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【富田林市・河内長野市】ダイトレフォトコンテスト2023を開催中。応募できそうな写真で挑戦してみた。

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野や富田林を日々歩いていると、どうしても目に飛び込んでくるものといえば「山」です。ご存じの通りこの辺りは東に金剛山地があり、ちょうど河内長野のあたりで山が90度曲がって、今度は南に和泉山脈が連なっています。

その連なった山の中には和歌山の加太から大和川沿いにある亀の瀬までをつないだ葛城修験がありますが、そこまでいかなくても、奈良の香芝市・太子町の近くにある屯鶴峯(どんづるぼう)から和泉市の槇尾山(まきおさん)までを結ぶダイヤモンドトレールがあります。

ダイヤモンドトレール(以下、ダイトレ)は、1970年に大阪府によって整備された自然歩道で、資料によれば1971年12月に正式に開設され、1972年に金剛石(ダイヤモンド)にちなんで名付けられたとのこと。

私自身は、やはり岩湧山登山の時にお世話になっていますが、紀見峠を越える際にもダイトレと交差した経験があります。さて、そんなダイトレをテーマにした写真コンテスト「ダイトレフォトコンテスト2023」が、現在開催中です。

開催期間は、2023(令和5)年8月10日(木)から2024(令和6)年1月10日(水)までなのですが、注意する点は撮影時期です。開催期間だけではなく今年の1月11日から撮影した作品も対象になるとのこと。つまり冬や春に撮影した作品も対象になるわけですね。

さて応募方法ですが、Instagram または Facebook での利用が条件で、#ダイトレフォトコンテスト2023と「#(後述する応募部門の名称)」の2つのハッシュタグをつけて投稿する必要があります。また期間中、応募可能な SNS を追加する場合があるとのこと。

また投稿の際、以下について簡単な説明をしてほしいとのことです。① 撮影場所、② 撮影時期 ③ 何を被写体としたか ということで、例えば上の画像を投稿したとしたならば ①岩湧山頂上 ②2023年8月 ③頂上を示す看板と三角点 になります。

応募点数は、一度の投稿で応募できる作品は1点ですが、投稿回数に制限はないそうなので、何点でも応募できるようです。応募資格はプロ・アマチュアを問わず、どなたでも応募できるそうです。

応募者は Instagram または Facebook アカウントを所有しかつダイトレ公式アカウントをフォローする必要があります。投稿はいずれも公開にします。

次に作品規定は次の通りになっています。

  • ア、作品の縦横比は問いません。
  • イ、ご自身の SNS やブログで公開した作品も応募可能です。
  • ウ、応募作品は次の要件を満たす必要があります。

① 応募者が応募についての適法な権利(著作権、肖像権等)を有するもの
② 実際の印象からかけ離れるような過度の加工をしていないもの
③ 写真に対して文字等を加筆・合成をしていないもの
④ 公序良俗に反するおそれのないもの
⑤ 第三者の著作権、肖像権その他の権利を侵害するおそれのないもの
⑥ 過去に他のコンテストで入賞した作品でないもの

例えばこれは今年の奥河内写真コンテストの入賞作品ですが、⑥の規定によりここで選ばれた作品は応募できないということですね。ちなみに 賞は次のようなものを予定しているそうです。

大賞1点、部門賞3点(各部門1点)、入選6点(各部門2点)の計 10 点を選出します。
受賞作品はダイトレに関する広報物等で活用します。
また受賞者には受賞決定後に、高画質なデータの送付をお願いする場合があります。

商品の予定です。受賞者全員に対し、以下の賞品を授与します。

  • (1)ダイトレロゴ入り T シャツ
  • (2)ダイヤモンドトレール活性化実行委員会の特産品(賞の種類により内容は異なります)
  • (3)アウトドアスパイスほりにし(ダイヤモンドトレール民間連携・協力事業者「Orange」提供)

どれも素敵ですが、個人的には上の画像の様なイメージの特産品が気になりますね。

画像は堺市南区から岩湧山方面を見た様子
画像は堺市南区から岩湧山方面を見た様子

さて、応募部門は次の3つがあります。

  • ①やまあるき部門 ダイトレ及びその沿道の自然・人物等を被写体とする作品
  • ②みはらし部門 ダイトレが通る山からの眺望を撮影した作品 ※山頂など、ダイトレコースを外れた撮影場所も対象となります。
  • ③やまなみ部門  ダイトレが通る山をふもとや市街地から撮影した作品

この中では、①と②は実際に山に登らないと撮影できないのに対して、③やまなみ部門は下から山々を撮影するのでいちばん参加しやすそうです。これなら上の画像のようにダイトレの山々と直接接していない富田林からの撮影でも参加できます。

とはいえ、私もそれぞれの部門に賑やかしに参加してみました。①の山歩き部門はこちらの画像を投稿しました。(① 撮影場所:岩湧山山頂付近 ② 撮影時期:2023年8月 ③ 何を被写体としたか:火の用心の看板と木の階段)

②のみはらし部門はこちらです。(① 撮影場所:岩湧山山頂付近、② 撮影時期:2023年8月、③ 何を被写体としたか:和歌山側に幾重にも連なる山々)

いずれも緑の岩湧山登山の時のものですが、記事の画像には使わなかったものから選びました。

最後は、③やまなみ部門です。これは探せばいろいろありそうですね。たとえばこちらの写真ですが、(① 撮影場所:近鉄長野線の車窓から、② 撮影時期:2023年1月下旬、③ 何を被写体としたか:粟ヶ池バイパスの先に見えるダイトレの山々)という感じです。

そしてやまなみ部門はもうひとつ面白いシチュエーションを考えてみました。それは8月に行なわれた新堂盆踊り大会より。

まだ盆踊りの前のカラオケ大会の時間ですが、会場となった新堂小学校のグラウンドの背景にダイトレの山々が見えることを注目しました。

という事でこちらで挑戦です。(① 撮影場所:富田林新堂小学校のグラウンド、② 撮影時期:は8月19日、③ 何を被写体としたか:盆踊り大会の櫓の背後に見えるダイトレの山々と湧き出る雲)と行きましょう。

ということで、現在開催中のダイトレフォトコンテスト2003の紹介と実際に私が挑戦した作品を紹介しました。私の場合はスマホで撮影した単なる賑やかしなので、入賞とかはあり得ないかと思いますが、せっかくのフォトコンテストです。興味ある方は挑戦してみてはいかがでしょう。

ダイヤモンドトレール(ダイトレ)
住所:大阪府河内長野市をはじめとする3府県10市町村
問い合わせ先:南河内府民センタービル大阪府南河内農と緑の総合事務所 地域政策室 ダイトレ活性化担当
問い合わせ先住所:大阪府富田林市寿町2丁目6番1号 南河内府民センタービル
問い合わせ先電話:0721-25-1131 (内線 272、210)

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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