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【島豆腐を家でつくる裏ワザ】木綿豆腐でもゴーヤチャンプルが格段においしくなる

お天気ママ気象予報士&食養生アドバイザー&料理研究家

こんにちは。気象予報士&食養生アドバイザーのお天気ママです。きょうはゴーヤチャンプルを作る時に役立つ、木綿豆腐を島豆腐風にする裏ワザを紹介します。ゴーヤチャンプルで炒めても崩れにくく、美味しく食べられますよ。ぜひお試しくださいね。

島豆腐と木綿豆腐のちがい

まず島豆腐とは、沖縄地方で作られている豆腐です。一般的な豆腐との違いは、製法と硬さです。島豆腐は、豆乳を絞った後に加熱することや海水を使っているので、風味が強くほんのり塩味がついています。さらに、硬く調整されているので炒め物にしても崩れにくいなどの特徴があります。
食品成分表で見てみると、島豆腐のほうが水分量が少なく、ナトリウムの量が多くなっています。

さらに違うのが値段です。沖縄以外では島豆腐を扱っている店は少なく、先日いった東京銀座の沖縄物産展では、378円/300gで、スーパーの木綿豆腐の4倍でした。

とはいえ、木綿豆腐でゴーヤチャンプルを作ると、豆腐が崩れたり、水っぽくなったりしてしまうんですよね。でも大丈夫。木綿豆腐を島豆腐風にする裏ワザありますよ。

裏ワザは「塩とレンジ加熱」

裏ワザは、「塩とレンジ加熱」です。軽く塩をふって電子レンジで温めてしばらく置いておくと、豆腐の重みで、水分が自然と抜けていきます。
うっすらと塩気がつき硬くなるので、炒めても崩れにくく、美味しく食べられますよ。味も食感もまるで島豆腐です。

また事前に温めておくことで、炒め時間を短縮でき、ゴーヤと同じタイミングでフライパンに入れられるのもいい点です。手間が省けて、ゴーヤが水っぽくなるのを防げますよ。

裏技のポイント

・塩は300gで1つまみ程度
・温め時間は300gで2分(600w)
・切ってから温めると表面積が増えてより早く水分が抜ける
・加熱後に長く放置するほど多く水分が抜ける(1時間で20%くらい)
・麻婆豆腐や豆腐ステーキにも応用できる

かんたんゴーヤチャンプル

今回は、島豆腐の裏ワザを使った簡単ゴーヤチャンプルのレシピを紹介します。味付けは白だしだけなので、とっても簡単で美味しくできますよ。ぜひお試しくださいね。

■2人分
ゴーヤ=大1/2本
木綿豆腐=2/3丁
豚こま肉=100g
卵=2個
ごま油=大さじ2/3
白だし=大さじ2
削り節=お好みで

①-木綿豆腐は食べやすい幅で1cm厚に切って、耐熱容器に入れ塩(1つまみ)をふりかけ、レンジで1分30秒加熱する。しばらく置くと水分が出てくるので水分は捨てる。(600w)
②-ゴーヤはワタと種を取り除いて、5mm幅に切って、塩(1つまみ)をまぶす。
③-豚肉は食べやすいサイズに切る。卵は溶いて混ぜる。
④-フライパンを温めてごま油をひいたら、豚肉を入れて、軽く塩こしょうをして表面の色が変わるくらいまで炒める。
⑤-フライパンに、ゴーヤと木綿豆腐を入れて、強火で炒める。
⑥-白だしを入れて軽く混ぜたら、卵を加えて固まるまで炒める。
⑦-皿に盛り、削り節をのせる。

まとめ

今回は、スーパーで買ってきた木綿豆腐を島豆腐にする裏技を紹介しました。
この裏技は、ゴーヤチャンプルや豆腐ステーキで大活躍ですよ。ぜひ島豆腐風の料理を食べて、元気に夏を乗り切ってくださいね。

気象予報士&食養生アドバイザー&料理研究家

気象予報士/薬膳料理家/健康気象アドバイザー/2児の母 気象キャスターと薬膳の知識を活かして、季節の食養生のレシピを提案。 ・季節の食養生 ・体にいい料理 ・簡単&時短&裏ワザレシピを公開中

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