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【河内長野市】河内長野に3年ぶりに戻ってきた夏祭り、今日が本宮です!千代田天神祭の宵宮の様子をご紹介

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

夏祭りの季節になりました。関西の夏祭りと言えば、京都の祇園祭や大阪の天神祭が日本三大祭りと呼ばれて有名ですね。

しかし、それよりひと足早く、河内長野の千代田神社で千代田天神祭が行われています。今年はなんと、3年ぶりの開催ということ!せっかくですので、夏祭りの気分を味わおうと、昨日の宵宮に行ってきました。

千代田神社は近鉄汐ノ宮駅から行くのが近いのですが、今回私は、南海バスの最寄駅である千代田小学校前で下車してから神社に向かいました。

ちなみに、今年は臨時駐車場が無いので、公共交通機関をご利用くださいね。

千代田神社の正式名称は菅原神社です。菅原神社の菅原とは、菅原道真のこと。千代田神社の主祭神が菅原道真です。

千代田神社は平安時代の創建で、ご神体は平安時代に作られた菅原道真像。道真のほか、6柱の神を祀っているそうです。

鳥居の前に掲げられている茅の輪くぐりを越え、境内に入りましょう。茅の輪については、天神祭のチラシに次の説明がありました。

茅の輪神事は、正月から半年間の穢れ(けがれ)を祓い(はらい)残り半年の無病息災を祈願するという意味があります。茅の輪をくぐることで禊(みそぎ)をして邪悪な穢れを祓い災難を予防するためのものです。ご参拝の際にはぜひおくぐり下さい。

普段は静かな境内ですが、お祭りらしく、所狭しといろんな屋台が並んでいました。

千代田天神祭りの屋台は、地元のお店や自治会主体なのが特徴です。数が多いのですべてはできませんが、いくつかご紹介していきましょう。

関西の屋台といえば、定番中の定番、焼きそば屋台です。

こちらでは、目の前でステーキ肉を焼いてくれます。

お酒を置いてある屋台がけっこう多い印象ですね。屋台で定番のビール以外にも、チューハイ、ハイボール、日本酒、焼酎などずらっと揃っていました。

珍しいところでは焼きいもの屋台、シークワーサージュース、マンゴーやサーターアンダギーなど、沖縄のものを売っている屋台もありました。

食べ物以外もありました。私が訪問した時間は宵宮が始まったばかりの明るい時間だったので、境内に小さな子供が多くいました。

そんな子どもたちが、おもちゃを見て喜んでいたのが印象的です。

千代田地域の各自治会や団体が出している屋台が奥に並んでいました。ここはかき氷を出していて、子供たちにとても人気でしたね。

こちらも自治会のコーナーです。

自治会の屋台は、非営利のためか100円や200円などリーズナブルなものが多いです。

ここは穴場かもしれません。

さらに自衛隊のブースがあります。自衛隊の制服が試着できるとあって、このブースも子供たちに大人気でした。

屋台以外の境内の様子も見てみましょう。

多くの方が奉賛(ほうさん:慎んで賛助)しているのがわかります。

もちろん、もっとも大事な本殿への参拝は忘れません。

境内はにぎやかですが、拝殿の前から奥は静かで神聖な空気が流れています。

画像提供:千代田神社
画像提供:千代田神社

千代田天神祭は毎年テーマカラーが違うそうで、今年は青です。また千代田天神祭開催の2日間限定の特別御朱印があります。実質的に今日1日限定なのでこちらも外せませんね。その他の縁起物として天神御守、おみくじもやっています。

ステージでは音楽が流れていて、宵宮では参加料500円でカラオケのど自慢が行わていたそうですが、私がいた時間では残念ながら、自慢の喉を鳴らす人はいませんでした。

今日土曜日の本宮では、これに加えてスペシャルライブがあるとのこと。宵宮以上の盛り上がりが期待できそうですね。

昨日の宵宮は16時からでしたが、本日の本宮は11時から22時までです。また恒例の「おかしまき」は3回行われます。11:30頃、14:00頃、15:50頃ですので、お楽しみに。

せっかくのお祭りなので、屋台でいくつか料理や飲み物を買ってきて楽しみました。これはステーキのお店のレギュラー(100g、900円)。何種類も用意されているタレの中から好きなものが選べて、プラス100円で丼にもできるようです。

あと、別の屋台のたこ焼きをいただきました。アツアツ大きなたこ焼きは、12個入り(500円)です。

また堺の地酒を販売していました。純米酒の「上神谷(にわだに)」一杯800円です。

実際に飲んでみましたが、少し辛口で後味すっきり、癖がなく非常に飲みやすかったです。

それから別の屋台で生ビール(キリン:450円)、揚げたてのコロッケや焼きそばもいただきました。おかげで、夕食は千代田天神祭の宵宮の屋台フードですべて済ませることができました。

ということで、千代田神社の夏祭り「天神祭」の宵宮の様子を紹介しました。

千代田神社以外にも烏帽子形神社が7月10日に夏祭りを実施したなど、今年は河内長野市内の各神社で夏祭りが行われている模様。河内長野に久しぶりに楽しい夏が来た!そんな気がします。

千代田神社(菅原神社)
住所:大阪府河内長野市市町469
電話:0721-53-1713
アクセス:近鉄汐ノ宮駅から徒歩6分
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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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