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【いくら×味噌】意外だけどおいしい組み合わせ!レシピとほぐす裏ワザ

お天気ママ気象予報士&食養生アドバイザー&料理研究家

秋だけのお楽しみの生の筋子が店頭に並んでいます。自分好みに漬けたいくら漬けは、とっても美味しいですよね。いくらと言えば、醤油漬けが定番ですが、味噌で漬けても美味しいのはご存じですか?味噌の風味といくらの濃厚な旨味が合うので、白米との相性は最高です。

でも、味噌漬けは市販ではなかなか手に入らないので、食べるためには自分で作るしか手立てがありません。そこで今回は、いくらのみそ漬けのレシピとほぐす裏ワザを紹介します。

味噌に置き換えるだけ

味噌漬けを作るときは、ふだんの醤油を味噌に置き換えるだけで大丈夫です。私の場合は、いくら200gに対して、醤油漬けでは醤油を大さじ2杯入れているので、これを味噌に置き換えています。
でも味噌味とはいえ、醤油の風味も少しほしいので、味噌は大さじ1と1/2で、醤油は大さじ1/2、つまり3:1の割合になるように配合しています。割合はお好みで大丈夫ですが、置き換えるだけなので、ふだん醤油漬けを作っている方なら簡単に作れますよ。

バトミントンのラケットでザクザク取れる

生の筋子は卵巣膜につつまれているので、ほぐすのが大変で、結構時間がかかってしまいます。せっかくほぐしても粒がつぶれて量が減ったり、切れた膜を集めて取り除いたりするのは、慣れていてもだいぶ手間と時間がかかります。

でも、バトミントンのラケットを使うと、網に引っかかって下に落ちるので、ザックザックとほぐれるので、1腹では1分もあれば、簡単にほぐすことができますよ。さらに、卵巣膜もきれいな状態で取れるので、後で集めて取り去る必要もないのでとっても便利です。
ちなみに、このラケットは100円均一で買ってきて、食品専用として使っているラケットです。100円で相当な時間と手間を短縮できるので、ぜひ試してみてくださいね。

レシピ

材料

■いくら丼で4~6杯分
生すじこ=200g
みそ=大さじ1と1/2
A.しょうゆ=大さじ1/2
A.みりん=大さじ1と1/2
A.日本酒=大さじ1と1/2

手順

①-耐熱容器に、【A】を入れてレンジで1分加熱し、しばらく常温に置いて冷ます。
味噌は風味を残すために、ここでは加熱せずに、④で入れます。

②-生すじこをほぐす。
バトミントンのラケットを使うと、1分もあればほぐすことができます。

③-「ボールに、いくらと水(いくらがかぶるくらい)、塩(小さじ1)を入れて軽く混ぜ、ザルにあける」を2~3回くらい、水がきれいになるまで繰り返す。

④-清潔な保存容器に、いくらと味噌、【A】を入れ、蓋をする。

⑤-冷蔵庫で1晩つける。いくらが漬け汁を吸って、ぷっくりすれば食べ頃です。

※バトミントンのラケットがない時は、ボールに肉巻き用のネットをかけたり、ホイッパーで集めたりすることもできます。お手持ちの道具で工夫してくださいね。

まとめ

いくらと言えば醤油漬けが定番ですが、みそ漬けもとっても美味しいですよ。手作りのみそ漬けは、生の筋子が手に入る時期だけのお楽しみです。このチャンスに試してみてくださいね。

バトミントンのラケットでほぐす裏ワザは、過去記事や動画でも詳しく説明しています。
⇒ザクザクとれる!筋子をほぐす裏ワザ(yahoo!ニュース)
⇒いくらのみそ漬けのレシピとほぐす裏ワザ(Youtube)

気象予報士&食養生アドバイザー&料理研究家

気象予報士/薬膳料理家/健康気象アドバイザー/2児の母 気象キャスターと薬膳の知識を活かして、季節の食養生のレシピを提案。 ・季節の食養生 ・体にいい料理 ・簡単&時短&裏ワザレシピを公開中

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