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じつは都内随一の数!?東京のあじさい電車「京王井の頭線」撮影スポットも解説します

otoホリデーノート運営

こんにちは、休日メディア「ホリデーノート」を運営しているotoです。今回は、東京のあじさい電車「京王井の頭線」をご紹介します。

関東であじさい電車といえば、箱根のあじさい電車です。沿線にはあじさいが咲き誇り、夜にはライトアップされます。

しかし、東京にもあじさい電車があるんです!それが、渋谷と吉祥寺をむすぶ「京王井の頭線」。5両編成の電車には急行と各停があり、急行なら渋谷から吉祥寺まで20分弱です。

京王井の頭線の沿線には24,000株のアジサイが植栽されている

京王井の頭線の沿線に咲くアジサイ
京王井の頭線の沿線に咲くアジサイ

京王井の頭線の沿線には24,000株のアジサイが植栽されており、ひそかな東京随一のアジサイの名所と表現されたりします。

なぜ京王井の頭線の沿線に、これほどのアジサイが植栽されているのか?

それは雨水によって斜面が崩壊するのを防ぐために、1990年から植栽を行っているから。

乗客の目を楽しませるためだけではないんですね。

車内からもアジサイを眺めることはできますが、京王井の頭線は観光列車ではありません(笑)。ゆっくり走るわけではないので、アジサイを眺めるというより、アジサイが早いスピードで過ぎ去っていく感じです。

西永福駅のアジサイ
西永福駅のアジサイ

しかしホームからアジサイを眺められる駅もあり、たとえば西永福駅。

つぎの項目で解説しますが、西永福駅と浜田山駅のあいだにある撮影スポットに行くために駅に降りると、ホームからもアジサイが楽しめました。

京王井の頭線のアジサイ!撮影スポットはココ

京王井の頭線は、ひと駅の区間がそれほど長くないので、駅と駅のあいだを歩くことができます。とは言っても、撮影スポットがわからないと、どの駅で降りればいいかわからず、延々と歩くことになります。

そこで、筆者がおすすめしたい、アジサイと電車のベストショットが撮影できるスポットを2ヶ所ご紹介しようと思います。

もちろん、偶然歩いていると、素敵な撮影スポットに出会える可能性もあります。時間に余裕がある方は、京王井の頭線沿いを散歩しながら、自分だけでのベストフォトスポットを探すのも楽しいですね。

新代田駅〜東松原駅のあいだ(新代田駅寄り)

まず一つ目は、新代田駅〜東松原駅のあいだです。渋谷駅から新代田駅は各停で7分ほど。下北沢駅の次の駅になります。

この辺りには井の頭線をまたぐようにいくつかの橋が架けられており、橋から電車とアジサイの写真を撮影することができます。

上の写真は「羽代橋」から撮影したものです。手前の斜面にはピンク色のアジサイ、奥の斜面には薄紫のアジサイが目立ちます。

車の往来がありますので、くれぐれも気をつけて撮影してくださいね。

新代田駅〜東松原駅のあいだは、京王井の頭線の沿線でも、とくにたわわなアジサイが楽しめる場所だと思いますので、途中下車をして駅から駅のあいだをブラリと散歩するのもオススメです。

西永福駅〜浜田山駅のあいだ(やや西永福駅寄り)

つづいての撮影スポットは、西永福駅〜浜田山駅のあいだです。

西永福駅の南口をでて、線路沿いを浜田山駅の方向に歩いていくと、アジサイ越しに電車が走る写真を撮影できる場所が見つかります(踏切ではありません)。

運よくレインボーカラーの電車がやってきました!

カラフルなアジサイとの相乗効果で、よりインパクトのある写真になりますね。

京王井の頭線でアジサイ散歩を楽しも

下北沢にあるカフェ「適温」にてモーニング
下北沢にあるカフェ「適温」にてモーニング

東京のあじさい電車「京王井の頭線」はいかがでしたでしょうか?

筆者のおすすめは、下北沢でモーニングやランチ、カフェタイムを楽しんだあと、腹ごなしに新代田駅のほうまで歩き、アジサイを撮影したり、アジサイを見ながら散歩をするプランです。

写真を撮影する際は、まわりの迷惑にならないように気をつけたいですね。

素敵な6月の一日となりますように。

ホリデーノート運営

WEBメディア「ホリデーノート」を運営。電子書籍『わたしをご機嫌にする休日』出版(Kindle Unlimitedの会員なら0円で読めます)。Yahoo!ニュースエキスパートでは、旅行メディアの運営経験もいかし、「ここ行ってみたい!」とワクワクするようなスポットをご紹介。

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