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【富田林市】黄色に染まる姿は圧倒的な存在感!寺内町の西隣にある西方寺の大イチョウが見頃です。

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

富田林駅や富田林西口駅近くで紅葉の見どころが無いかと考えたところ、真っ先に寺内町からみて西南の位置にある西方寺の大イチョウのことを思い出しました。

10月ごろに撮影したもの
10月ごろに撮影したもの

寺内町に行く途中にある西方寺の境内で、青い葉をつけた大木の存在がいつも気になっていました。そしてある時、大木の正体がイチョウと知りました。

紅葉のシーズン真っ盛りなので、西方寺の大イチョウがどうなっているのでしょう?昨日寺内町方面に行って確認してきました。

西方寺は、富田林駅よりも富田林西口駅からのほうが近いです。富田林西口駅から東に寺内町の杉山家住宅方面に歩けば、およそ5分で西方寺の前に行くことができます。

ということで、昨日、寺の前に来てみると、大イチョウが黄色く染まっていました。周囲に邪魔するものがないためか、圧倒的な存在感がありますね。

ということで寺の中に入ってみましょう。

西方寺の大イチョウは富田林市保存樹木7号として1992(平成4)年に指定されています。幹回りが3.6メートルで高さが26メートルもあるそうです。

すぐ隣にある寺内町が国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されているため、高い建物が無いことも、西方寺の大イチョウがより目立つ理由なのでしょうね。

大イチョウは、本堂などがある境内ではなく、霊園(墓地)の方にありました。墓地の前は門が閉まっていますが、カギがかかっていないので中に入ってみました。

墓を見下ろすように立つイチョウの大木に近づきました。

すぐ近くから見上げてみました。遠くから見るのとはまた違った圧倒感があります。

よく見ると、まだ木の下の方は黄緑色しているので、もうしばらく楽しめそうです。

葉の部分を拡大しました。

この日は天気が良かったので、空の青とイチョウの黄色が、上手く映えました。

イチョウを見た後、本堂で参拝しました。余談ですが本堂横の木も気になりますね。

ちなみに天王山神宮院西方寺は浄土宗京都知恩院の末寺です。本堂は再建したもので、比較的新しいそうです。

ということで、西方寺の大イチョウの様子を紹介しました。黄色く色づいた姿も美しいですが、やはり木の高さや大きさが圧倒的な存在感だと、別の角度から撮影してもそう思いました。

天王山西方寺の大イチョウ
住所:大阪府富田林市富田林町2-7
アクセス:近鉄富田林西口駅から徒歩5分

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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