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【河内長野市】2月29日まで開催中!空海ウォークデジタルスタンプラリーで西高野街道を歩いてみた。

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

冬は寒いので、ついつい家や室内に籠りがちですが、体を動かすと温まりますね。マラソンなど激しいスポーツが苦手だという人でも比較的やりやすい運動が、歩くだけのウォーキングです。スポーツが苦手な私は、ウォーキングでけっこう体を鍛えています。

そしてまた、ウォーキングに最適なイベントがあります。12月から2月末まで行われている愉快・爽快・空海スタンプラリー2023が開催中です。

今回は少し出遅れてしまいましたが、2月末まで開催しているということで参加しましたのでその様子を紹介しましょう。説明にもありますが、西高野街道という常時開催の別のツアーがあるので注意が必要です。画像がなく「空海ウォーク」と大きく表示されているのが今回のツアーです。

今回は6ヶ所のスポットを巡るコースのようです。スポットの数は少ないですが、距離はさらに長くなっています。

今回は河内長野とそれ以外の市は別の日程で行きました。期間中であれば日を分けて回ることもできます。また全部歩く必要もありません。特に今回は天見駅近くのスポットがあったので、河内長野市内は公共交通を使いながら利用しました。

天見駅から向かった先は八幡神社です。京都にある岩清水八幡宮の別宮、地元では流谷八幡神社と呼ばれているところです。

訪問した時は1月の上旬で、南天の赤い色が目立つ時でした。

神社に向かう赤い橋が見えてきました。

最初のスタンプをいただきました。

この日は恒例の縄かけ神事の最中でした。

この後は、南海電車で河内長野駅に移動しました。駅前はふたつの高野街道が合流するところですね。

河内長野駅から西高野街道を歩きます。

こうして西高野街道沿いを歩きましたが、

途中でスポットを行き過ぎたことに気づきました。ということで引き返します。

このようなルートを歩く結果となりました。次のスポット行者堂・九里塚は西高野街道沿いではなく一本東側の道筋にあります。

こちらが行者堂です。そして右手に見えるのが高野山女人堂まであと九里(約36キロメートル)を示した石碑が見えます。

ということで、ふたつ目をいただきました。

真ん中に高野山女人道と書かれた石碑(九里石)がありますが、口コミによれば、本来の西高野街道のあったところから石碑を移築したのでは?ということが書かれていました。それなら、西高野街道から外れたところに石碑がある理由が頷けますね。

ただ、不思議なのは地図を見る限り西高野街道は少し西側に迂回するようなルートをたどっているのに対して、九里塚・行者堂がある道は河内長野駅から一直線で西高野街道とつながっているのです。

もしかしたらある時代に、本来の西高野街道よりも近道として設置した新道なのかもと、いろいろ想像します。

気を取り直して西高野街道をいましばらく歩きました。

原のだんじり小屋が見えます。古い街道沿いにはだんじり小屋があるのも特徴です。

横にベンチが付いた地蔵堂があるかと思えば、

さらに、安倍晴明ゆかりの晴明塚があります。

そして石坂のだんじり小屋と続き、南海千代田駅付近まで歩いてこの日のスタンプラリーはいったん終了しました。

さて、日を改めた先日1月下旬に残りのスポットを歩くことになりました。

河内長野方面からバスに乗り、到着したのは狭山ニュータウンセンター前です。

ここから次のスポット、そしてゴールまで歩きます。

最初に向かったのは、茱萸木(くみのき)八幡宮です。

八幡宮と公民館、さらに寺院が集まっている地域の中心地。

というわけで、3つ目のスタンプをいただきます。

河内長野でゲットしたものを含め、これで半分のスタンプが手に入りました。

茱萸木八幡宮を参拝して次を目指します。

ちなみに西高野街道と並行している国道沿いには、いくつかお店があるのですが、

こちらのまあけんさんは、かつて富田林のシェアカフェ、わっくカフェさんで営業された後、最近、狭山の国道沿いに店を開業した中華料理店で、とても評判が良いとのこと。残念ながら定休日だったので行けませんでした。

西高野街道に戻って歩き続けます。

大阪狭山市といえば、やはりさやりんですね。

さやりんのバスが通過して行きました。

途中にあった小さなため池からの絶景がよく、遠くに狭山池の土手が見えました。

ときには陸橋も西高野街道の一部になっています。

やがて4つ目のスポット「女人堂十一里塚」です。

十一里石の前で4つ目のスタンプを手に入れました。

途中にだんじり小屋のようなものを発見しました。

神社の社と地蔵堂もあります。西高野街道は、地蔵菩薩が本当に多くありますね。

視界が開けたところで、この辺りから堺市です。遠くに堺の中心部付近がうっすら見えます。

いつ頃の標識でしょうか?矢印付きです。

お屋敷ですが、やまつ辻田さんという七味などの香辛料を販売している有名店です。

延命地蔵菩薩像と道標。右が「かうや(高野山)」、左「たきだに(滝谷不動尊)」に道が別れているポイントです。

高速の高架が見えてきました。

高架のあるところは下草尾交差点です。

惟妙寺 (ゆいみょうじ)の前を通過します。

ここで少し寄り道しました。出雲大社大阪分祠です。

因幡の白兎をイメージしたと思われる像があります。

トイレがありましたので利用させていただきました。西高野街道はトイレスポットが少ないので大変重宝します。もちろんこの地に鎮座している出雲大神(大国主命)の参拝も欠かしません。

西高野街道に戻り、こちらの肉屋さんでコロッケを買いました。

ようやく5つ目のスポットに到着です。

十二里石・関茶屋というところで、前回の十一里石から一理(4キロ)ほど歩きました。一里の長さを体験するのにはちょうど良い区間。

こちらが十二里塚です。

高架の線路が見えます。泉北高速鉄道です。

白鷺公園の前を横切ります。この辺りからは古い街道よりも新しいものが増えている状況です。

遅い昼食をこちらのグリルトミーでいただきました。

大阪公立大学の前を歩きます。

中百舌鳥駅の前を歩きます。

またこの辺りは古墳が多いですね。こちらは5世紀後半ごろに作られた御廟表塚古墳です。

さらにこちらの大木は天然記念物の百舌鳥の楠。

百舌鳥駅前の踏切です。

大仙公園に到着しました。

公園の中の日本庭園前が次のスポットです。

日本庭園の前です。庭園そのものは有料(200円)です。

こうして無事に全てのスタンプを集めました。

大仙公園に観光案内所があったので、そこがゴールと思って行くと、「堺東の観光案内所がゴール」と言われました。間違えないようにしましょう。

不覚にも少し戻る結果となりましたが、代わりに世界遺産の仁徳天皇陵の拝所の前に来れました。

仁徳天皇陵の周回の道を堺東まで目指します。

遠くに堺東の街並みが見えます。

仁徳天皇陵から離脱して堺東に向かいます。

堺市役所の建物が近づいて来ました。

細い道を歩いていきます。

途中から西高野街道と再合流したようです。

ついに堺東の駅に到着しました。

駅前にある観光案内所がゴール地点です。

無事に受付が終わりました。今回は出遅れたので参加賞だけいただきました。あとアスマイルのポイントも付与されるようです。西高野街道はなかなかの長距離で歩きごたえはありますが、2月いっぱいのイベントなので、これを機会にウオーキングをしてみてはいかがでしょう。

また南海ハイキング(外部リンク)によると、2月4日11:00~16:00まで南海難波駅2階中央改札前で河内長野市、堺市、大阪狭山市、南海電鉄などで構成された西高野街道観光キャンペーンのイベントがあり、モックルをはじめハニワ部長やさやりんも登場するそうです。楽しそうですね。

画像は参加賞のB賞
画像は参加賞のB賞

高野山 九里道標石

住所:大阪府河内長野市古野町1-33

アクセス:南海・近鉄河内長野駅から徒歩7分

※愉快・爽快空海ウォークデジタルスタンプラリー2023は2月29日まで開催

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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