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カップヌードル「まみれ」第2弾!「エビまみれ」と「カレー謎肉まみれ」

オサーンカップ麺ライター

「エビ特化型カプヌ」と「謎肉特化型カレー」

「カップヌードル エビまみれ」と「カップヌードル カレー 謎肉まみれ」
「カップヌードル エビまみれ」と「カップヌードル カレー 謎肉まみれ」

今回は、日清食品の「カップヌードル エビまみれ」と「カップヌードル カレー 謎肉まみれ」の2品をレビューします。
先日「カップヌードル」から「カップヌードル 謎肉まみれ」と「カップヌードル シーフードヌードル イカまみれ 」という2品が出ていましたが、今回はその「まみれ」第2弾。

「エビ特化型カプヌ」と「謎肉特化型カレー」
「エビ特化型カプヌ」と「謎肉特化型カレー」

「エビまみれ」は「エビ特化型カプヌ」で「だから謎肉なし!」、「カレー謎肉まみれ」は「謎肉特化型カレー」で「だからポテトなし!」と書かれています。
限られたコストをそれぞれエビと謎肉に割くため、その代償として謎肉とポテトが入っていないと書かれており、そんなお得な話はないんだよとメーカー自ら教えてくれています。

「エビまみれ」と「謎肉まみれカレー」の内容物
「エビまみれ」と「謎肉まみれカレー」の内容物

内容物を見ると、「エビまみれ」は確かにエビだらけで謎肉は入っておらず、「カレー謎肉まみれ」は謎肉がたくさん入っていてもいつものポテトはありません。謎肉もカレーの粉末と色が同化していてあまり目立っていないようにも見えました。

「カップヌードル エビまみれ」

「カップヌードル エビまみれ」
「カップヌードル エビまみれ」

まずは「カップヌードル エビまみれ」。以前の「カップヌードル 謎肉まみれ」ではエビが入っていない代わりに謎肉が通常の4倍入っていましたが、今回は謎肉を代償にエビが2倍入っているとのこと。倍数的には「謎肉まみれ」>シャアザク>「エビまみれ」となっているようです。

「カップヌードル エビまみれ」完成
「カップヌードル エビまみれ」完成

カップヌードルの醤油味のスープにいつもの中細油揚げ麺を合わせ、主役である大量のエビ、その他にたまごやネギなどが入っています。見るからにエビが主役ですね。

スープはいつものカップヌードルと同じく胡椒を効かせた醤油味ですが、いつものカップヌードルなら具として入っている謎肉、エビ、ネギなどの味がスープに溶け出し、複雑な味を形成しています。
先日食べた「謎肉まみれ」では、いつもより謎肉が多いだけでなくエビやネギが入っていませんでした。そのためスープに溶け出す味が謎肉一辺倒になり、悪くいえば単純な味ですが、むしろ雑味のないスッキリした味に感じられました。

今回のスープは「謎肉まみれ」とは逆にエビの風味が強く感じられ、「エビ特化型」スープになっていました。筆者は、謎肉の味がしないのでなにか物足りなさを感じつつも、いつものカップヌードルよりも「謎肉まみれ」よりも、今回の「エビまみれ」のスッキリしたエビ特化スープが好みです。

いつもの2倍のエビ
いつもの2倍のエビ

いつもの2倍の量が入ったエビ。たくさん入っていてリッチですが、「謎肉まみれ」の大量の謎肉に比べると「まみれ」感は今一歩。
「謎肉まみれ」ではエビの代わりに4倍の謎肉を手に入れていたのに対し、今回は謎肉の代わりに2倍のエビしか手にしていません。世は「円安ドル高」ですが、カップヌードルの世界では「謎肉安エビ高」のようです。

「カップヌードル カレー 謎肉まみれ」

「カップヌードル カレー 謎肉まみれ」
「カップヌードル カレー 謎肉まみれ」

続いては「カップヌードル カレー 謎肉まみれ」。「謎肉」が通常の「カップヌードルカレー」の4倍入っており、その代償としてポテトが入っていません。

「カップヌードル カレー 謎肉まみれ」完成
「カップヌードル カレー 謎肉まみれ」完成

とろみのついたカレー味のスープに太めのカップヌードルの麺を合わせ、謎肉とニンジン、ネギがのっています。大量の謎肉が主役として目立っていました。

謎肉がたくさん入っているためか、いつも以上に肉の旨みが分厚く、一方でカレーの味は少し弱めに感じました。肉の旨みで重たくなる分、カレー味を軽くすることでバランスを取っていると見受けられます。また、カルダモンというスパイスが入っていて、これもスープの味を爽やかに軽くしていました。
いつもに比べるととろみが弱めで、ポテトが入っていないことが影響していそうです。

いつもの4倍の謎肉
いつもの4倍の謎肉

具は、通常の4倍入っている謎肉と、謎肉とより細かい挽肉、ニンジン、ネギの組み合わせ。いつもの「カップヌードル カレー」に入っているポテトは入っていません。さすが4倍だけあって、先ほどの「エビまみれ」の2倍のエビよりかなり迫力があります。

ジューシーな謎肉とカレー味スープの相性がすこぶる良く、このおいしい組み合わせをいつもの4倍楽しめる幸せ。謎肉の旨みが溶けてスープがおいしくなりますが、それよりむしろスープと合わせることで謎肉のおいしさが際立つように感じました。

謎肉をおいしく味わうための商品と言っても過言ではなく、謎肉を味わうなら「カップヌードル 謎肉まみれ」よりこちら「カレー謎肉まみれ」をおすすめしたいです。

次は「白謎肉まみれ」?「トマトまみれ」?

「エビまみれ」と「カレー謎肉まみれ」それぞれエビや謎肉に特化することで、具の構成だけでなくスープの味の変化も楽しめる商品でした。
「エビまみれ」のスッキリしたスープの味、「謎肉まみれカレー」の謎肉とスープの相性の良さ、どちらもおすすめです。

ここまで「まみれ」商品が計4つ出ており、「カップヌードル」、「シーフード」、「カレー」が「まみれ」化しています。そうなると次候補として「チリトマト」が匂いますね。
次が「チリトマト」だとすると「白い謎肉まみれ」とか「トマトまみれ」なのでしょうか。まさか「インゲンまみれ」なんてことはないですよね。

カップ麺ライター

カップ麺の新商品を食べてレビューするのがライフワーク。ブログで10年以上、5000食以上のカップ麺新商品をレビューしています。特にペヤングウォッチャーとして、「獄激辛」や「ペタマックス」などペヤングの新商品を追いかけています。実はスープにごはんを入れて食べるのが麺をすするより好きで最も至福の時。

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