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100均の箒とチリトリが床掃除をラクにするのだ

おそうじペコ掃除研究家・掃除ライター

三度の飯より掃除が好き!掃除研究家のおそうじペコです。
今回は床掃除をラクにするアイテムのお話をします。


◆フローリングワイパーは便利だけど・・・

手軽に床掃除ができるフローリングワイパーはとても便利ですが、掃除機とは違いゴミを吸い上げずにシートでからめ取っているため、大きなゴミを取りこぼしてしまうことがあります。固いゴミを無理にシートで取ろうとすると床に傷がついてしまうおそれも。そこで床掃除をラクにするサブアイテムとしておすすめなのが100円ショップの箒とチリトリのセットです。

◆おすすめの使い方はこれ!

フローリングワイパーのドライシートで取り切れないゴミが出たら、雑巾や新しいシートで拭き直すよりも箒とチリトリでサっと掃き集めてしまえば簡単です。箒というと、外回り掃除で使うイメージですが室内専用にセットしておくと色々使えて便利なのです。100円ショップなら箒とチリトリ合わせて200円(税抜)という気軽な値段で揃えることができます。

キッチンの床の掃除に便利

キッチンの床にはホコリ汚れより、乾燥した野菜くずや少し湿ったゴミなどが目立ちます。プレ掃除として箒とチリトリでこうした大き目のゴミを掃き集めることで、ドライシートをかけやすくなります。

軽く湿ってこびりついた食品カスも、穂先を立てエッジをきかせるとはがれます(時間が経過して固くなりすぎた汚れは取れないこともあります)。

乾燥した大き目の食品カスがこんなにありました。
乾燥した大き目の食品カスがこんなにありました。

全体のゴミを掃き集めた後にフローリングワイパーをかければ、残った埃だけを上手に拭き取れるので効率よく床掃除ができます。

フローリングワイパー終点の仕上げ

取り切れない細かい汚れは意外とたくさん!
取り切れない細かい汚れは意外とたくさん!

フローリングワイパーをかけ終わった地点には、シートから落ちた大き目の塵やホコリが集まっています。こうした取りこぼし汚れも箒とチリトリで掃き集めて仕上げれば、綺麗な仕上がりになります。

スキマ掃除もお得意

モップのヘッドが入らない家具のスキマや、凹凸のある場所なども箒の穂先を使えば柔軟に掃き掃除ができます。

この他にも床に散乱してしまったパンくずや、落として割ってしまったガラスや食器なども室内用の箒とチリトリがあれば慌てずに応急処置で掃き集めることができます。

◆お手入れも収納もラク

汚れはサッと拭くだけ

室内の汚れは酷く汚れることもないためゴミ箱の上でチリトリの汚れを軽く払う、捨てる前のドライシートで拭くなどで簡単に綺麗になります。箒の穂先が汚れてきたら中性洗剤を薄めたぬるま湯を入れたバケツの中でふり洗いをし、よくすすいで陰干しします。

※箒の素材によっては水洗い、洗剤が使えないものもあるので商品使用説明に従ってください。

軽いので収納しやすい

100円ショップの箒とチリトリは軽くてコンパクトなものが多く、持ち運びしやすく収納も場所を取りません。チリトリを箒にセットできるように工夫してあるタイプもあります。

吊るして収納すれば穂先の形がくずれません。
吊るして収納すれば穂先の形がくずれません。

箒は穂先が曲がらないように浮かして吊るすか、逆さまに収納するのがおすすめです。

◆楽しいおうち掃き掃除

箒を出してパパっと掃き集めるテンポのよさと不思議な心地よさは、まさに掃除の楽しさだと思います。メンテナンスも簡単で、使いたい時に気軽に取り出せる箒とチリトリがあれば小掃除のハードルも下がります。100円ショップには色々なタイプがあるので、お気に入りのデザインを見つけておうちで掃き掃除を楽しんでみてはいかがでしょうか!

掃除研究家・掃除ライター

資格等「ハウスキーピングコーディネーター2級」「掃除能力検定士5級」主な著作物「暮らしを楽しむお掃除エッセンス」「魔法の1分そうじ」「お掃除やる気スイッチ」「ゆるく身につく家事のきほん」等。SNS、メディアを通じて掃除に関する情報を発信しています。日々、暮らしに役立つ掃除術について探求中。

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