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【富田林市】錦織公園は午前中から暑いが木陰は涼しい!明日3日は予約不要の七夕イベントもありますよ!

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

梅雨が明けたと思えば、いきなり襲ってきた猛暑。最高気温35度越えが当たり前のようで、本当に辛いですね。

ということで、錦織公園の毎月の定点観測は、日中を避けて午前中に行ってきました。それでもたいへん暑かったのですが、こんな猛暑の中に咲いている花はあるのでしょうか?

さて、明日3日、河内の里内にある里の家では、13:30から七夕イベントとして先着50名に笹を無料で配ってくれるそうです。

今年の七夕の天候はどうなるかわかりませんが、七夕は毎年恒例の行事。願い事を書いた短冊を錦織公園で頂いた笹に取り付けられれば、より願い事が叶う気がします。

錦織公園のイベントは事前予約の少人数制のイベントが多いので、明日の七夕イベントは、当日気軽に行けそうですね。

午前8時台の錦織公園です。まだ朝の通勤時間帯だというのに、もうこの暑さ。いったいどこまで暑くなったら気が済むのかと考えてしまいます。

公園に来るまでは本当に暑かったのですが、公園に入ると木陰が多く、そこは涼しいです。

ときおり風も吹くので、その間は心地よかったですね。

南口近くにある公園事務所では、電動アシストつきの自転車がレンタルできるようです。

公園事務所
公園事務所

私は歩くのが好きなので借りませんでしたが、この暑い時期は自転車で公園内を回った方が良いかもしれません。

レンタサイクルは9時から16時30分まで借りられ、通常の電動アシスト自転車が500円、子供乗せ電動アシスト自転車が600円で、丸一日借りられます。

公園事務所の近くにある錦織公園パークセンター。下のトイレはよく使いますが、意外に上のパークセンターは行ったことがなかったので寄り道します。

市民の皆さんにとっては、今さらながらかもしれませんが一応紹介します。中はこんな感じでした。

本当はここで野鳥や昆虫の事を予習してから公園内を散策すべきなんでしょうけれど、ついついそのまま散策してしまいます。

さて、歩き始めるとポーチュラカの花が咲いていました。マツバボタンという花にも似ていますが、こちらは葉が丸いのでポーチュラカのようです。

華やかですね。和名を「花滑り莧(ハナスベリヒユ)」というそうです。

不思議な和名だなと思ってさらに調べると、まず「スベリヒユ(滑り莧)」と呼ばれる草に似ているからだとか。スベリヒユは葉や茎を茹でると粘液が出てぬめりが出ること、また全体が無毛なので滑らかという理由で名前がついたそうです。

こちらもきれいですね。ペンタスのようです。

こちらも色違いのポーチュラカのようですが、

このように遊歩道沿いに長い距離で咲いていました。

いろんな色の花が咲いていますから、これが今の見ごろのようです。

さて河内の里まで来ました。ここは9時30分から門が開きますが、ちょうど過ぎたころ。

茶畑ですね。もう茶摘みは済んでいるようですが壮観です。

今咲いている花を紹介していました。いくつか見て行きましょう。

こちら⑤のオカトラノオ(岡虎の尾)です。これもまた不思議な名前だと思って調べたら、こちらの長い花穂を虎のしっぽに例えたからで、花穂の先端は虎の尾のように垂れ下がるからだそうです。

オカトラノオは、サクラソウ科の多年草です。主に山野に生え、高さ0.6~1メートル。地下茎で繁殖するのだとか。

まるで案山子(かかし)も暑さで参っているようですね。奥にある里の家に行ってみましょう。

里の家にもいくつか咲いている花があります。先月はアジサイが咲いていましたが、

衝撃的なものを見てしまいました。猛暑でやられたのでしょうか?ドライフラワー化しています。

反対側のアジサイはまだ見頃です。これは日陰と日向との違いでしょうか?

こちらは③のキキョウのようです。

里の家から出て水車の方に向かってみると、

⑥のハンゲショウ(半夏生)が咲いていました。ちょうど一年の真ん中であるこの時期に咲く花で、そのことからこの名前が付いたようですね。

別名「半化粧」(はんげしょう)、あるいは葉の半分が白くなる特徴から「片白草」(かたしろぐさ)という名前もついているのだとか。

ドクダミ科ハンゲショウ属に分類される多年草の1種で、本州から南、はるか東南アジアまで分布しているそうです。

また三白草(サンパクソウ)と呼ばれる生薬にもなっており、利尿、解毒、解熱作用があるのだとか。

ここは蓮の池でもあるので、ハンゲショウの隣には蓮の葉が覆っていて、花をつけているものもありました。いよいよ蓮の見頃が近づいてきたようですね。

ハンゲショウとハスの2ショット。ここは今、特に美しい花が見られるスポットです。さて先に歩いていきましょう。

ヤマモモの実が生っていました。

こちらはアベリアでしょうか?錦織公園内でこの時期は目立った花はありませんが、よく見るといろんな花が咲いているのがわかります。

池の方を見るとスイレンの花が咲いていました。スイレンは朝から午前中に咲く品種が多いような話を聞いたことがありますが、午前中だから見られたのかも。

ということで、午前中に錦織公園を回りました。木々に覆われた公園内は暑いなりに日陰などでは過ごしやすいし、心地よい風も吹いてよかったのですが、公園を出ると急に暑さを感じました。

この時期は公園まで車で行く、もしくは本当の早朝か午後4時以降の涼しいときに行った方が良いかもしれません。

錦織公園(外部リンク)
住所:大阪府富田林市錦織1560
アクセス:南海高野線 滝谷駅から徒歩20分 金剛駅から徒歩30分
     近鉄長野線 滝谷不動駅から20分

奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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