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女性社員から嫌われていた…知らず知らず上司が踏んでいた地雷とは

太田章代

研修トレーナー

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職場で知らず知らずのうちに『女性社員から嫌われてしまった』という経験はありませんか。

ある私の知人男性は、ふとしたことで女性社員の逆鱗に触れてしまい、しばらく口を聞いてもらえなかったそうです。このような事態が起こると、仕事にも支障をきたしますし、気持ちの面でもダメージを受けてしまいます。

仕事ができる人は、いつでも女性社員が味方になってくれ、仕事がスムーズに進んでいます。円滑な職場づくりには、女性社員からの信頼は不可欠です。

「そうはいっても、女心は難しくて…」とおっしゃる男性の皆様、女性社員の地雷を踏まないためにはコツがありますよ。

そこで、今回は踏んではいけない「女性社員3つの地雷」をご紹介します。

「人によって態度を変えた」という地雷

一つ目の「地雷」は、人によって態度を変えることです。

上の人にはへつらい、下の人には横柄な態度を取る男性上司は、女性社員から嫌われてしまいます。女性社員に「上から目線」は禁物なのです。

「これはこうするもんだろ」「こんなこともわからないのか」などといった言葉遣いは、完全にNGです。相手によって大きく態度を変える人を、周囲の女性社員はしっかりと見ています。

また、女性社員は、「特別扱い」にも敏感です。お気に入りの社員を特別扱いしていると、すぐさま勘づき、嫌悪感を持ちます。たとえば、50代の男性上司が新入社員の女性に優しく接していたりなどすると、「○○課長、△△さんにだけ態度が違うね」などと陰口を叩かれていたことがありました。

人によって態度を変えると、女性社員のモチベーションは下がり、職場環境にも影響します。このような事態を招く上司は、管理職としての役目を果たしていないと言えるでしょう。人間関係の構築のためにも、人によって態度を変えるのはやめましょう。

「平等に褒めなかった」という地雷

二つ目の「地雷」は、女性社員を「平等に褒めていない」ことです。

大まかに言って、女性は「平等性」を求め、男性は「公平性」を求める傾向があります。仕事の成果に関わらず、女性は「他の人と同じくらい褒められたい」と思っています。

男性の上司からしてみれば、ただ「良いことをしたら褒める」ということかもしれません。しかし、人によって褒められる回数が違うと、女性社員は「あの人はよく褒められているのに、私は全然褒められない」と嫉妬心を持ちます。女性は見ていないようで、よく見ているのです。

私自身にも経験があります。前職の部長職時代、部下の女性主任から「○○さんばかりが褒められています。私のことも褒めてください」と面と向かって言われました。このように直接口に出してくれれば、まだわかりやすいのですが、このような例は少数派です。多くの場合は、そっと胸に秘めていると思ってください。

この地雷を回避するにはどうすればいいのでしょうか。

平等にすべての女性社員を同じ数だけ褒めるように、「褒めた回数チェックリスト」を作成して、褒めるごとに埋めていくしかないでしょう。

こう聞いて、「面倒くさい…」「地雷を踏んでもいいや」と思いませんでしたか?

それは間違いです!女性社員に嫌われる方が、さらに面倒くさいのです。管理職としての女性社員との接し方の勉強だと思ってやってみてください。

そして、絶対にやってはいけないことがあります。それは、女性社員に対し、別の女性社員について褒めることです。たとえば、女性社員Aさんに対し、「Bさんはいつも明るくて感じがいいよね」と褒めると、Aさんは「つまり、私はBさんより暗くて感じが悪いということなの?」と受け取る場合があります。男性上司にそんなつもりがなくても、AさんはBさんと比較されたと感じるのです。

女性社員を褒めるのは、大勢がいる前か、もしくは二人きりの時にしましょう。そうしないと、「せっかく褒めたのに地雷を踏んでしまった」となる可能性があります。面倒でも、心遣いの訓練だと思って気をつけてみてくださいね。

「欲しくないアドバイスをした」という地雷

三つ目の「地雷」は、「相手が求めていないのにアドバイスをする」です。

女性は物事を「感覚的」に、男性は「論理的」に捉える傾向があります。同じ状況にあっても、女性は「共感してほしい」と思い、男性は「結論を出したい」と考えます。

ただ話を聞いてほしかった女性に、「こうすればいい」と結論を提示しても、「アドバイスは求めていない」「なぜ気持ちを理解してくれないのか」と不満を抱きます。

たとえば、「○○さんから嫌がらせされているんです」と女性社員が訴えたとします。聞いた男性上司が「そんなこと気にしなくてもいいよ」とアドバイスをしたら、それは相手の気持ちを理解していないと言えるでしょう。ここでの正解は、「嫌がらせされているなんて知らなかった、それはつらかったね」と、ただ心情に寄り添うことなのです。

こんなケースもあります。女性社員が「実は腰が痛くて…」と悩みを打ち明けたとします。ここで「それなら○○整骨院が近いよ、行ってきたら?」と言ってしまったらNGです。女性社員は、別に接骨院を紹介してほしいわけではなく、「それは大変ですね、大丈夫ですか」と共感してほしいのです。

まとめ

一般的に女性社員は、男性社員よりも承認欲求が強く、「自分を認めてほしい」と思っています。そして、自分よりも誰かが評価されていると感じると、強い嫉妬心を抱く傾向にあります。

誰に対しても分け隔てなく、平等に接することが、女性社員と信頼関係を築く上では大切です。

アイキャリア株式会社

研修トレーナー太田 章代

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太田章代の『ビジネスコミュニケーション術』

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