者の方から「桜の咲く時期には、参道の桜や塔の前のしだれ桜がとても美しいので、その頃にまたいらしてください」と言われたためです。

そして桜が咲く時期が来たので、約束を果たすべく再び大平和祈念塔を目指しました。

こちらは、昨年の12月に大平和祈念塔を見学した時に、目の前にあったしだれ桜の木です。さてこの木にどんな花が咲いているのでしょう。

入り口から塔に向かう道は桜の並木道です。すでにこの時点で、美しい桜並木が見られるお花見スポットになっていますね。

また塔に向かって歩いているときに気づいたのは、とにかく何台もの車が私の前を行き交っていることでした。これは12月のときでは考えられない状況。もちろん私のように歩いて桜を見ている人もいます。

さて正面に大きな塔が見えてきましたが、その下です。よく見るとそこには通りを彩る定番のソメイヨシノとは明らかに違うピンクの塊。どうやらあれがしだれ桜のようです。

しばらく歩くと駐車場があり、車が止まっています。この日は交通整理をする教団関係者もすごくにこやかだったのが印象的でした。ちなみに駐車場の横にトイレがあります。

いよいよしだれ桜が見えてきました。当たり前ですが12月の枝しかなかったときと違い、ピンクの花が美しく咲いています。

しだれ桜に近づいてきました。「聖なる乙女の祈り」との名前がついていました。

しだれ桜を拡大しましょう。名前のように垂れ下がる桜の枝。周りにソメイヨシノが咲いていますが、色合いが明らかに違ってピンク色が強いのがよくわかりました。

大平和祈念塔とのツーショット。ついでにショート動画も撮影してみました。

さて交通整理をしていた教団関係者の人が、意外なことを言っていました。「塔の周りの桜もきれいなのでぜひ周ってみてください」。これも12月の時はまったく気付きませんでしたが、さてどうなっているのでしょうか?

最初に塔の右側を歩いてみました。

右側は途中で行き止まりでした。とはいえ桜が多く咲いているスポット。ほかにここにきている人がいないので穴場です。

このように桜が雪洞(ぼんぼり)のようになって咲いていました。

では、次に塔の左側に行ってみましょう。こちらもほとんど人がいません。右側同様に穴場スポットです。

左側には立派な桜の木がありますね。

左側は右側と違い、塔の周りを周回できるようになっていました。

そのまま向かうと、大平和祈念塔の正面にまで行けました。また身障者用の駐車場があります。

塔の中は前回訪問しましたので、今回はそのまま正面の石段を下りました。

改めて、塔の前から先ほどのしだれ桜を見ました。周りの桜(ソメイヨシノ)とは違うピンクが映えるしだれ桜。どこから見ても美しい姿ですね。多くの市民が主に車を使って、この桜を見るためにわざわざ訪問している理由がうなづけました。

なお、4月4日月曜日までは、駐車場横にある劇団カッパ座が公演をしています。公演に合わせてカフェが営業しており、うどんやクレープが食べられます。

大平和祈念塔(PLの塔)
住所:大阪府富田林市新堂2172 
開塔時間:9:00~16:00
定休日:水曜日及び教団行事の日
アクセス:近鉄富田林駅からバス PL病院正面玄関前から徒歩12分

奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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