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【河内長野市】お洒落すぎる自家焙煎珈琲店!松ヶ丘のCoffee Labo GREEN ROSSE

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

例えばパソコンなどで文章を打つようなことを続けていると、疲れてくるのでほっと一息つきたくなりますが、私がその時飲みたいのはやっぱりコーヒーです。

ここだけの話ですが、私が河内長野に引っ越す前、半年ほどカフェでハンドドリップのコーヒーを入れていたことがあり、そんなこともあって私はコーヒーが大好きです。そんなコーヒー好きにとってたまらない店が松ヶ丘中町にありました。

Coffee Labo GREEN ROSSEさんとの出会いは意外な場所でした。それは観心寺でのイベントで出店されていたのです。

このときにコーヒーを頂きましたが、香りが良く、さらに味に深みがあってとても美味しかったので、場所を伺ったら松ケ丘とのこと。

というわけで、後日松ケ丘のお店に訪問させていただきました。場所は現在の西高野街道と言うべき国道310号線沿いにあります。となりに典礼会館があるので、それを目印にするとわかりやすいですね。

デザインにもこだわりがあります。おしゃれな雰囲気ですね。COFFEE LABOとあります。LABOとは実験室や研究室の意味があるので、美味しいコーヒーを提供するために常に研究を行なっているという意味もありそうです。

店に入ると、思わず声をあげたくなるようなコーヒー空間が広がっています。輸入したコーヒー豆袋もいいですね。

そして、こちらに並んでいるのはコーヒーの一覧です。

このようにコーヒー豆の特徴がわかりやすく説明がついています。好みのコーヒーを選ぶのにとても便利ですね。コーヒー豆は150g単位で販売しています。

コーヒー通も唸る、Coffee Labo GREEN ROSSEでお店を切り盛りしている南真穂さんは、SCAJコーヒーマイスターの資格を持っておられます。

そして自家焙煎コーヒーのお店なので、店内には豆の焙煎機がありました。

ご主人の南篤志さんは、J.C.Q.A.認定コーヒーインストラクター1級の資格をお持ちとのこと。ご夫婦そろってコーヒーのプロフェッショナルの方だったんです。

こちらは焙煎の機械です。南篤志さんは「自分は裏方の職人なので」と、写真撮影は、南真穂さん(以下、南さん)だけとなりました。コーヒー職人が焙煎するコーヒー、美味しいのは当然ですね。

少し拝見させていただきました。公式ページによれば「どなたが飲んでも美味しく」をコンセプトにた自家焙煎珈琲を目指しているそうで、同じコーヒー豆でもロースターが変わると味わいが全然違うそうです。

もちろん、コーヒーだけでなくコーヒーをおいしく飲むのに必要な備品類も販売しています。

それもよく見るとどれもこだわりの見た目もおしゃれな道具ばかり。コーヒーにこだわろうとすると道具はとても大切ですから、備品も購入できるのは良いですね。

店内には、ネコの絵が飾られていて、店のおしゃれな雰囲気がさらにパワーアップしている感じです。

GREEN ROSSEのロゴもおしゃれですね。こんなことを書くと河内長野の人に怒られるかもしれませんが、ロゴや店内のおしゃれさを見ると、河内長野というよりも大阪市内・梅田のグランフロントあたりにありそうな雰囲気です。

プレゼント用のパッケージもデザインセンスがあって素敵です。

店内にはコーヒーの試飲ができるスペースもあります。

さっそくコーヒー豆を購入し、試飲をさせていただきながら南さんにお話を伺いました。

お店ができたのは、昨年の10月とのことでしたが、その前は大阪狭山市の大野台で7年お店を経営していたそうです。南さんは元々奈良県出身ですが、狭山にあったコーヒー店を7年前に引き継いでお店をされていたそうで、昨年河内長野に移転したとのこと。

ここで、コーヒーの紹介の片隅に、ペットボトルを発見。でもこれはわかります。コーヒーにとって水はとても大切なもの。

行者湧水のコーヒー
行者湧水のコーヒー

例えば河内長野の山奥、小深と石見川の間には行者湧水がありますが、カフェの関係者と思われる人がいつも大量の水を汲みに来ています。そして休憩所では湧水で入れたコーヒーが味わえるのですが、ハンドドリップで入れてくれて水が良くておいしいのです。

しかし、南さんによれば、この水は行者湧水ではなく、天川村のごろごろ水とのこと。その理由は南さんは奈良県天川村出身だからです。

天川村の洞川温泉
天川村の洞川温泉

天川村といえば、大峰山女人結界の手前にある洞川温泉や天河大辨財天社など、パワースポットが集まる場所という印象がありますが、それに加えて自然が豊かで鍾乳洞もあるなど、水もきれいな場所です。

天川村龍泉寺の火渡りの儀式
天川村龍泉寺の火渡りの儀式

そういえば天川村と、河内長野を中心とした南河内・奥河内の山側を見比べると共通点がいくつかありますね。山に囲まれて自然が多いのと綺麗な水がある、それから温泉があるのもそうです。

お土産に買ったごろごろ水で作った豆腐
お土産に買ったごろごろ水で作った豆腐

ちなみにごろころ水の名の由来は、役小角(行者)が、水を飲んだ時に洞窟の奥から小石が転がるような音が反響してゴロゴロと聞こえたことからつけられたそうで、水質はナチュラルな炭酸カルシウム型、全国の湧水の中でも九番目に高地のため水温も10.4度と冷たい湧水なのだそうです。

流谷にある流谷金剛童子 如来寿量品(第十六経塚)
流谷にある流谷金剛童子 如来寿量品(第十六経塚)

そして、どちらも役小角が開いたという大峰修験と葛城修験も共通点のような気がしました。そういえば、観心寺も元はと言えば役小角が開創した雲心寺がその前身とされているので、余計に感じますね。

考えすぎかもしれませんが、天川村出身の南さんが、狭山からより山に近い河内長野に移転してきた理由もそんな共通点の関係が密かにあるのかななどと想像しつつ、ペットボトルに入ったごろごろ水も購入しました。

短時間ですが素敵なひと時が過ごせました。帰ってさっそく、豆を砕いてハンドドリップで味わってみましたが、やっぱりおいしいです。余りにもおいしいのでコーヒーがあっという間になくなってしまうのが惜しいくらでした。

というわけで松ケ丘中町のCoffee Labo GREEN ROSSEにお邪魔しました。デザインセンスの素敵な店内と、コーヒーのプロフェッショナル夫婦が提供する本格コーヒーの数々、コーヒーが好きな方はぜひ訪問してみましょう。

Coffee Labo GREEN ROSSE(外部リンク)

住所:大阪府河内長野市松ケ丘中町1437-1

営業時間:10:00〜16:00

定休日:水、日曜日

アクセス:南海滝谷駅から徒歩7分

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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