【品川】宿泊客以外も入園OK!「グランドプリンスホテル高輪」の日本庭園は桜の名所だった
新幹線が止まる大きな駅があり、ビジネス街というイメージの強い「品川」。
おでかけスポットと言えば、2つの水族館や映画館が思い浮かぶかもしれませんが、桜の季節に品川を訪れるなら、ぜひ足を運びたい場所があります。
それが、グランドプリンスホテル高輪の日本庭園です。
正確には「プリンス さくらタワー東京」「グランドプリンスホテル高輪」「グランドプリンスホテル新高輪」の3つのホテルに囲まれるようにして日本庭園が広がっています。
(この記事ではわかりやすく「グランドプリンスホテル高輪の日本庭園」と書くことにします)
JR他「品川駅」より徒歩5〜7分ほど、都営浅草線「高輪台駅」からは徒歩3〜5分ほど。
3つのホテルに囲まれた日本庭園は約20,000(東京ドーム0.4個分)で、宿泊客でなくても無料で入園することができます。
ちなみに品川にあるプリンスホテルと言えば「品川プリンスホテル」が真っ先に思い浮かぶ方も多いかもしれませんが、「品川プリンスホテル」は「グランドプリンスホテル新高輪」の向かいにあります。
グランドプリンスホテル高輪の日本庭園は桜の名所だった!
まずは日本庭園内に設置されている地図をみてみましょう。桜をはじめ、季節の花々が楽しめることがわかります。
そして地図の一番上に位置する「大宴会場 飛天」に注目!この名前に聞き覚えはありませんか?
そう、「大宴会場 飛天」はフジテレビ系列で毎年12月ごろに放送される『FNS歌謡祭』の会場となっている場所です。番組を見たことがある方ならご存知のとおり、豪華なシャンデリアが飾られている煌びやかな宴会場です。
さて、知っている人は知っているであろう、グランドプリンスホテル高輪の日本庭園は桜の名所として知られています。17種類、約210本の桜が園内を含めたあちらこちらに植えられています。
品種によって咲く時期が異なるので、長い期間桜を楽しめるのも特徴。もっとも見頃を迎える3月下旬〜4月上旬には枝垂れ桜(シダレザクラ)、ソメイヨシノ、ヤマザクラなどの品種を楽しむことができます。
品川とは思えない風情を感じる日本庭園
日本庭園のシンボルとも言えるのが、鐘楼と観音堂、そして山門。2021年にはこの3つが港区指定有形文化財に指定されました。
山門を覆うように咲く桜はとても美しく絵になりますね。
ここが品川ではなく、どこか京都を観光しているような錯覚さえ覚えます。
山門をくぐると鐘楼があります。鐘の名前は「さくら坂の鐘」。毎日、夕方になると10回鐘をつきます(3〜10月は17時、11〜2月は16時)。
昼から夜にうつりかわる時間に鳴りひびく鐘の音色もまた、風流なひとときを演出してくれるのでしょう。
鐘楼のさきには桜に覆われた観音堂。晩秋には紅葉に覆われた観音堂へと装いを変えます。なかには十一面観音踏下像が安置されています。
グランドプリンスホテル高輪の日本庭園への行き方
「プリンス さくらタワー東京」「グランドプリンスホテル高輪」「グランドプリンスホテル新高輪」の3つのホテルから日本庭園に行くことができますが、わかりやすい入り口をご紹介します。
JR「品川駅」の高輪口を出たら「さくら坂」のほうへ向かいましょう。
少し体力を使いますが、さくら坂をえんやこらと登っていくと左手に「プリンス さくらタワー東京」があります。
「プリンス さくらタワー東京」を通り過ぎたすぐ先に門(上の写真)があり、この門から階段をのぼり小路をすすむと日本庭園が広がっています。
この階段から小道のあたりも桜がとても美しいですよ。
【グランドプリンスホテル高輪の日本庭園】
住所:東京都港区高輪3-13-1
電話番号:03-3447-1111(グランドプリンスホテル高輪)
公式サイト(外部リンク)