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【河内長野市】野作交差点からくろまろの郷の間に何がある?車の通行量の少ない裏道を歩いて目指しました!

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市内をいろいろ歩いていますが、まだまだ歩いていないところはいくらでもあるようです。今回は野作町の交差点から道の駅奥河内くろまろの郷まで、車の通行が少ない裏道を中心に歩いてみました。

今回のスタートは、大阪外環状線の野作町の交差点からです。

交差点沿いにパチンコ店HYPER ARROW長野店の建物が見えますが、調べたところ1月28日で閉店していました。系列店のHYPER ARROW松ヶ丘店と統合したとのこと。既に白い柵がありますが、跡地はどうなるんでしょう。スギ薬局ができるという情報もあるようですが、いずれにせよどうなるか楽しみです。

外環状線から南側の道を歩きます。野作町を調べると江戸時代のころは錦部郡野村(にしごりぐんのむら)、同郡惣作村(そうさくむら)だったそうで、惣作村は近江膳所藩、野村は五条代官所の管轄だったようなことが書いてありました。

バスが走る旧道を横切ったところ、野作バス停近く
バスが走る旧道を横切ったところ、野作バス停近く

1883(明治16)年6月に惣作村と野村が合併して野作村になったとのこと。野作の地名はこのころからできたようです。その後1889(明治22)年に周辺の6つの村が合併して錦部郡長野村が発足し、南河内郡長野町を経て最終的に河内長野市になりました。

野作町の中心部分と考えられる自治会館が見えてきました。自治会館の横にある細い道を右に曲がります。

自治会館から続く細い道です。昔から存在していた道のようですね。

さらに、左手に見える細い道に入っていきます。

道なりに歩くと右手は比較的新しい住宅が見え、柵の反対側は竹林が見えますが、すぐ崖になっているため、高い柵で立ち入りを制限しているようです。

まっすぐ歩くと下りの坂道が続いています。大阪外環状線は河内長野市内では比較的高台を通っているので、下界に降っていくイメージ。

道なりに下っていきます。細い道ですが、さすがに車が入れるようなところではないので歩きやすいです。

崖を下って来たのがわかります。

下に降り切りました。このまま左手に歩けばバス道になりますが、やはり車の通行が多いので、ここではあえて右の細い道を行きます。

アスファルトではなくコンクリートでできた道を歩きます。

正面は階段で上がるようになっていますが、実は左手側に道があるのでその方向に歩いてみました。

細い道を歩くと少し広い道が見えてきました。

広い道まで出ましたが、バス道(河内長野かつらぎ線)ではありません。後で確認したら錦町第2公園から西に続いている道でした。

歩いていくと、広い敷地が見えてきました。

こちらは南海バスの長野車庫です。ちょうどバス停のあるバス道よりも一本北側を歩いています。

バスを洗浄しているシーンが見えますね。

長野車庫からはバス道に出てきました。

今まで歩いたルートです。裏道を使って斜めに歩いてきました。下りなのでそれほど大変ではありませんでした。逆に歩くと登りなので少しきついかもしれません。

バス道を歩いていくと高架が見えます。上原町と南花台を結ぶ道ですが、そのまま行けばやがて和歌山の橋本方面まで続いている道です。

高架をくぐって下高向のバス停まで来ました。くろまろの郷に行こうとすれば、このままバス道沿いに歩いても行けますが、歩道のない旧道のため散策にはあまり適していません。

そこで今回は、下高向バス停から南方向に続いている細い裏道を歩いてみることにしました。

車もほとんど通らない裏道なので、歩きやすいです。

また高向エリアに入ると急に視界が開けてくるのがわかって散策には最適ですね。

下高向の古い集落を歩いていきます。

まっすぐ歩くとやがて三差路にでます。三叉路を右手に進むと中高向バス停方面に行け、左側に行くと石川に架かる橋の前に出ます。

今回は裏道を歩こうということで左に曲がると、石川に架かる橋が見えます。

橋の上から石川を眺めます。

橋を渡った道を直線に行けば南花台方向に向かうので、右手に曲がります。

画像の道をまっすぐに歩けばくろまろの郷の前近くまでいけます。ちなみに何度も歩いている道ですね。

以前紹介したことのある丸石神のあたりのようです。隣には地蔵が安置されているところ。

丸石神から更に歩くと、ふるさと歴史学習館の前に出てきます。

ふるさと歴史学習館の建物が見えてきました。6月まで開催中の特別展「雛と幟」を開催中です。

ふるさと歴史学習館の前を過ぎると、花の文化園の入口の前まで来ました。後はもう一度石川を渡ればくろまろの郷に到着します。

ここまでの行程をおさらいしましょう。バス道は車の通行量がどうしても多いので、散策をする際には少し大回りにはなりますが裏道を歩いたほうが安心です。

くろまろの郷に到着すると大掛かりな工事を行っていました。

駐車場の屋根を作るための工事なのだそうで、4月26日まで行われるとのこと。ただし、くろまろの郷ビジターセンターは通常通り営業していました。

ただ、くろまろの郷のトイレは使用不可です。JAあすかてくるでのトイレがあるのでそちらを利用しました。

余談ですが、3月31日までビュッフェレストラン奥河内、むささびパン工房+Cafe、奥河内くろまろの郷ビジターセンター、木根館(河内長野市立林業総合センター)のレシート1000円を提示すれば花の文化園のレストランとカフェのドリンクが1杯無料になります。

野作町交差点からくろまろの郷までの裏道

住所:大阪府河内長野市野作町、高向

アクセス:南海・近鉄河内長野駅からバス 野作バス停下車徒歩3分

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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