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【河内長野市】若草山のような緑の岩湧山山頂に登ってみると、なんと雲海が河内長野市内を覆っていた!

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野を代表する山といえば、標高897メートルある岩湧山であることはほぼ間違いないでしょう。最高峰を調べると、実は県境にある南葛城山(標高922メートル)のほうが高いそうですが、南葛城山山頂からの眺望は良くないとのこと。頂上付近がとても開けている意味でも、やはり岩湧山は存在感が違います。

これまで岩湧山は2回登りました。1回目は、最も美しいとされた晩秋のススキが色づいた時です。

2回目は翌年4月にそのススキを山焼きにして焼いた直後の、黒坊主のような頂上になった時です。

そしてもうひとつ、岩湧山は緑でおおわれた夏場の風景も美しいと聞いていました。岩湧山の方角を見ると、山頂付近がわずかに色の違うグリーンをしているのがわかります。

さらに、この夏に納涼映画祭で初めて鑑賞した鬼ガールと言う映画にも、緑色の岩湧山山頂のシーンがあり、とても美しい雰囲気で気になりました。という事で、夏場の暑い時期ではありますが、あえて岩湧山に3回目の登山をすることにしました。

というわけで、夏の暑い時期でしたが、午前中は曇り空が広がっているという日を狙って、岩湧山に3回目の登山をすることにしました。河内長野駅からバスに乗り、神納(こうの)バス停で下車しましたが、バス停にトイレがあるので当然済ませておきます。

神納バス停から歩くこと90分で、四季彩館に到着です。標高は約500メートル地点、ここからが本格的な登山です。次のトイレは山頂付近までありませんので、ここでトイレを済ませておきます。

登山口のほうに向かいます。

岩湧寺の前にある林道から岩湧山を目指します。いつものように、急坂の道ではないほうを歩きます。

不思議なもので、岩湧寺まではシュウカイドウが咲く姿をよく見かけましたが、いったん登山道に入るとまったく見かけなくなりました。

登山道を歩いていると、途中に小さな滝や湧き水があります。

少し登るのに面倒な岩場がありましたが、それを乗り越えどうにか岩湧山展望台に到着します。標高が670メートルくらいの地点なので、ちょうど中間点ですね。

ここから見える河内長野市内の絶景は、最高でした。

山道を登っていきます。この辺りは歩きやすいのですが、油断すると滑落しそうなので慎重に歩きました。ただこの辺りの地図を見ると、岩湧の森が終わってダイヤモンドトレールとの合流点が近いような書き方をしてるため、いつも騙されます。

前回もですが、この画像の上のあたりに道(ダイヤモンドとレール)があるように錯覚するのです。でも実際にははるか上、尾根の上まで登らないと合流点はありません。

階段が続くところを見て、ようやくダイヤモンドトレールとの合流点を見つけました。

という事でダイヤモンドトレールにまで来れました。ここからなら後2・30分で頂上に行けます。

前回までと違い、新しい道標ができているようです。この辺りは8合目とのこと。

尾根伝いを歩きながら、木の階段を上っていきます。

東峯というところまで登ってきました。急坂の道はここと直結しています。

気温を見ると摂氏23度。曇っているとはいえ、この温度は高所ならではですね。9合目地点とのこと。

東峯から少し下り、開けたところにある山頂トイレです。もちろんここでトイレを済ませていよいよ頂上を目指します。

ここからは、自治会の所有地とのこと。現役で利用されている茅場でもあることの証ですね。

文化庁の説明ということは、河内長野市や大阪府ではなく日本国として重要な存在であるという事を示しています。

最初は間違えて、階段のない左側の道を歩きました。そのまま上がれると思ったのです。しかし、そうではないようなので、結局引き返したのですが、そこは蝶々の宝庫!いろんな種類の蝶々が自在に飛んでいました。

という事で、本来の道に戻ります。緑に覆われていますが、茅以外にもいろんな植物がありました。この時期はユリの花もぽつりぽつりと咲いていました。

上のほうに行くと、茅だけになっています。これだけ緑に覆われているのを見ると奈良にある若草山を思い出しました。

頂上まであとわずかのところを見ると眼下に雲が広がっています。まさかの雲海が見られました。

いつも見られるわけではない、ちょうど雨上がりに山を登ったのが幸いしたようです。

ここが最も高いところ。三角点があります。

ということで、3回目の登頂です。一度目は茶色、二度目は黒色でしたが、今回は緑色。岩湧山の3パターンの色合いを見ることができました。

美しいので動画も撮影しました。岩が湧かずに雲が湧いていました。

ついつい晩秋からの茶色く色づいた時が注目されがちな岩湧山ですが、夏を中心とした緑の風景もなかなか素敵です。今は暑い時期なので難しいところですが、興味があればぜひ行ってほしいと思いました。

実はこの前の台風が過ぎた2日後に登山しました。河内長野は被害の声を聞いていなかったのですが、やはり頂上付近の看板が風の影響で倒れていました。

雲海が頂上付近にまで迫ってきました。

名残惜しいですが、このまま滝畑方面に下っていきます。

雲が谷間に入ってカルデラのように見えます。鬼ガールは、この辺りで撮影をしたのでしょうか?

荷物(茅?)を運搬するケーブルがあります。

茅場を下っていくと、森におおわれた暗闇のようなところが見えます。そこから滝畑方面からの山道があります。

最後にもう一枚撮影しました。どの季節に来ても岩湧山山頂は美しいです。この地域では金剛山が圧倒的に人気ですが、頂上の美しさは岩湧山のほうが上ではと、個人的に思います。

看板が黒こげのようになっていますが、今年の山焼きの影響でしょうか?

森の中に入りましたが、最初の頃は同じような木が立っていて幻想的です。

途中高圧鉄塔の下を通り過ぎます。

この日少し霧が出ていました。頂上で雲海としてみたところだと思われます。

霧のためか、いつも以上に幻想的な森になっています。

ちょうど霧が、地面のあたりに帯のようになっています。こんなシーン、いつも見られるわけではありませんので、ラッキーでした。

悪い道をこのように歩きやすく作ったものだと思われますが、この日は風雨でさらけ出されたプラスティック(塩化ビニール?)のような白い部分が滑ってしまい、逆に歩きづらかったです。

さらに倒木もあります。山道でこのような場面に何か所か遭遇しました。思ったよりも被害がないと安心していた台風ですが、やはり山の中ではこのような被害をもたらしていたんですね。

ここは前回直進しようと間違えかけたカキザコの分岐点です。道標ができてわかりやすくなりましたね。

このように整備されているところも多いのでそこは歩きやすかったのですが、今回は道が悪くなっているところが散見された気がします。

岩湧山から滝畑の道は、過去2回歩いたのでそんなに大変な印象がなかったのですが、今回は台風の影響でかなり道が悪くなっているようで、滑落しないように、非常に慎重に山を降りたので予想よりも相当時間がかかってしまいました。なんと4時間も!気が付けば午後4時を過ぎてしまいました。

そのため当初予定していた、滝畑観光での食事も取れずじまい。代わりに売店を利用しました。道の悪いことを滝畑観光の人に伝えると「今度、市役所の人に伝えます」と言っておられました。

ここは最後のところですが見事に道がえぐられています。山登りに慣れた人から見たら「大げさな」と思われるかもしれませんが、私のように慣れていない者にとっては一苦労です。

とはいえ、けがもなく無事に滝畑登山口に戻りました。この後バスに乗って帰りましたが、滝畑ダムのキャンプ場やサイクルスポーツセンターの方々と共にバスに乗り合わせたので、かなり混雑した中、河内長野駅に戻りました。

岩湧山
住所:大阪府河内長野市滝畑
アクセス:河内長野駅からバス 神納バス停から徒歩3時間相当

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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