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【河内長野市】120年ぶりの珍事!黒竹の花が河内長野駅近くの錦水工房さんの前で咲いています

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

山に囲まれた河内長野は、自然と竹林に出会う機会が多いですね。しかし、竹から花が咲くシーンも見ることもほとんどありませんし、そもそも竹が花を咲かせるということを知っている人も少ないのではないでしょうか。

ところが、竹の花が咲いているという情報を知りました。河内長野駅ちかくの錦水工房さんの前の竹で咲いているというのです。場所の特定できたのが夕暮れ時だったのですが、いてもたってもいられなくなり、さっそく見に行ってみることにしました。

錦水工房さんは、ゆいテラスのあるイズミヤ河内長野店に向かう途中にあります。

竹を調べると、驚いたことに120年に1度しか花を咲かせないと言われているそうです。以前清見台で見に行ったリュウゼツランは、数10年に1度花を咲かせると言われているので、120年に1度がいかに長いかがわかります。

ちなみに今から120年前の1903年を調べると明治36年で、中国が清国でオスマントルコという国があったころ。日本で初めての市電が大阪市で開業し、日本初の営業バスが京都で運行されたそうです。

世界を見るとパナマ運河の条約が調印され、ライト兄弟が人類初の動力飛行に成功した年なので、いかに120年が長いかがわかります。

ということで竹の前に来ました。確かに普段見るような竹とは雰囲気が違います。

拡大しました。黒竹(クロチク)はマダケ属のタケで、ハチクの変異体といわれます。黒い竹から緑の笹が生えていますが、笹の中央にある茶色いものが竹の花だそうです。

花といってもカラフルな花ではありません。これは竹がイネ科・タケ亜科に属しているためで、稲の花に近いと言われればそんな気がします。稲は毎年花を咲かせて米を作りますが、竹は120年に1回とはずいぶんと違いますね。

また通常の花のように花粉を飛ばして子孫を増やすわけではなく、竹は一部の地下茎から新たなタケノコが生えてくるそうです。

ここは行きずらい山の中ではなく、河内長野駅からイズミヤに向かう道の途中です。こんな行きやすい場所で珍しい光景が見られるなんて!

見た目がカラフルな花ではないので見落としがちですが、このような形をしている花だと覚えておけば見落とすことはないでしょう。

さて竹の後ろにある建物は錦水工房さんで、週3日カフェを営業しているそうです。

カフェまごくろうさんが、木金土の週3回11:00から16:00まで営業をされているそうです。残念ながら営業時間外だったので訪問できませんでした。

隣にイチョウの木が見えます。美しいコラボレーションですね。

ということで、河内長野駅からイズミヤ河内長野店に向かう途中、石川沿いにある錦水工房さんの前の竹に、120年に1度しか咲かないといわれている竹の花を紹介しました。

人生100年時代と言われていますが、120年なのでこれを逃したら次回みられるのはとても厳しいと考えられます。この機会に眺めてみてはいかがでしょう。

錦水工房さん前にある黒竹の花
住所:大阪府河内長野市喜多町700
アクセス:南海・近鉄河内長野駅から徒歩5分

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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