Yahoo!ニュース

【富田林市】7月23日寺池公園プレーパークが再び開催されます。どんな内容か前回開催の様子を紹介します

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

金剛地区は住宅街ですが、元々は羽曳野丘陵を造成しているため、公園として残されているところに昔の丘陵の名残を感じるところがあります。

この自然の丘陵の特徴を利用したイベントが、今年2月に寺池公園で行われましたが、この夏、再び行われることが決まりました。

それがこちらの寺池公園プレパーク&パラソルカフェというイベントで、7月23日日曜日に午前と午後の2部構成で行われます。

大阪狭山市側から見た寺池公園、大阪狭山市では寺ヶ池と表記
大阪狭山市側から見た寺池公園、大阪狭山市では寺ヶ池と表記

今まであまり寺池公園が活用できなかったのは、ここが富田林市と大阪狭山市の境界線上にあり、さらに水面管理者が大阪狭山市寺ヶ池水利組合という事情があったようです。

しかし水利組合や地域の方々とともに、寺池公園を「水辺とみどりが眺望できる居場所」へと改善することを目指そうという試みがなされており、その一環が今回のプレーパーク(冒険遊び場)づくりとパラソルカフェだったのです。

池の先をみると人が集まっているのが見えました
池の先をみると人が集まっているのが見えました

寺池公園プレパーク&パラソルカフェは、2022年11月20日日曜日の9:00〜12:00に試験的にプレ・プレーパークが行なわれたのち、正式な第1回目のイベントとして2023年2月26日日曜日の13:00〜15:30に行われました。

1回目のプレパーク&パラソルカフェについては実際に行ってきて撮影しましたので、その様子をここで紹介していきたいと思います。

寺池公園の会場に歩いていくと、プレパーク開催中の幟が立っていました。

入口付近では受付の方の姿が遠くからでも見えます。

その前に気になるものを発見しました。これは何でしょうか?

これは寺池台小学校卒業記念の植樹をするためのものです。この撮影の1ヶ月後に卒業植樹が行なわれたと考えられますから、今回2回目の時に行けば植樹された木々が植えてあるはずです。

公園の入り口には駐輪場がありました。近所のファミリーがこぞって遊びに来ているようです。

1回目の開催は2月なので、服装はみんな冬の格好です。今度は夏の格好での参加となりそうですね。

こちらは受付です。

プレーパーク&パラソルカフェの全体図です。

そもそもプレーパークとは何でしょうか?引用しました。

「自分の責任で自由に遊ぶ」をモットーに、禁止事項を極力なくした外のあそび場。木登り、ターザンロープ、泥遊び、水遊びなど、子どもたちは四季の変化を体中で感じながら、思い思いに遊びます。子どもたちが自分の「やりたい」を発揮して、思いっきり遊べる遊び場です。

プレーパークの目的

  1. 子どもたちが自ら育つ力を育んでもらうための場と機会を提供することにより、その成長を支援する。
  2. 地域住民の主体的な参加・参画を得ながら実施する事により、コミュニティの成長・熟成を図る。
  3. 多様な世代の外出・参画機会を増やす。

ということで、寺池公園の自然を生かして行われたプレパークの模様を紹介しましょう。

普段は危ないから立ち入りを禁じるような、丘の斜面でも遊べるようになっています。

ロープを使って斜面を降りていきます。数メートルほどの高さですが、子供のころからこういうものになれると本格登山をするときに役立ちそうですね。

大人がやっても楽しめそうですね。

危険がないようにスタッフが常に近くにいるのも安心です。

手洗い場も用意しています。自然相手に遊ぶとどうしてもドロドロになるので、手が洗えるのは大変ありがたいところ。

シートの中で、何かワークショップのようなことをしています。これは工作エリアと書いてありました。

必ずしもアウトドアで走り回るだけではないので、子どもの得意分野で遊べるのが良いです。

マジックで段ボールに絵を描いているようです。

描きあがった絵が段ボールの家に飾られています。「未来」の文字も見えますね。

輪投げで遊んでいる様子も。

これは木を使っての体験のようです。

ここではロープを持ったまま坂を降りています。ジップラインのようです。

元気に走り回っています。この時は冬場なので走れば体が温まりますが、今度は夏の開催なのでそこはまた違ったことになりそうです。

さて、こちらにはベンチと椅子があります。これはパラソルカフェですね。

少し椅子に座って見ました。ドリンクの販売もあったようなので、大人はここで休憩できますね。

椅子から下のほうを見ると、池のほうに向かって遊んでいる姿もありました。

ちなみに寺池公園内にはトイレがありませんが、このプレーパークの期間中、トイレは寺池台小学校のものが利用できました。今回の第2回目も同様の対応になるとのこと。

という事で、前回のプレーパークを紹介しました。

さて第2回目となる今回は次の日曜日7月23日で2部制、子供の定員各50名になっています。

  • 午前の部 10:00~12:00(受付開始9:45)
  • 午後の部 13:00~15:00(受付開始12:45)

雨の場合は中止(小雨は決行)で、3回目は11月5日に企画しています。

寺池公園を有効活用しようという試みのひとつとして行われる寺池公園のプレーパーク&パラソルカフェは、今回から2部制です。さらに盛り上がること間違いないと思いますが、心配なのは雨だけですね。興味のある方はぜひ参加してみてください。

寺池公園
住所:大阪府富田林市寺池台4丁目4
アクセス:南海金剛駅から徒歩13分

※記事へのご感想等ございましたら、「奥河内から情報発信」ページのプロフィール欄にSNSへのリンクがありますので、そちらからお願いします。

奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

奥河内から情報発信の最近の記事