品川で富士登山ができるって本当!?都内最大の富士塚がある「品川神社」へLet's Go
こんにちは、休日メディア「ホリデーノート」を運営しているotoです。今回は、都内最大の富士塚がある「品川神社」をご紹介します。
品川神社があるのは、京浜急行「新馬場駅」から徒歩3分の場所。品川駅からは歩いて15〜18分ほどです。
大きな道に面して立つ鳥居は「双龍鳥居」になっています。「双龍鳥居」とは、一方に昇り竜、もう一方に降り龍が彫られているもので、東京に数多くある神社のなかでも3つしかないのだそう。
ちなみに、品川神社以外に「双龍鳥居」があるのは、杉並区にある宿鳳山高円寺内の「稲荷神社」と同じく杉並区にある「馬橋稲荷神社」です。
大きな鳥居をくぐると長い石段があり、高台のうえに境内が広がる見晴らしのいい神社。
一粒萬倍の泉があり金運のご利益が有名であるほか、東海七福神のひとつであり、大鳥居前には大黒天像もあります。
そんな品川神社には都内最大と言われる富士塚があります。
比高約15mの「品川富士」に登ってみよう
富士塚とは「ミニチュア富士」とも呼ばれるもので、富士山信仰にもとづいて造られた人工の山。
富士塚をのぼることで、富士山をのぼったのと同じご利益が得られると言われており、都内には数多くの富士塚が存在します。
そんな中でも、品川神社にある富士塚「品川富士」は比高約15m。都内最大と言われています。
毎年7月1日に近い日曜日には「山開き」の神事も行われますが、一年中登ることができます。
一合目から六合目までは登りやすい
それでは早速、品川富士登山をはじめましょう。
上の写真が登山道の入り口です。足の神様とされる「猿田彦神社」があり、旅の安全を祈願できます。
一合目、二合目・・・と標石が設置されています。
五合目から六合目までは平地となっており、ひと休みと言ったところ。本家の富士山も、五合目は休憩するポイントとなっていますよね。
六合目から山頂までは急勾配
六合目からは、いよいよ本格的な富士登山を感じさせるような急勾配に突入!
実際に富士登山をする際も、五合目から登る人が多いと思いますので、よりリアル感がありますね。
足場はよくないので、鎖をつかんで登らないとやや危険です。
九合目の標石が見えてきたら、いよいよ山頂です。
品川富士の山頂は見晴らしがいい
山頂は開けており、京急電車の走行を見ることができます。
登ってきた道を見下ろすと、道幅が狭く慎重に登らないといけないのがわかりますね。
本家・富士山の山頂には、全国にある浅間神社の総本社「浅間大社」の奥宮が鎮座していますが、品川富士の山頂にはとくに参拝するためのお社はありません。
しかし品川富士のふもとに「浅間神社」が鎮座しています。
やはりリアルな富士登山に近いものがありますね。
時間にして10分もかからない品川富士登山ですが、日常生活のなかで、これだけ足場の悪い場所を登ることがないので、非日常な体験でした。
山頂で気持ちのいい風を感じながらひと息ついたあとは、登ってきた道とは反対側にある下山道をつかって下山となります。
そう、ちゃんと下山道もあるのです!
品川で富士登山ができるって本当だった
品川神社にある、都内最大の富士塚「品川富士」はいかがでしたでしょうか?
あっという間に登ることができますが、途中、鎖につかまりながら登るなど、ちょっとしたアクティビティ気分も楽しめます。
品川神社自体が、「新東京百景」も選ばれている美しい神社ですので、ぜひ参拝とあわせて品川富士登山を楽しんみてくださいね。
品川神社
住所:東京都品川区北品川3丁目7-15
電話番号:03-3474-5575
公式サイト(外部リンク)