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【川崎市中原区】3/24は中原桃まつりも! 11種類の桃の花が見頃の二ヶ領用水を花散歩

オリテアガル一般社団法人まめっつ理事・ウォーキング担当(川崎市)

中原区内の二ヶ領用水では、この時期は花桃がきれいに咲いています。「中原区内の」というのには理由があって、二ヶ領用水を武蔵小杉から歩いていくと、高津区に入ったところで花桃の木がなくなるためです。モモは中原区の木として制定されていて、中原区の広報によれば

「むかし中原は桃の里」であったことを後世に伝えたいとの願いをこめて地元の皆さんが11種類の花桃の木を植樹し育てています。

とのことです。二ヶ領用水沿いを歩くと、さまざまなモモの花が目を楽しませてくれます。

モモの花

モモの花と聞いて、まっさきに思い浮かべるのは、このモモ色のふっくらしたつぼみではないでしょうか?

おひなさまの両脇に飾るのはこれですよね。もちろん、このモモの花のつぼみも二ヶ領用水沿いで見られます。

矢口

二ヶ領用水沿いのモモの木には名前がかけられているので、何の種類かがわかります。こちらは「矢口」。

新矢口

新矢口という種類もありました。矢口より華やかに見えます。

寒白

矢口と共に二ヶ領用水沿いでよく見かけます。いわゆるモモ色の花が矢口であることが多く、白い花の場合は寒白であることが多いです。

照手寒白

寒白はよく見かけます。その中で寒白に似ているけれど、やや花が大きい木があり、それが照手寒白です。

モモ以外の木もだんだんと咲いてきています。

しだれ桜

びっくりしたのがしだれ桜です。つぼみにすでに花の色が見えています。しだれ桜は例年なら、桜(ソメイヨシノ)が満開になってから咲いていました。今年は早いですね。

寒緋桜

寒緋桜は満開となっています。釣鐘状の花が下向きに咲く、めずらしい桜の木です。色が濃いめのピンクで下向きに咲いているので、すぐに見つかります。

こちらは寒桜でしょうか?

名札がなかったので種類がわかりませんでした。近くにある河津桜よりは色が薄く、まだつぼみのソメイヨシノより早く咲く種類の桜です。

この時期はメジロもよく見かけます。桜の花が咲くとやってくるメジロですが、その他の季節では二ヶ領用水沿いで見かけません。夏や秋はどこにいるのでしょうか?

歩いていたら「中原 桃まつり」の案内が橋に貼り出されていました。3月24日に中神地公園で開催とあります。

さて、記事の最初の方で11種類のモモの木が植えられているとありますが、源平桃のようにまだ咲いていない木もありました。この後、それらが咲いて、桜も咲いてくるので、二ヶ領用水が一年で一番はなやぐ季節になります。

今回歩いたコースはこちら!

武蔵小杉駅から家内橋まで
道順を見る
徒歩約32分 2.3km
約3285歩(歩幅70cm換算)

一般社団法人まめっつ理事・ウォーキング担当(川崎市)

「川崎中原ウォーキング」すべて歩いて行ったところをご紹介します。普段は会社員として働く傍ら、がん患者・がん経験者のための運動をエビデンスを元に推進する活動をしていて、ウォーキングなどの有酸素運動や筋トレを指導しています。続けるには手軽で楽しいこと! 楽しく出かけられる中原区内の場所や写真スポットをご紹介しますので、ぜひ「歩いて」行ってみてくださいね。

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