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【富田林市】観梅の季節ですね。喜志の梅の里はどんな様子なのか、実際に行って見てきました。

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

富田林市にはふたつの「梅の里」があります。ひとつは錦織公園にある梅の里で、梅の木の下には水仙も咲くので2度楽しめる雰囲気ですね。

しかし、梅の里はもうひとつ、喜志駅の近くにあります。名前の通り、梅の花がいっぱいの町なのでしょうか?気になったので、実際に見に行ってみることにしました。

喜志の梅の里を念のためにおさらいしすると、錦織公園の梅の里とは似て非なるもので、喜志駅の北西にある新興住宅地です。

この梅の里をもう少し調べると、住宅地造成事業に関する法律(昭和39年法律第160号:旧住造法)の開発許可で造成された住宅地で、民間業者が主導です。

資料によれば、広さが67ヘクタール。事業開始が1970年度、1993年に事業予定終了とあり、1,694戸の計画があったとのこと。富田林市と羽曳野市にまたがる計画ですが、地図を見る限り、どちらかといえば堺市美原区のさつき野とのつながりのほうが深そうです。

ということで喜志駅からバスに乗ります。このバスは梅の里エリア(バス停表記は梅の里住宅)を経由して、隣の住宅地、堺市美原区のさつき野センターに向かうようです。

駅前の外環状線から途中で左に曲がると、いよいよ梅の里エリアに向かいます。急な坂道になっているのが、バスからわかりますね。

梅の里のエリアに入りました。

バス通りに並木があるようですが、梅の花ではないです。地名は「梅の里」ですが、梅は咲いていないのでしょうか?

気が付いたら、堺市美原区のさつき野に来てしまったので慌ててバスを降りました。

歩いて富田林市内に戻ります。歩いてわかりましたが、富田林の梅の里と堺市美原区のさつき野とは、ほぼ一体化しているのがわかります。

ということで梅の里に戻りました。梅の里4丁目緑地です。ここでようやく梅らしい木を見つけました。

木までかなり距離があり遠いので少しわかりづらいですが、この木は梅のような気がします。

すると高台のようなところに梅の木らしきものを発見。本当に梅なのかどうか確かめようと思いましたが、ここは企業の敷地内の入り口のようで中には入れません。残念。

では、別のところに向かってみましょう。

と思ったら、発見しました。個人のおうちの庭に、梅が咲いています!

八重梅でしょうか?壁の外に大きく張り出しています。美しいですね。

公園に到着しました。梅の里11号公園です。

残念ながら、梅の木は植えられていないようです。

ところがベンチで休んでいると、公園の外で梅の木を発見しました。

白梅のようです。どうやらこれも個人が所有する敷地内にあるようです。

今回梅の里の住宅地をすべて回ったわけではないので、もしかしたら梅が咲いている公園がほかにあるのかもしれません。しかし、私が見た限り、公園などの共有の場所に梅の木があるというよりも、個人の家に梅の木が目立つような気がしました。

宅地開発された地域の名前が「梅の里」となっている以上、住んでいる人からしたらやはり庭に梅を植えようと考えられた。あくまでも想像でしかありませんが、そんな気がしました。

梅の里11号公園
住所:大阪府富田林市梅の里3丁目26
アクセス:近鉄喜志駅からバス 梅の里住宅西バス停から徒歩5分

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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