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【富田林市】近鉄富田林駅ホームから見える謎の赤い目印がとても気になったので、その正体を調べてみました

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

鉄道の駅といえば、普通は移動をする途中に立ち寄る場所ですね。電車に乗る、電車に降りる、場合によっては迎えに来てくれる人や見送ってくれる人とのやり取りが含まれるかもしれません。

しかし、電車を待つ間ホームを眺めていると、意外に知らない何かを発見することがあります。今回は近鉄富田林駅で見つけました。

富田林駅のホームです。河内長野行きの電車を待っている時、反対側の大阪阿部野橋方面の電車が停まるホームの下の線路のところに、気になる赤いものを発見しました。

それはこちらの赤いマークです。線路に挟まれるような位置に置いてあります。いったい何のマークでしょうか?

駅のホームから線路を見るといろんなものがありますね。例えばこちらの白いものは昨年5月に喜志駅との間に新たに完成した高架橋の見学会で、クイズとして登場したATS(自動列車停止装置)です。

では、改めてこの赤いマークを確認しましょう。この位置にあるということは電車がその上を通ります。

そしてこのマークがどういうものかという答えは、河内長野方面から電車が来て富田林駅に到着した時に判明しました。

こちらです。電車が停車したちょうど目の前に赤いマークがあります。どうやら駅に電車が停車する位置を示すためのマークのようです。

調べるとこれは停止位置目標(ていしいちもくひょう)と呼ばれるもので、線路の間に置いているものを下置き式と呼ぶそうです。

という事を確認すると、河内長野行きの電車が入ってきました。

念のために河内長野駅にも同じ標識があるのか確認することにしました。

河内長野駅
河内長野駅

河内長野駅に到着してから念のためにチェックすると、やはり河内長野駅でも電車の先頭位置の目の前に赤いマークがあります。

つまり、この赤いものは、停車する先頭位置を示している停止位置目標であることが間違いありませんでした。今度近鉄電車を利用されることがあったら、ぜひ探してみてくださいね。

近鉄富田林駅
住所:大阪府富田林市本町18
アクセス:近鉄富田林駅直結

奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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