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【河内長野市】大和五條まで続いている旧大沢街道を、観心寺から川上神社まで歩き音声ガイドを聞きました

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野にある古い街道うち、高野街道や天野山金剛寺に続いている天野街道は有名ですが、もうひとつ大沢街道を忘れてはいけません。大沢街道についておさらいすると、河内長野駅前(長野)から五條方面に続く街道で、主に国道310号線沿いの街道です。

厳密には石見川からトンネルのある国道を離れ、林道を登って大沢峠(行者杉)を経由し、五條方面に続いていたようです。また和泉から天野山・西代(にしんだい)を通って長野と続いている河泉街道の一部という考え方もあるようです。

河内長野市の観光地図(外部リンク)を見ると、観心寺から石見川のあたりまでを大沢街道として紹介しています。

その地図の大沢街道コースを見ると、2番目の南大門橋から5番の川上神社にかけて国道から離れたところに道があることを知りました。大沢街道=国道ではなかったんですね。

なぜこんな話になったのかといえば、一昨年の8月に京都国立博物館で観心寺と天野山金剛寺の特別展が行われた一環で、中世に出逢えるまちデジタルスタンプラリーというのが行われ、その時に日本遺産・河内長野の観光用アプリを使ったことがきっかけです。

当初はデジタルスタンプラリーでもう役目が終わったと思ったのですが、市の担当者から、アプリには音声ガイドがあって観光スポットの説明が聞けるという話を伺いました。上はスマホの画面ですが、左上のアプリに「中世へGO!」と書いてあるアプリが河内長野の観光アプリです。

久しぶりにアプリを開けるとインバウンドに対応した言語設定があります
久しぶりにアプリを開けるとインバウンドに対応した言語設定があります

音声ガイドは現地に行くと、その場所の音声ガイドが聞けるというもの。美術館などに行くと有料で音声ガイドの貸し出しなどがありますが、その屋外版がスマホアプリを使って聞けるわけですね。

音声ガイドは、いちばん上の「いざ、中世の街並みへ!」を選びます。

4つのエリアから選べるようになっていますね。今回は大沢街道エリアを選んでみました。

音声ガイドがあるのは大沢街道周辺エリアの場合、観心寺と川上神社・鳩原弥勒(みろく)堂と延命寺です。

檜尾山観心寺の前に来ると、アプリからはこのように音声ガイドが選べます。

さっそく観心寺の前で、実際に音声ガイドを聞いて見ることにしました。

ちなみに一番上の観心寺の音声ガイドを実際に視聴したものを動画に撮りました。本当はもっとスマートなやり方があるのかもしれませんが、アプリの音声ガイドを別のスマホで動画撮影しているので、画像は不思議な映り方をしています。

アプリには観心寺全体の他、観心寺の境内にある複数の拠点で音声ガイドがあります。上の画像は観心寺中院です。

観心寺建掛堂(たてのかけどう)です。

観心寺星塚の音声ガイドもあります。

観心寺恩賜講堂(おんしこうどう)です。

観心寺金堂です。今日17日と明日18日は、金堂内にある本尊・如意輪観音の御開帳ですね。御開帳の本尊の拝観のついでに境内の各地の音声ガイドを聞いて見るのはいかがでしょう。

ここからが本番です。観心寺から旧大沢街道を川上神社方面に歩いてみましょう。

観心寺からしばらくは国道沿いに歩きますが、ピンクの橋が見えるほうに向かいます。

ピンクの橋の名前は南大門橋です。中世の頃は観心寺の境内がこのあたりまであったそうなので、その時の名残のような橋です。

南大門橋を渡り、石見川の対岸に出て来ます。

橋を渡って、そのまままっすぐに歩きます。

ここで道がふた手に分かれていますが、右の道は延命寺にいく道です。延命寺への道は以前紹介したことがあります。旧大沢街道はまっすぐに歩きます。

旧大沢街道は自転車と歩行者専用道なので原則自動車は入れません。

しかし、実際にはわだち(轍)があります。途中畑や建物がある場所があり、そこに関わっている人が例外的に車を使っているようです。とはいえ基本的には車の走らない道なので、ウォーキングには最適です。

最初だけ少し急な登りが続きましたが、ある程度行くと比較的なだらかな道が続いていました。

左手に、清流の石見川を見ながら前進します。歩いた日は気温が高めでしたが、森の中に入ると少しひんやり感じるような道です。

石見川が間近に見えます。

しばらくは木に囲まれた道でしたが

突然開けたところに出てきました。

石見川をはさんだ対岸に国道が見えます。

途中で湧水が出ているところがあります。

旧大沢街道の道は1本道なので迷うことはありません。

やがて高架が見えます。あの道は南河内グリーンロードで、国道310号線から別れ、鳩原の中心部付近を経由して南海千早口駅方向に続いている道です。

石見川とともに高架をくぐります。

鳩の原バス停近くと思われるところに小さな橋が架かっていました。

国道側を見ると、鳩原を紹介している緑の看板が見えます。

よく見ると鳥居が見えます。あれが川上神社です。

旧大沢街道の道は引き続き続いています。

ここで旧大沢街道から分岐した道があり、川上神社に向かって小さな道があります。地元の人が使う道のようですが、実はとても歩きづらい急な坂になっています。

今回私は赤い矢印の道を歩きましたが、この道は少し急で道場が悪いので、慣れない人は点線のような迂回路を使いましょう。

急な坂を下りて石見川のすぐ近くまで降りてきました。

欄干のないコンクリートの橋を渡ります。

橋から見る石見川の清流です。

橋を渡り登って行くと国道方面に行けます。

まっすぐ行けば国道があり、そのまま歩けば川上神社に行けます。

川上神社の入口が見えてきました。

今回歩いた旧大沢街道を地図で見るとこんな感じです。

改めて川上神社を見てみましょう。

河内長野観光アプリによる川上神社の音声ガイドはこちらです。

秋には稚児相撲も行われる川上神社については、以前紹介したことがあるのでもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

ちなみにこちらがいちばん上にある川上神社の本殿です。

現在は集会所になっていますが、川上神社境内にある檜尾山弥勒寺です。かつて観心寺の創建に深くかかわった眞紹律師(しんしょうりっし)が、観心寺の住職を弟子に譲ってから奥の院だったこの場所で隠居生活を送った場所とのこと。

延命地蔵尊と芥川地蔵尊があります。

川上神社のバス停前には無人の野菜直売所があるので、こちらを利用しても良いですね。

というわけで、河内長野観光のアプリ「中世でGo!」の音声ガイドを活用しながら、旧大沢街道を歩いて、観心寺と川上神社を回ってみました。このほかにも天野山金剛寺や延命寺、高野街道があります。

天野山金剛寺でも観心寺御開帳と同じタイミングで国宝三尊の特別公開があり、21日には正御影供があります。延命寺でも5月5日に、降誕会の青葉祭があります。河内長野の観光を紹介したアプリは無料なので、これらの場所を巡る際に視聴してみてはいかがでしょう。

川上神社

住所:大阪府河内長野市鳩原788

アクセス:南海・近鉄河内長野駅からバス川上神社前バス停下車徒歩3分

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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