ちょうど蓮の花が見ごろの季節。富田林の蓮といえば、やはり加太地区にある龍雲寺をいちばんにあげなければなりません。

フォローしているSNSのタイムラインから、「早朝から龍雲寺では美しい蓮が咲いています」と、撮影した花とその報告を聞いていると、「これは行かなければならない」と判断。昨日の午前中に行ってきました。

ご存じだとは思いますが、念のために行き方をおさらいしましょう。公共交通なら最寄駅は南海高野線の大阪狭山市駅。そこから龍雲寺までは、歩いて10分くらいです。

ということで、大阪狭山市駅から歩いて市境を超え、富田林市内に入りました。

大阪狭山市駅から歩くこと10分程度で、龍雲寺の入口が見えてきました。

龍雲寺そのものについては、以前にこちらの記事でご紹介しました。このときは2月下旬だったので、蓮の池が枯れた状態でした。あの時の蓮の池はどうなっているのか気になります。蓮の花が綺麗に咲いているでしょうか？

門をくぐり、お墓のある左手を見ると、蓮の池が見えてきました。2月のときと違って青々した蓮の葉が、群れをなすようにあります、その中に白い蓮の花が見えます。

目の前まで来ました。咲いてる花と閉じている花があります。

昨日私が龍雲寺に来たのが午前10時台でしたが、すでに閉じかけている花もありました。蓮の花は早朝から午前中にしか咲かないので、ちょっと遅かったかもしれません。

訪問される際にはもっと早い時間、午前8時台や9時台に行きましょう。なお、蓮の花の見ごろは8月上旬くらいまでとのことです。

とはいえ、白い蓮の花は美しいですね。

蓮の花の中を見てみましょう。

こちらは咲き終わって実だけの状態の蓮もあります。

白い蓮のほかにも、いろいろな種類の蓮がありました。

さてもう一か所、境内から見て右手に歩いて行くと、先ほどよりもより大きな蓮池があります。こちらも大きな蓮の葉が青々としていますね。

こちらの池では白だけでなく、ピンク色の花も咲いていました。

薄いピンクから白っぽい雰囲気の花びらの色合い、中の部分の黄緑から黄色くなっているさまが本当に美しいです。

ピンクの花も、拡大するとこんな風に咲いています。

こちらのほうは、もう閉じたものか、咲く直前のものか......。

すでに終わっている蓮の花、中には次世代として芽生える実が入っているのでしょう。

ということで、頑張って午前中に来た甲斐がありました。

蓮の池からサギが飛び立っていくのが見えました。

もちろん、本堂への参拝も忘れてはいけませんね。ということで龍雲寺の蓮の花を紹介しました。

こちらの画像、蓮を見た帰り道で、偶然見つけました。近くの町内会の掲示板によると明日30日8時から蓮見会があるそうです。夏休みのこのタイミングで、早起きして美しい蓮の花を見に行くのもいいかもしれませんね。

智福山龍雲寺
住所：大阪府富田林市加太2丁目11-19
アクセス：南海大阪狭山駅から徒歩10分