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【河内長野市】申込受付終了が迫る!6月末で利用停止の赤峰市民広場の野外ステージは音響が良いと評判です

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

赤峰市民広場は寺ヶ池公園から続く小山田丘陵のところに続いている赤峰台地のところにあって、バス路線があり、赤峰トンネルを抜けると上原町のいろんなチェーン店が並んでいるエリアとつながっています。

2021年5月撮影
2021年5月撮影

私が河内長野に引っ越しした2021年はちょうどコロナ禍の最中で、赤峰市民広場に初めて行った時もひっそりとしていました。その中で最も気になったのが野外ステージでした。

2021年5月撮影
2021年5月撮影

古代ギリシャやローマにありそうな雰囲気のする野外ステージは、コロナ禍が落ち着いたら、市や民間の団体が主催するいろんなイベントが行われる場だと思っていました。

しかし、赤峰市民広場は産業用地に転用することになり、今年の6月末で使用が終わること昨年行われた説明会で正式に知りました。

その噂は少し前から知っていたので、以前赤峰キャンプ場で利用したことがありました。夜にカブトムシを探しに来るファミリーや早朝から散歩する人が多くいたことを今でも覚えています。

説明会では近隣の住民の多くが反対という状況で、ピリピリした空気が流れていましたが、このときにとても気になる質問がありました。それは野外ステージがとても音響効果が素晴らしく、京都の人からも評判が良いということです。

無くなるまでに野外ステージで行なわれているイベントでその音響効果をぜひ体験しておきたいと思った私は、野外ステージを使ったイベントがないかと思っていると見つけました。

この前の日曜日、3月10日に行われたフォークジャンボリー・イン・赤峰というイベントがあることを知ったので、赤峰市民広場に行ってきました。

赤峰市民広場の案内図です。駐車場が充実しているところで、公共交通でも福祉センターあかみねバス停のすぐ近くなので行きやすいですね。

赤峰市民広場と言えば、こちらの古代神殿のようにも見える宇宙(COSMOS)天と地と太陽ですね。やがてこの場所も産業用地として取り壊しになるようですが、どこか移転させてほしい気がします。数日後にある春分の日に行くと光の針が指し示められるそうです。

さて今回の目的は、野外ステージです。場所はグラウンドの西側にあります。

野外ステージに近づくと既に音楽が聞こえてきました。自然の地形を上手く利用して作られているのが素晴らしいですね。

するとステージでは演奏会が行われていました。見た目はまばらのように見えますが、実は最大で1000人収容できるステージなので、実際には多くの人の姿がありました。

私が来たときにはちょうど15時頃だったので、中川五郎(外部リンク)さんの演奏の時間です。

ステージでも述べていましたが、中川さんは1960年代から活躍しているフォークシンガーで半世紀以上も歌を歌いづけている方とのこと。なんと今年75歳を迎えるそうです。声が大きくとてもそんな年齢とは思えませんでした。

いちばん上段付近で見ていましたが、正面には募金箱が見えます。

また販売コーナーもあるようですね。

横を見ると、後の柱が印象的です。イスの部分ではがれているところも目立っていますが、もうすぐ閉鎖なので修繕などは行われないのでしょう。

反対側です。この日は天気が良く、青空が広がっていますね。野外ステージの場合は天候が大きく左右されるので本当に良かったです。

途中から盛り上がったのか、立ち上がって前で手拍子をする人の姿も見えます。

エンディングになるとそれまで出演していたミュージシャンもステージに上がって大いににぎわっていました。確かに赤峰市民広場の野外ステージは良い音を出しているなと思いました。

改めて野外ステージを見ると、河内長野市内・市外の人関係なく利用可能な施設で、一部利用制限のある箇所があるそうですが、驚いた事に、定員が1000人(外部リンク)収容できるのです。実はすごく多くの人が見学できるように設計されていたのですね。

ちなみに1000人の収容規模は、河内長野市内ではラブリーホールの大ホール(1300名)の次に多い収容人数です。他のホールの収容人数を見るとラブリーホールの小ホール(464名)、キックスのイベントホール(280名)、三日市市民ホール(約200名)上堂本店醤油蔵(40名程度)です。

近隣自治体でも大阪狭山市のSAYAKAホールの(1208名)には及ばないものの、富田林市のすばるホールの(806名)や太子町の万葉ホール(500名)河南町のぷくアリーナ(400名)千早赤阪村のくすのきホール(302名)よりも多くの人が収容できる計算になります。

料金を見ると野外ステージが午前中だけなら2,000円、21時までの終日7,600円とあり、ステージの控室も午前中なら900円、全日なら3,450円と他のホールと比べても安く借りられます。ただ欠点としては野外なので天候や気温に左右されるというリスクはあります。

2021年5月撮影
2021年5月撮影

リーズナブルで多くの人が収容でき、かつ音響効果が確かに良い野外ステージです。6月末で利用停止なのであと3か月ほどの期間ですが、申し込めるのが3ヶ月前の月末(従業員50人以上市内事業所の場合)までなので、3月末で終了です。

市内の50人以上の事業者以外の一般の方についてはいつまでか明記されていないので、河内長野市立市民総合体育館:0721-65-0121に問い合わせてください。 ミュージシャンや劇団の関係者などで興味のある方は、検討して申し込んでみてはいかがでしょう。

赤峰市民広場野外ステージ(外部リンク)

住所:大阪府河内長野市小山田町379-1
問い合わせ先:0721-65-0121(市立市民総合体育館)
休館日:月曜日
アクセス:南海・近鉄河内長野駅、南海千代田駅からバス 福祉センターあかみねバス停から徒歩5分

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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