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【河内長野市】深夜の道の駅くろまろの郷はどんな感じ?レンタカーで仮眠してみました。

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

普段は公共交通派ですが、とある予定の為にレンタカーを用意する必要に迫られました。しかしその予定が急遽キャンセルとなってしまいました。結局レンタカーだけが残ったので、どうしたものかと考えたところ、あることを思いつきました。それは道の駅の仮眠です。

道の駅やサービスエリアで車中泊をする人が最近増えているそうですが、前提として露骨な車中泊は禁止されており、あくまで休憩施設ということを理解したうえで、周囲に迷惑をかけずにひっそりと静かに仮眠するのなら黙認されているようです。

これは道の駅で、テーブルを出したり、火をおこしたり、勝手に充電するなどマナーの悪い車中泊をする人が増えているからなのですが、マナーを守り車の中で静かに仮眠するなら休憩の一環として認められています。

河内長野の道の駅と言えば「奥河内くろまろの郷」ですが、調べてみると道の駅としてはトイレが近く、24時間の監視カメラがあるなど、仮眠を取る場所としてとても評価が高いそうです。

というわけで、仮眠をとるために深夜のくろまろの郷で夜が明けるまで静かに過ごしてみることにしました。

仮眠をする際に夕食をとる必要がありますが、くろまろの郷の店は閉まっています。でもご安心下さい。近くに24時間開いているスーパー、オークワさんがあります。

車の中で静かに食べるものをいろいろ買い込みました。

またすぐ近くに、風の湯さんがあります。仮眠の前にひと風呂浴びることもできますね。

そんな準備を終えて、くろまろの郷に到着しました。

夜中ですが、照明がついたままなので明るく安心です。また警察の車もパトロールに来ていました。

短時間の休憩に使う車やバイクのほか、朝まで仮眠を取る車などまちまち。基本はみんな静かで、いわゆる露骨な車中泊をしているようなマナーの悪い車は見当たりませんでした。

中にはワンちゃんの散歩に来ている方がいました。日付が変わった時間なのに、そういう人もいるんだと驚きました。ちなみに車を見ているといろんな地域のナンバーを見つけました。遠くから河内長野に来られていることがわかります。

また目に見えるところにトイレがあるのもポイントが高いようです。少し外の様子を見ていましたが、ここで私も仮眠を取ります。

さて、トイレで目が覚めました。午前3時ごろだと思います。

空を見上げると星が綺麗でした。

照明が邪魔しないところで再度撮影しました。オリオン座らしきものが、はっきりと見えます。

トイレで鉢合わせた、仮眠をしている別の方のお話を伺うことができました。その方は岐阜から来ている方で本当は四国の登山を考えていたそうですが、現場の天候が悪いので、急遽岩湧山に予定を変え、くろまろの郷で仮眠をとったとのことでした。

次に目覚めたのは午前6時前です。空が明るくなって来ました。野菜販売のあすかてくるでさんの電気が点りました。私はまもなく帰りましたが、仮眠後にくろまろの郷の施設で野菜などを買って帰るのもよさそうです。

というわけで、くろまろの郷で朝まで仮眠をとりました。くろまろの郷と言えば、野菜の購入をはじめ、レストラン、河内長野の特産品の販売、あるいはドッグランや夏場の石川の水遊びなどいろいろありますが、夜もくろまろの郷には多くの人が楽しんでいました。

道の駅奥河内くろまろの郷
住所:大阪府河内長野市高向
アクセス:南海・近鉄河内長野駅からバス 奥河内くろまろの郷バス停下車すぐ

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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