【河内長野市】大人気こだわりの店ばかりの出店!今年も文化の日に観心寺KU-RIのマルシェを開催します
河内長野を代表する寺院である観心寺。高野山真言宗の遺跡(ゆいせき)本山と言われ、格式が高いだけでなく歴史もある寺院です。が、それだけではありません。様々なイベントが行われていて、いろんな世代の方々が境内に訪れるのも大きな特徴です。
先日ある大学の研究資料をダウンロードして見る機会がありました。ここでは詳しく触れませんが、中世の研究内容で、観心寺の高い身分の学侶(がくりょ:学僧)やその下に位置する衆徒(しゅと)の関係と役割が詳しく書かれています。
また本山である京都の東寺の支配から抜けて独立して運営していたとか、領地だった観心寺七郷との関係や室町時代に南河内を支配していた守護大名との関係なども詳しく記載。最後は江戸時代以降の観心寺にも触れていてとても興味深い内容でした。
中世の頃の観心寺はミニ高野山のような状況で、広い境内の中に町があり、商店があったそうですが、昨年行なわれた観心寺マルシェはまさしくそのような状況だったのを覚えています。今年の5月にも観心寺KU-RI内で「白(Siro)」というマルシェが行われていましたね。
そして今年も11月3日11時から、観心寺のマルシェが開催されることが決まりました。「観心寺マルシェKUーRI」です。「心を観る寺」と書いてありますが、これは寺の名の由来として、以前ご住職から伺ったことがあります。
ということで、どのような内容なのか昨年の様子をご紹介します。これはイメージとして見てください。入口に見たことのある顔があると思えば天野酒さんが甘酒おかしを販売していました。
2か月前から予約が必要な観心寺KU-RIさんも、主催者とあってマルシェが出ていました。販売される精進弁当は予約で完売されたそうですが、当日予約なしで購入できるメニューもあるそうです。
そしてこちらの画像です。国宝の金堂側から見下ろす位置で撮影しました。来場者の多さもさることながら、店が参道沿いに並んでいるという姿は圧巻です。テントは現代物なので微妙に違うかもしれませんが、中世の観心寺はこのようなものだったのではと想像できます。
背後に山々が見える中で行なわれるマルシェは、町中のマルシェとは雰囲気が違いますね。
マルシェ会場とはがらりと変わって静かな恩賜講堂です。昨年はここでヨガが行われていました。
ヨガは今年もあります。今年は当日券(3000円)もあるそうなので、気が向いたらその場で参加できますね。
それでは今年の観心寺マルシェKU-RIの出店予定者を紹介しましょう。
- 観心寺KU-RI(精進弁当)
- うさぎぱん(ベーグル)
- オドルヨウニ(お弁当、焼菓子)
- cocochi(陶小物)
- かなつむり(耳飾りやヤモリのブローチ)
- crepe stand(クレープ)
- 観心寺project(Coffee)
- savon de franchea(石鹸)
- SwitchBack(スパイス)
- slowth(刺繍クラフト)
- FOODTRUCKOn(ガレット)
- mano(ヴィーガン焼菓子)
- mikimichimasa(アクセサリー)
- 養生菓子もちねこ(おまんじゅう)
- remplir(お花)
- 和韓ごはんと、甘いのと。(キンパ等)
- wash+(古道具)
- 観心寺お灸体験(お灸) ほか調整中
正直どれも人気店なので選ぶのが大変ですが、個人的には観心寺projectと観心寺お灸体験がとても気になりますね。
昨年は本当に多くの参加者がいらっしゃいました。今年も同じような光景が見られる気がします。ただお目当てのお店があればできるだけ早い時間に行かないと売り切れると思いますので注意しましょう。
また、観心寺マルシェとは直接関係ありませんが、寺の入口にある菊水きりいしさんでは、しばらく休んでおられたニッキ餅が復活したという情報を得ました。
11月3日は祝日です。当日は開いていると思われるので、マルシェのついでに立ち寄ってみてはいかがでしょう。
観心寺・観心寺KU-RI
住所:大阪府河内長野市寺元475
マルシェ開催日時:11:00~※売り切れ次第終了
入山料:300円
アクセス:南海・近鉄河内長野駅からバス 観心寺バス停下車徒歩4分
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