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【富田林市】喜志駅の南西に広がるため池群の最も手前にある辰池に行ってきて、開放的な絶景を見てきました

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

富田林に限らず、南河内にはため池が数多くありますね。粟ヶ池のように公園(共園)として、比較的親しみやすくなっているため池がある一方で、丘陵地の奥にあって近づくことすら困難なため池までいろいろあります。

さて、富田林市/文化財デジタルアーカイブ富田林市史第3巻「段丘面の水田と灌漑」(外部リンク)の項目を見ると次のような記述があります。

羽曳野丘陵の分水界の東側の石川側斜面には、平町付近に谷口を有する比較的長い谷が例外的に東北流しており、七廻池、喜志新池、星ヶ池、辰池が階段状に築造されていたが、それ以外の東側斜面は急峻で、谷は短く直線的である。

長い谷を使ってため池群を造っていることがわかります。紹介されている池を地図で見ると、次のような配置になっていることがわかりました。この中で最も喜志駅の近く、街の近くにあるのが辰池です。

龍泉寺の龍池
龍泉寺の龍池

ここで注意したいのは「辰池」であって「龍池」ではないということです。富田林の龍池と言えば、画像の竜泉寺境内の池になってしまいます。

ということで、喜志駅から辰池を目指します。

ところが、辰池の中にある道は、管理道路で一般の立ち入りが禁止されています。

つまり池を周遊することはできなくなっており、①と②のルートの二回に分けて見学することにしました。

ということで、①のルートから辰池の様子を見てみることにしました。こちらは南側ですが、高台の住宅地になっています。

この先は、住宅が池をバックにして建っているので、池が見える場所は限られていました。

ということで、②の北側のルートを歩いてみましょう。

少し歩くと、何かが見えてきました。池の水を調整する水門のようですね。

②のルートは交通量の多い道路沿いですが、この水門の前は、踊り場のようなところがあって、そこからならじっくりと辰池の様子が見られます。

さっそく池の様子を見てみましょう。道路や住宅に面していないところは、基本的に立ち入りができないところということもあって、手つかずの自然が残っているようです。

少し道路側を見ます。辰池は結構大きな池ですね。それでも地図を見る限り、七廻池や喜志新池と比べると小さな池だとわかります。

それにしても開放的な空間です。雲の動きを見るとより広がった絶景が見られますね。喜志駅から徒歩10分以内の場所で身近に見られますから驚きです。

ということで喜志の南西に広がるため池群のひとつ辰池を紹介しました。

この場所は長い谷間になっていたから多くのため池が形成されたこと、その中でも最も下流、街の近くにある辰池は、他の池と比べて比較的に簡単に見学できます。

辰池
住所:大阪府富田林市喜志、宮町3丁目
アクセス:近鉄喜志駅から徒歩7分

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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