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【富田林市】東高野街道近く、錦織南の生活道路に、小さな白い花がちょうど見ごろを迎えていました。

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

私は普段、人が気付かないスポットを探すために、日々富田林市内を歩いていますが、今回は歩いたからこそ見つけられた場所を紹介します。

その場所を地図で紹介しましょう。ちょうど滝谷不動駅から東高野街道を河内長野方面に歩き、石川に架かる伏見堂大橋からの道と合流する当たり。この場所には信号機があり、近鉄長野線の高架がくぐられる場所があります。

そこから外環状線や錦織南にある住宅地に向かう生活道路の途中に、スポットがありました。

近鉄長野線の高架をくぐると、のどかな畑が続いている場所に出て来ました。ちょうどほぼ15分に1本のペースで運行している近鉄列車が通過していきます。

さて、その途中に、少し坂になっているところがあります。そこを見るといきなり白い花が延々と続いているところを発見しました。

ここは軽トラックや、高校か中学かどちらかの生徒が自転車で走り抜けるような生活道路。普通なら気づかないと思われますが、私は気づいてしまいました。

花を拡大しましょう。花の事は詳しくないので、後で調べて見ましたら、トキワツユクサ(常磐露草)という名前です。

調べると南米原産で昭和初期に鑑賞用として持ち込まれたものだとか。現在では帰化植物として野生化しているのだそうです。開花時期は初夏の5月~6月とのことなのでちょうどそのタイミングだったのですね。

ただ類似のもので、オオトキワツユクサ、ミドリハカタカラクサ、ノハカタカラクサなどの名前が出て来ます。画像を見ても花の色、形からして類似のものが多く、正確にどれかは解りません。

ただ気になる情報がありました。トキワツユクサについては要注意外来生物に指定されているというのです。より危険性のある特定外来生物程の扱いは受けていないにせよ、あまり良い存在ではないようですね。

ただ町歩きをして見つけてそれを愛でるだけなら、美しい花だと思って楽しめるのですが、こればかりはなかなか難しい問題です。

ちなみに坂を上りきり、その先に錦織南の住宅地が見えたところで、この白い小さな花の群生は終わっていました。

錦織南2丁目に咲く広い花
住所:大阪府富田林市錦織2丁目
アクセス:近鉄滝谷不動駅から徒歩15分

奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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