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あじさい咲く富士塚を特別公開!文京区・白山神社「文京あじさいまつり」は6月18日まで

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こんにちは、休日メディア「ホリデーノート」を運営しているotoです。今回は、文京区の白山神社で毎年6月に開催される「文京あじさいまつり」をご紹介します。

文京あじさいまつりが始まったのは昭和60年。開催地となる白山神社は小さな神社ですが、隣接する白山公園、そして富士塚を含めて見事にあじさいが咲き誇ります。

文京あじさいまつりのメインイベント!あじさいが咲き誇る富士塚

白山公園の東側に隣接する富士塚「白山富士」は、文京あじさいまつりの期間中のみ特別公開され、登頂することができます。

山全体を埋め尽くすように立体的に咲き誇るあじさいは一見の価値あり!なかなか他では見られない風景です。

筆者は文京あじさいまつりの初日(土曜日)、9時50分ごろに、白山富士の登頂の列に並びました。後ろにもどんどん人は増えていき、列は伸びるばかり。

鳥居のある登山口についたのはちょうど10分後の10時頃でした。平日なら、もう少し列も短いのではないかと思います。

白山富士にのぼる最中も、みなさん、写真を撮る手が止まりません。登頂口の鳥居をくぐっても、前の人たちが写真を撮りながらのぼるのを待ちながら、スローペースでのぼっていきます。

あじさいが咲き誇る富士塚の様子は、外側からも見ることはできますが、富士塚からは見下ろす形であじさいを眺めることができ、また違った景色が楽しめます。

のぼってきた道を振り返ると、あじさいと鳥居のコラボレーションがとても美しいです。

下山道もやはりあじさいが埋め尽くし、撮影する人を待ちながら、ゆっくりとした下山となります。警備の方が、「詰まっていますので早く降りてください」と優しく促します。

白山富士は高さ5mほど。距離にしてあっという間ですが、あじさいの中をのぼっていく体験は、なかなか他ではできない体験です。列に並んででも、一度は登頂することをオススメします。

白山神社や白山公園でもあじさいを楽しめる

富士塚では、たわわに咲き誇るあじさいを堪能できますが、白山神社では境内のあちらこちらで、涼やかに咲くあじさいを楽しむことができます。

手水舎を囲むように、あじさいが咲いていました。竹を模したようなデコレーションがとても風流です。

白山公園には、記念写真を撮影できるチョークアートもありました。係りの方に撮影をお願いすることもできます。

白山神社および、隣接する白山公園には、とても種類豊かにあじさいが咲き誇っています。これは「ウズアジサイ」というあじさいです。花びらの周りが丸まっていて特徴があります。

こちらは線香花火のようなあじさい。似たような形のあじさいもありましたが、それぞれに花びらが平べったかったり立体的だったり、似ていても種類が違うというのがわかり、面白いです。

白山神社の参拝の列も伸びていました。白山神社は東京十社のひとつに数えられており、菊理姫命(くくりひめ)・伊弉諾命(いざなぎのみこと)・伊弉冊命(いざなみのみこと)がお祀りされています。

とくに縁結びのご利益が有名です。

文京あじさいまつりで梅雨の一日を楽しもう

文京あじさいまつり期間中の土日には模擬店も出て、お祭り気分。ステージショーもあり賑やかです。

梅雨の時期はどうしても、どんよりした気分になりがちですが、美しく咲くあじさいを見ると心が晴れやかになるから不思議です。

ぜひ、文京あじさいまつりに出かけて、富士塚に咲き誇るあじさいに感動し、白山神社の境内ではお祭り気分でウキウキする一日をお過ごしください。

文京あじさいまつり
住所:白山神社(東京都文京区白山5-31-26)
期間:2023年6月10日(土)~18日(日)
公式サイト(外部リンク)

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