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【河内長野市】なんとアジサイだけではなかった!河合寺の後ろに、みごとな紅葉スポットがありました。

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野も紅葉シーズン真っ盛りですね。山が多いから紅葉スポットが多いかなと市内の紅葉スポットを検索すると、意外に少なく、延命寺と奥河内もみじ公園だけが出てきます。その他は、市外か大阪府立花の文化園内にあるもみじ谷くらいしか出てきません。

清水地蔵寺・昨年の紅葉
清水地蔵寺・昨年の紅葉

しかし、観心寺や天野山金剛寺の紅葉も美しいですし、昨年は南海千早口駅から西にある清水地蔵寺(九華山地蔵寺)の紅葉を紹介しました。取材時は少し早かったのですが、色づいた紅色の鮮明な色合いは今でも印象に残っています。

そして今年もご近所以外あまり知られていない紅葉スポットを探してみたところ、河合寺という情報を得ました。というわけで、さっそく昨日、現地に行ってみました。

河合寺は奥河内あじさい公園とよばれているところで、ここでも紹介したので、アジサイが綺麗なのは当然ながら知っています。それに加えてもみじも綺麗だというのです。

しかし、バス停に降り立ってみたところ、確かに赤いところはありますが、本当に紅葉の名所なのかと首をかしげました。何しろ緑色の木々の方が目立っているからです。

道路から離れたところ、清教学園のあたりを見ると大きな赤い木が見えました。でもこれだけで紅葉のスポットといわれてもピンときません。

といいつつ河合寺の入口にはもみじが赤く染まっていました。現在は非公開寺院となりましたが、入口に見える古寺としての貫禄と紅葉との相性はばっちりです。

ただ紅葉の木はこの1本だけです。確かにきれいですが少し物足りませんね。

河合寺の横から例年アジサイが美しい公園にも行ってみることにしました。すると別の木が赤く色づいています。

立ち入り不可の河合寺境内も赤く染まっていました。

そして公園内に来ると、いきなり赤く染まっている木を何本も発見しました。バス通りからは見えませんが、公園の中に紅葉が隠れていたのです!

赤く染まった木が連なっていて、とても美しかったです。

そうやって見ていると、いろんなところに紅葉した木を見つけました。

河合寺のある奥河内あじさい公園は、アジサイだけではなかったんですね。

しばらく紅葉狩りを楽しみながら散策しました。

近所の方はご存じなのでしょうけれど、そうでない人はほとんど知られていない気がする隠れた名所だと改めて思いました。

ついつい見とれてしまい時間を忘れてしまいます。

さて紅葉を拡大しました。拡大すると赤くなっているところとまだ色が浅い部分とまだらなのがわかります。完全に染まっていないということはもうしばらく見頃が続くような気がします。

遠くには黄色い木も見えます。これはイチョウでしょうか?

公園内の東屋です。6月ごろにアジサイを見るときに休憩に使いましたが、これだと紅葉狩りでも使えそうです。

遠くに建物の屋根らしきものが見えますが、あれは河合寺の奥の院と思われます。

緑の木に囲まれたように鮮明に紅い木があります。色のコントラストが素敵ですね。

奥河内あじさい公園は、トイレも完備しているのがありがたいですね。ただ近くに駐車場がないのが難点です。公共交通なら河合寺バス停から徒歩2・3分で素敵な光景が観られるので、公共交通利用のほうがお勧めかもしれません。

ということで、河合寺にある奥河内あじさい公園内の紅葉スポットを見てきました。「あじさい公園」という名前なので、アジサイしかないのかなと思いがちですが、名前に惑わされずに見に行くと、実は穴場の紅葉スポットでした。興味のある方は、ぜひ早めに見に行ってください。

奥河内あじさい公園の紅葉
住所:大阪府河内長野市河合寺871
アクセス:南海・近鉄河内長野駅からバス 河合寺バス停下車徒歩2・3分

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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