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【富田林市】かつてPL花火が最高に良く見えた場所!大阪外環状線の富ヶ丘歩道橋に行くと絶景が見えます

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

富田林の夏の風物詩、PL花火芸術の時に多くの人が観覧したであろう場所は富田林市内に数多くあると想像できます。コロナ禍になってからは花火が中止になり、夏の楽しみがひとつ減ってしまいました。

PL花火については今年も中止との情報があり、残念ながら来年以降に実施されるかどうかは未定という状況のようです。

そんな花火が見られたであろうスポットのひとつに向かって歩いてみることにしました。場所は大阪外環状線沿いにかかる陸橋、富ヶ丘歩道橋です。

あまりこういう人はいないかもしれませんが、公共交通で行く方法をご紹介しましょう。富田林西口駅から西に、外環状線方向にまっすぐに歩いていきます。

地図で表すと、このような位置関係です。

やがて正面にPLの塔(大平和祈念塔)が見えてきましたが、その下に見える青い帯のようなものが、富ヶ丘歩道橋です。

近づいていくと、歩道橋の入り口が見えてきました。

さらに近づいていくと、青い歩道橋の下が坂になっていて、上から数台の自転車が降りてくる光景が見えました。

この坂から上がれるようになっています。

そのまま坂を上っていきましょう。

坂を上がったところです。ここは大阪外環状線と富美ヶ丘歩道橋という陸橋に加えて、ため池があります。

地形図などで調べると「新池」とだけ書いてありました。しかし、外環状線がこの池を分断するように大きな橋がかけられており、その橋の名前が「毛人谷(えびたに)新池橋」とあったので、このため池は「毛人谷新池」という名前だと考えられます。

これが柵の間から見えた毛人谷新池です。富田林市内では、ここのほかにも、ため池の上をバイパス道路である大阪外環状線がまたいでいるケースが多いですね。

この池は、決して大きくないので、大阪外環状線によりさらに細かく分かれているように見えます。

陸橋を上がっていきましょう。

陸橋を上っていると、途中から大阪外環状線の歩道橋と連絡しています。

連絡しているところのすぐ上に、陸橋になる坂があって、複雑な造りになっています。

ネット上の口コミ情報によれば、この位置から花火が最高に良く見えたとあります。

富美ヶ丘歩道橋の文字が見えます。1983(昭和56)年1月竣功(完成)したとあり、さらに過去の情報によれば、2008年ごろに薄いベージュ色からこの塗装に変わったとのこと。

陸橋の上まで来ました。毛人谷新池とその池をまたぐ大阪外環状線の毛人谷新池橋です。

陸橋を渡って反対側に行ってみましょう。

陸橋を渡るとその続きが見えます。この陸橋がそのまま富美ヶ丘交差点のさらに先、市民総合体育館まで続いているのがわかります。

毛人谷新池の反対側が見えてきました。

毛人谷新池を地図上で見ると、反対側の面積が倍近くあって大きいです。

毛人谷新池の反対側ですを見ると確かに、大きい気がしました。

そのまま歩道橋を折り返して元に戻ってきました。最初は気づきませんでしたが、よく見ると、大和葛城山(左)と金剛山(右)が良く見えます。

また、角度を変えると二上山の姿もあります。

というわけで富美ヶ丘歩道橋に行ってきました。今年もここから花火は見られないかもしれませんが、歩道橋の形も特徴的。真下にため池があり、また東側に山々の絶景が見える場所だとわかりました。

今回残念ながら確認できませんでしたが、口コミでは願昭寺の五重塔も見えるとのことです。

富美ヶ丘歩道橋
住所:大阪府富田林市富美ケ丘町4-1
アクセス:近鉄富田林西口駅から徒歩8分

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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