【川崎市中原区】河津桜を見に多摩川へ、今年は寒暖差で満開が遅れぎみ/武蔵小杉
等々力緑地にほど近い多摩川の土手のところに、様々な種類の桜が植えられているところがあります。その中で1番最初に咲くのが河津桜です。多摩川の河津桜もいよいよ満開に近くなってきました。
場所は、等々力緑地からまっすぐ多摩川方面に抜けていったところです。桜の木が並ぶ中で、河津桜は川から土手を見て1番右。今なら土手沿いに歩いて行けば、遠くから見てもピンク色の河津桜がすぐわかります。河津桜の向こうに、武蔵小杉の高層ビル群が見えています。
河津桜は、2月頃に咲き始める早咲きの桜で、ソメイヨシノに比べて、ずっと濃いピンクで、遠くから見ても華やかです。花びらは一重で、重なり合ったところが、より濃いピンクできれいですね。ソメイヨシノと違い、河津桜は葉も出てきます。
河津桜は、1955年に静岡県賀茂郡河津町で発見された品種です。その河津町には川沿いに河津桜が、何キロにも渡って川の両岸に並んでいます。河津町の河津桜まつりは、寒暖差が大きいせいで、満開になるのが遅れているそうで、今年は期間延長と発表がありました。満開近く咲いている木もあれば、まだあまり咲いていない木もあり、満開になるのが遅れているそうです。
多摩川の河津桜も同じ状況です。例年ですと、川側から見ると一斉にピンク色の木になっているんですが、今年は咲いている木とそうでもない木がありまばらです。
来週は春の陽気という予報が出ているので、おそらく満開になります。まばらな分、長く楽しめそうでもありますね。
多摩川(中原区)の河津桜の場所
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JR南武線・東急東横線 武蔵小杉駅から
バス市営等々力グランド前下車徒歩7分