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【河内長野市】サッカースタジアムと公園作りが本格化しています。南花台の大規模工事を昨日見てきました。

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市内には大小複数のベットタウンと呼ばれる住宅地が存在しますが、調べると最も大規模で人口が多いのが南花台(なんかだい)だそうです。

私は個人的に美加の台がいちばん人口が多いのかと思っていましたが、平成27年国勢調査によれば、美加の台の人口が7,181人なのに対し、南花台の人口が7,417人なので、わずかに南花台の方が多いようです。

そんな南花台に、昨日所用で久しぶりに訪問する機会があったのですが、南花台3丁目から4丁目にかけて大規模な工事が行われている様子をバスから眺めることが出来ました。

とても気になったので、バスを降りてこの工事の様子をじっくりと見てみることにしました。

場所は、コノミヤの入っている南花台ショッピングセンターのすぐ近くです。

昨年の2月ごろの様子
昨年の2月ごろの様子

画像は昨年、南花台に行った時の様子です。この場所にあった集合住宅を取り壊す話は以前から知っていて、取り壊された様子も知っていました。

ところが、昨日見ると、昨年はあったはずの集合住宅まで取り壊されていることがわかりました。相当大規模な工事が行われているようです。

これは南花台ショッピングセンターの2階にあった模型です。実は南花台の集合住宅を取り壊した後に何ができるのかを示したもの。

古い集合住宅を取り壊して、新しい公園を作ろうという計画が進んでいるわけです。

その名も南花台中央公園というそうです。そのうえ公園と同時にサッカースタジアムを作るというのですから、本当に思い切ったことを計画しているなと思いました。

完成は2年後の2025(令和7)年とのことで、今からどうなるのか楽しみですね。

こちらが取り壊される前の集合住宅の配置のようです。これ自体はどこにでもありそうな印象ですね。

こちらが工事が終わった後の予想です。右側は公園ですが、道路を挟んで左側にあるのはサッカースタジアムです。

昨年の河内長野シティマラソンでも、市民に交じってサッカーの選手も参加していました
昨年の河内長野シティマラソンでも、市民に交じってサッカーの選手も参加していました

この件についてあまり詳しく触れると長くなりそうなのでこの程度にしますが、調べてみるとスタジアムと新設公園は2023年度から整備を開始する予定とあるので、まだ2022年度ということは整備を開始する前段階の工事ということになりますね。

いずれにしてもどんな工事が行われているのか、工事現場を一周してみました。まずは将来サッカースタジアムになる方から。

いきなり塀に囲まれて中の様子が見えません。

と思っていましたが、ところどころこのように中を覗けるところがあるので、工事の様子をうかがうことができます。

工事予定が書いてありますね。

これをみるとコンガラ(コンクリートがら:建物を解体したときに出る破片や塊)搬出、除却工(全ての家屋等を除却して更地にする工事)を行っているそうです。つまり解体した住宅の破片を搬出して、更地にしているわけですね。

また今週の23日木曜日は天皇誕生日の祝日なので、お休みのようですが、25日土曜日は作業をするようです。

さらに歩くとようやく実際に作業している工事車両を見つけました。

どんな動きをしているのか動画に少しだけ撮りました。

とりあえず取り壊した場所のごみを排出して更地にしてから、いよいよ本格的な工事が始まるというわけですね。

現場で働いている皆さんに「お疲れ様」と心の中でつぶやきました。

道路を挟んだ反対側にも向かってみましょう。将来公園になる方です。

これは南嶺保育園の子供たちの描いた絵のようです。

南嶺保育園は南花台6丁目にある保育園ですが、今年の4月からこの地に移転するようです。

さらに南嶺保育園は、みのりこども園という名前に変わるそうです。

工事現場の柵の後ろにあるので紛らわしいですが、近づくと工事現場とは別に建物に電気が灯っていました。

こども園の建物の近くを回ってみると

今は工事現場の人用の駐車場のようになっていました。

ということで南花台の大規模工事現場の今を見てきました。南花台に限らずどの住宅地も高齢化対策がいちばんに言われてていますが、そんな中、大きな公園やサッカースタジアムが誕生することが決まっているという事実。

さらにそれに向かって行われる工事の様子を見ると、明るい未来が見える気がしました。

南花台3丁目の大規模工事
住所:大阪府河内長野市南花台3丁目
アクセス:南海三日市町駅からバス南花台3丁目南バス停からすぐ

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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