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入園無料の日本庭園!70mつづくイチョウ並木が映える杉並区「大田黒公園」は風流な避暑スポット

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こんにちは、休日メディア「ホリデーノート」を運営しているotoです。今回は、杉並区にある「大田黒公園」をご紹介します。

大田黒公園があるのは、JR・東京メトロ丸ノ内線「荻窪駅」から徒歩10分ほどの場所。住宅街にひっそり広がる日本庭園は、近隣住民の憩いの場となっています。

大田黒公園は大田黒元雄氏の屋敷跡に広がる日本庭園

大田黒公園は、大田黒元雄氏の屋敷跡に広がる日本庭園です。昭和56年10月1日に開園しました。

大田黒元雄氏は、フランスやロシアの音楽をいち早く紹介した、日本で草分け的存在の音楽評論家です。86歳で逝去するまで47年間あまり、この地で音楽活動を続けながら過ごしました。

園内にはピンク色が目をひく洋館があります。大田黒氏が仕事場として建てた洋館で、現在は記念館として公開。平成28年11月には国の登録有形文化財に指定されました。

樹齢100年を超えるイチョウ並木が圧巻

正門を入ってすぐ、大田黒公園の名物にもなっているイチョウ並木がお出迎えしてくれます。70mつづく白い御影石に沿って並ぶイチョウの木は27本。樹齢は100年を超えます。

駅前にはショッピングモール「ルミネ」もあり賑やかな荻窪ですが、このイチョウ並木を歩き始めた途端、どこか京都にでも訪れたような錯覚に陥ります。

筆者が訪れたのは暑さを感じる日でしたが、気温も少し下がるような涼しさを感じました。

エサもあげられる!大田黒公園の池には立派な鯉がおよぐ

大田黒公園は池泉回遊式庭園です。池にはあずま屋も設置されており絵になります。

そして池に目をやると、美しい鯉がたくさん泳いでいます。杉並区と自治体交流している新潟県小千谷市から寄贈された錦鯉です。

鯉にはエサをあげることができるので、お子様づれのおでかけにもおすすめです。エサは土日祝は9時と13時に8袋ずつ、平日は9時に7袋。

数量限定なので、鯉にエサをあげたい方は、早めに訪れるのがよさそうです。

柵などないので池に落ちないように注意しましょう。

大田黒公園は青もみじや竹も美しい日本庭園

園内には60本以上のもみじがあり、秋には紅葉の名所としてライトアップも実施する大田黒公園。春から夏にかけては青もみじがとても美しく風流です。

高低差を利用した川も流れています。緩やかに流れる川にも青もみじが生い茂っています。

園内では竹林も見ることができます。竹林を背景に写真を撮影すれば、もはや気分は京都です。

大田黒公園はまるで京都を訪れているような場所だった

杉並区にある日本庭園「大田黒公園」をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

名物のイチョウ並木だけでなく、イチョウ並木を歩いていると目に飛び込んでくる庭門や、青もみじ、竹林。静かに流れる川や、あずま屋のある池、そして立派な錦鯉など、まるで京都を訪れたような気分になり、ちょっとした観光気分が味わえます。

記事では詳しく紹介していませんが、趣のある数寄屋造りの茶室もあります。茶室からは園内を見渡す景色が楽しめるようです。杉並区の予約システムにより予約し、利用できます。

暑い夏には避暑スポットとしてもオススメなので、この夏、ちょっと涼みたいなと思ったら、風流な避暑スポット「大田黒公園」へお出かけしてみてはいかがでしょうか。

大田黒公園
住所:杉並区荻窪3丁目33番12号
電話番号:03-3398-5814
開園時間:9時~17時(入園は16時30分まで)
休園日:12月29日〜1月1日
公式サイト(外部リンク)

ホリデーノート運営

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